ポルトガルのオビドスを出て、長距離バスでナザレまで移動してきた。
ネットで調べても情報は色々と出てくるものの、かなり古かったり、信頼性が低かったりしたので、実際にバスターミナルに行って聞いてみることにした。
オビドスのバスターミナルは、城壁のすぐ外にある。
この近くにレストランもあったので、そこで食事をした帰りに、ナザレ行きのタイムテーブルについて聞いてみた。
なにしろ小さな村なので、ちょっとした散歩の感覚で確認に行けるのが便利なところ。
まず最初に聞いたのは、平日に行く場合に何便あるかという話で、ナザレ直通のバスの場合は1日2便で、一つは9時台で、もう一つは午後の5時台ということだった。
しかしながら、Vila InfantaやPoco dos Saboresは食事が美味しいのはもちろん、雰囲気も独特でオビドスの居心地がかなりよかったということもあって、The Literary Manホテルでの滞在を延期していったため、結果的に日曜日に移動することになった。
そう言えば、マカオでもエッグタルトの名店に連れて行ってもらったことがあるが、パステル・デ・ナタはその元祖とも言える存在で、オビドスではチョコの器に入ったチェリー酒のGinjaと共によく口にした。
オビドスには結局5泊することになって、すでに飽き飽きとして去っていくというよりは、さらにもう一泊か二泊増やしてからそこを去るか、それともこのまま次の町としてナザレに行って、他の町を見にいくかをかなり迷っての決断だった。
ナザレはホテルの場所をなかなか決められず、かなり行くのが億劫なところがあった。
というのも、ナザレの空きホテルはハイシーズンとは言え残っているものの、バスターミナルの位置が調べても出てこないので、ホテルを下手な位置で取ってしまうと、辿り着くのが大変なため。
そんなこともあって、だらだらとオビドスにいた結果として、日曜日に移動する場合、ナザレまで直通の便が1本しかないことがわかった。
午前中の便はないということなので、必然的に夕方に発つことになる。
バスでナザレへ
バスターミナルのところにバスがやってくるわけではなくて、バスターミナルから少し降りたところに来るということだったので、ほとんど何もない通りで待つ感じになった。結果的にはナザレ行きのバスを待つ人が何人か集まってきたので、どうやらここで合っているらしいことはわかったが、特に目印らしいものがあるわけではないので、そこの部分はやや不安を覚えた。
そして、やってきたバスでナザレに行くか聞いてみたところ、行くというので乗ったが、これは直通ではなくて、どこか別の場所を経由して行く形になった。
事前に調べた限りでは、他の場所を経由して行くルートであれば、1日に何便も出ているので、この時間である必要性はなかったが、それについてはどちらでもいい。
ただ問題なのは、途中の町を経由する際に込み入った道を進むために、何度も曲がったり止まったりするので、かなり車酔いをしてしまった。
リスボンからオビドスについては全く酔うことはなかったものの、オビドスからナザレへの道の途中はかなり気持ち悪くなり、その部分に関してはかなりきつかった。
おそらく直通のバスであれば、高速道路等を真っ直ぐ進む割合がもっと多いはずなので、やはりそちらに乗るべきだったのだろう。
その点は、若干後悔するところ。
しかしながら、1時間ほどで無事にナザレに到着することができ、そこで現在地を確認して、ホテルを探すことになった。
この距離感なら、ポルトガルに移住してリスボンに住みながらナザレへ遊びに来るのも、あまり体力的に負担にならない。
この時期のポルトガルは日が長いので、ナザレに到着したのが夕方の6時ぐらいであっても、まだまだ太陽は昇っていて辺りは明るい。
その点は、初めて着いた町が夕方の時間帯になっていても助かるところ。
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