HSBC香港の口座開設は難しくなかった


英語力に自信がなかったため、HSBC香港の口座開設の際には、サポート会社に依頼をしていた。

その後の口座の活用を考えても、難しい手続きをいちいち自分でしたり、英文や中国語でマニュアルを読んだりするよりは、そこも含めてサポートを受けられる方が時間の短縮につながる。

そういったことを考えると、多少の費用を出してでもプロのサポートを受ける価値はあると感じていた。

これは、HSBC香港の口座開設だけではなく、フィリピンやマレーシアの永住権を取った時にも感じたことだが、第一線で活躍しているサポート業者は、日々刻々と変わる環境変化を敏感に感じ取っている。

例えば、HSBC香港の口座開設が難しくなった時期もあれば、徐々にハードルが下がってきた時期もあり、さらに言えば支店ごとに難易度に随分と差があるのが現実のところ。

しかしながら、香港に住んでいるわけでもなく、普段は金融とも無関係に暮らしている人にとって、そういった情報を逐一調べるのは困難を極める。

こういった事情を踏まえて手続きを最適化するには、やはりプロに丸投げしてしまう方が手っ取り早い。

その分だけ自分の時間が使えるわけだから、ビジネスに打ち込むなり何なりして有効活用すれば1から10まで門外漢の分野に首を突っ込んで四苦八苦するよりも、よほど効率よく合理的な人生を歩むことができる。

私が口座開設をした時には、それほど難しい時期だったわけではなく、HSBC香港の担当者もかなり緩かった。


口座開設の手続き中に席を外すことに

サポート会社との待ち合わせに使っていたホテルのロビーに、うっかりiPhoneを置き忘れてしまったことを手続き中に気付いた。

一度席をはずしてそのホテルに戻ったら、幸いなことにソファーに置いてあったiPhoneをホテルのスタッフが保管しておいてくれて、iPhoneのパスワードロックを解くことで、自分のものであることを証明し、無事に返してもらうことができた。

海外で忘れ物をして、それが返ってくるのはかなりレアな話しだが、そんなアクシデントがあってHSBC香港の支店から一時的に出ていたが、その間にも口座開設の手続きは順調に進んでおり、特に支障が出ることはなかった。

私以外にもう一組の夫婦も一緒に来ていたので、同時進行で進んでいて、私の方だけ遅れていることもなかったので、一時的な退席であれば、それが不問に終わるぐらいに、当時は基準が緩かった。

とはいえ、リスク耐性の質問はしっかりと録音されていたし、その部分の受け答えが英語もしくは中国語でできないといけないという話だった。

ただし、その時もサポート会社の社長が横からなんと答えればいいかを教えてくれて、銀行員もそれについて視界には入っていたが、特に咎めることはなかった。

ここら辺はやはり、かなり緩かったのだと思う。


ハードルは上がったものの・・・

この数年の間に何度か口座開設のハードルが上がり、難しくなった時期もあった。

しかしながら、先日サポート会社の社長と会うことがあったので話していたところ、そういった時期であっても、しっかり事前に面接の準備をして望めば、ほとんどのケースにおいて口座開設は可能だという。

英語も中国語もできない人が飛び込みで行くと難しくても、想定される問答集のようなものを作っているので、それをきっちりとやりこむことによって、口座開設の成功率は高くなり、ほとんど問題なく済んでいるということだった。

わざわざ香港まで行って口座開設が失敗に終わって日本に戻るのは、かなり損失が大きいので、ここら辺については目先のお金よりも大局的に物を見る必要がある。

また、サポート会社といってもピンキリなので、一つの支店がダメだった場合であっても、他の支店の選択肢を持っているかとか、あるいはどのくらいの頻度でサポートをしているかとか、アフターサービスがどうなっているかということも含めて、会社を選ぶ必要がある。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

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