海外居住者(日本非居住者)になって感じる3つのこと




2011年の2月にマレーシアに移住してから、海外居住者になった。あれから約2年が過ぎたことになる。

この間に様々なことがあった。私の場合、企業から派遣されてきた駐在員ではないし、現地で会社を探して就職したわけでもない。あくまで個人で稼ぐスタンスを続けている。

そのため、移住に際しても手続きは自分で行う必要があるし、住む環境を会社が整えてくれるわけでもない。海外居住者になるのに必要なことは、自分で行なってきた。

そんな経験を通じて、海外居住者、言い換えれば日本非居住者になって暮らしてきた2年を振り返ってみようと思う。

言語・文化の壁は意外に低い

私の住んでいるマレーシアでは、公用語はマレー語。英語も片言なら話せる人が多いし、中国語は英語よりも普及している(中国からの移民も多い)。

移住当初の私の英語力は片言。高校時代に英検2級に落ちたことがあるが、当時よりも衰えているだろう。

そして、海外居住者となって2年、今のレベルはと言えば・・・ほとんど変わらない。というのも、英語が大して使えなくても困ることがほとんどないので、勉強する気にならない。

日常生活の中で、どれだけ英語を使うかといえば、レストランで注文する時ぐらい。流暢に話せる必要はなく、メニューを理解出来れば十分。

引越しの時のような特殊な場面を除けば、言葉の壁を意識する機会はとても少ない。



文化の壁だが、マレーシアは多民族国家であることもあり、各宗教の行事が1年を通して行われる。マレー系はイスラム教が基本だし、インド系はヒンドゥー教、そこに中華系も加わるので、年中、何かの行事が行われている。

街のいたるところで、道端で大量の札を燃やしていたり、音楽が流れているのを見ると、何か特別な日なのはわかるし、誰が祝っているかを見ると、どの宗教の行事かも見当はつく。

そして、具体的に何か分からなくても困りはしない(笑)。

知りたければ、ネットで調べれば簡単に情報は出てくる。その意味でも、特に文化の壁らしいものはない。

不自由のない暮らしをしても物価が安いと・・・

東京が世界一物価の高い国にランク付けされるように、日本の物価は高い。これが東南アジアに住むようになると、コストは大きく下がる。

プール付きの3LDKのコンドミニアムに住んで、食事は全部外で、それも安い現地料理のレストランに行くことなく日本料理やイタリアンばかり選んでいても、月に15万円もかからずに暮らせてしまう。

生活を切り詰めてコストを下げているわけではなく、何不自由のない生活をこの金額で送れてしまう。これは一度海外居住者になってしまうと、なかなか抜け出せなくなってしまうところだ。

都内で3LDKの部屋に住み、プール付きの部屋に住むとしたら(年中泳げるためには室内じゃないといけないし)、いくらかかるのだろう?

1ヶ月分の家賃で、マレーシアで同様の条件の部屋を1年以上借りられるのではないだろうか。

税金はどうなるのか?

現地で就労する場合には、その国で税金を納めるのが原則になる。個人で事業を行なっている場合には、居住国でビジネスをするのか、法人を作るのか等によって、事情は大きく異なってくる。

この部分は状況によって大きく話が変わるデリケートな部分なので、税金のプロではない私が詳細を語るつもりはない。ただ1つ言えるのは、ある程度のまとまった収入があるのであれば、日本から離れて海外居住者になることで、大きく節税できることは多い。

富裕層の場合、海外居住者になる理由として税金が理由になっていることは多い。会社に残る利益を倍にするよりも、海外に出てしまう方がはるかに容易であることが多いし、それで同等の効果を得られてしまうのだから。

海外暮らしはハードルが高い?

日本を離れて暮らすどころか、海外旅行すら1度しか行ったことのない私でも、下見もせずにマレーシアで暮らすことができている。日本非居住者になるという選択は、それほど難しいものではない。

日本の住まいを引き払い(残していると日本居住者とみなされることも)、住民票を抜いて(市役所に行くだけ)、海外に住む。これで海外居住者の立場は得られる。

実は特別なことではなく、意外に簡単であるというのが、実際にやってみた感想だ。

このままマレーシアに住み続けるつもりはないが、海外居住者としての立場は継続するつもりだ。日本は良い国だが、世界には様々な国がある。せっかくなら、色々なところに住んでみたい。

目下の所、次の居住地はフィリピンにする予定。




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執筆者、伊田武蔵
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