東南アジアではありがちな話だが、チェンマイを雨季に訪れても極端に不便に感じるようなことはなかったし、ある意味では雨季がベストシーズンなのではないかと思う部分もあった。
というのも、4月頃に始まるタイの暑季は過酷といってもいいほどに暑く、チェンマイはバンコクよりも緑が多い分だけ、アスファルトが熱を維持してもやもやした熱気が一日中続くことはないが、それでも日本よりずっと南にあるだけあって、一年を通して気温は高め。
しかしながら、日差しさえないと随分涼しくなるのは、この辺り一帯に共通の特長。
例えば、以前に住んでいたフィリピンやマレーシアについても、同じことが言えた。
雨季のチェンマイは曇っていたり雨が降っていたりで、かんかん照りということは少なく、おかげでかなり涼しい。
日によっては、Tシャツ1枚では少々肌寒さを感じる時間帯すらあるほど。
そうなってくると、猛暑の中で観光するよりは随分と体が楽だし、ベストシーズンと言えるかどうかはともかくとして、一般的に言われる雨季よりも乾季の方が過ごしやすかったり、観光に便利というのは、必ずしも真実ではない。
しかも日本の梅雨と違って、チェンマイの雨季は一日中雨が降っていることはほぼない。
私が3週間滞在したうちでも、2日だけは雨季らしい天気で、昼過ぎにスコールが降ってきて、傘があっても外を歩けないぐらいの天気にはなったものの、それ自体は15分から20分ほどで止んで、その後も断続的にパラパラと降ったり、少しの間止んだりといった天気を繰り返していた。
これも2日だけの話で、それ以外の日は1日の中で1時間とか2時間とか降る時間帯があるだけで、基本的には曇っているか晴れているかのどちらか。
そう考えてみると、雨さえしのげるような場所を見つければ、チェンマイの観光をしていても困らないし、ましてやホテルやコンドミニアム等でのんびり滞在している分には、大きな支障が出ることもない。
チェンマイの町中であればカフェやマッサージ店が多いので、そういったところに避難すればスコールを避けることはできるし、1時間タイ式マッサージやフットマッサージ等を受けていれば、それで大抵の場合は雨が止む。
強烈なスコールは1時間以上続くことがほとんどないので、仮に完全に雨が止んでいなくても、小降りにはなっている。
そして、意外なことにチェンマイはおしゃれなカフェが多数見つかるので、そういったところで、ゆっくりお茶を飲んで雨宿りするのも一つの方法。
私はどこに行くにも、パソコンかiPadを持ち歩くようにしている。
そうすれば好きな時に読書をしたり、漫画を読んだりすることができるので、とても助かる。
チェンマイにはうさぎカフェもあるので、そういったところで一休みしていると、時間を忘れてしまう。
また、映画館などもあるので、海外であえて映画を見てみるという、ちょっと変わった体験をしてみるのも面白いかもしれない。
特にチェンマイ中心部であれば、カフェやマッサージ店が至るところにあるので、そこら辺を雨宿りに使うのが手っ取り早いところ。
涼しい時間帯に観光に行くのもいいが、お寺が閉まっていたり、暗くなってくると境内にいる犬が襲い掛かってくることもあるので、そういったことを考えると、やはり観光は日中の方が便利だろう。
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