LCCだけで世界一周は無理だった




海外旅行や国内旅行をする際に、LCCが普及したことによって、随分世界が狭くなったとか、移動が簡単になったということを指摘されることもあるが、残念ながらこれは一定範囲内の話で、長距離移動ということになると、ほとんどLCCの便が飛んでいないというのが現在の世界の実情。

例えば、アジアの中であれば、エアアジアとかタイガーエアとか香港エクスプレスとかセブパシフィックとか、そういった航空会社があるし、ヨーロッパ域内であれば、イージージェットやライアンエアーが有名どころだし、それ以外にも各種のLCCが発達している。

そのため、こういったエリアであれば、安い時であれば、数千円程度で海外旅行をすることができる。

その一方で、アジアからヨーロッパに飛ぶとか、ヨーロッパから北米に行くような場合であれば、今現在でもだいたい片道5万円から6万円程度はかかる。

これは、LCCの料金ではなくて、一般のナショナル航空等を使った場合の話になる。

残念ながらそもそもLCCが長距離便を運行していないということで、こういったことになって、結局世界一周をする時の交通費というのは、こうし長距離移動の部分がかなりの割合を占めることになる。

標準的なモデルであれば、日本やアジアを出発してから、まずヨーロッパに行く場合と、ヨーロッパから北米、更に北米から日本やその他のアジアに戻ってくる場合ということで、少なくとも3回程度長距離便を使って、世界一周をすることになる。

私の場合であればそれに加えて、アジアからオーストラリアへの往復というものもあった。

更に言うと、LCCだけで移動をするわけではないので、ヨーロッパ内であれば鉄道やバスも使ったし、そういったところでも7、8千円ぐらいは片道の金額としてかかったりする。

例えば、クラクフからスロバキアのブラティスラバとか、あるいはブラティスラバからプラハとかこういったところでも1万円弱ぐらいはしたので、近距離移動であっても、意外にお金がかかったりする。

むしろLCCを使った方が、安い場合すらあるが、かえって鉄道よりも遠くの空港に着く分だけ、手間がかかったりするので、鉄道に乗って車窓からの風景を楽しみながら、移動をする方が旅の楽しみは多かったりもする。

こういった事情もあるので、実際のところLCCだけを乗り継いで、世界一周をするということは、現状非常に困難になっている。

かつてエアアジアが、長距離便を対象にしたエアアジアXという会社を作って、ヨーロッパへの便等も出していたようだが、そちらは廃線になってしまっている。

最近マレーシアというと、マレーシア航空にしろエアアジアにしろトラブル続きで、そもそもの信用度も落ちているが、数年単位でみると、長距離線もなくなり、使い勝手としてはだいぶ落ちてしまっているような印象がある。

ちなみにヨーロッパ内というのは、電車にしろ飛行機にしろ、ある程度期間に余裕を持って予約をしておくと、かなり料金を安く抑えることができる。

これに対して、直前に購入した場合というのは、2倍、3倍どころではない金額がかかったりもするので、できることなら2ヶ月ぐらい前には、すべての旅程においてチケットを予約しておくのがベストということが理論上はわかっているが、実際にはそれぞれの町を見て、在期間を決めたいので、そういったこともできず、結局私の世界一周の旅のヨーロッパ編というのは、常にその場その場で決断を下していくような内容になった。




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執筆者、伊田武蔵
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