カナダ(バンクーバー)の留学体験

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カナダの中でもバンクーバーは留学先として人気だが、
生島さんから体験談を聞くことができたので、
その情報をシェアしておくことにした。

以下は生島さんの話の書き起こし。

私は四年制大学を卒業してから、2年半社会人経験を経て留学をしています。

留学を始めた時期は2015年の8月31日から今も継続して留学しています。

入学時期を9月に選んだのは、多くの学校で入学時期に設定されていて、多くの留学生が来る時期なので、友達を作りやすいかなと思ったのが理由のひとつです。

授業には全く問題はなかったのですが、カナダに入国する時にとても時間がかかりました。

私はカナダに到着して入国審査を受けるまでにビザを受け取らなければいけなかったのですが、それでだいたい2時間半くらいかかり、とても時間がかかったのを覚えています。


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カナダでのボランティア経験

カナダでのボランティア経験についてお話ししたいと思います。

私はカナダの大学にてボランティアをしていました。

ボランティアは大学が設けているスタディーセンターでのボランティアです。

主にしていたことというのは、ESLの学生が勉強するためにセルフイメージスタディーセンターにやってきた際に場所の提供だったり、人によっては英語学習を見てほしいという子もいるので、その子たちに英語のボランティアの先生を案内することをしていました。

また、他にはスタディーセンターにある本の貸し出しであったり、ビデオの貸し出しの手続きもしていました。

ボランティアをすることによって、私はいろんな利点があると思うのですが、個人的に役に立った思うことはスピーキングの向上だと思います。

私はカナダに来て2カ月目からボランティアをしていたのですが、始めたときは周りの人を全く知らなかったのですが、徐々に話す機会が増えました。

最初は話しかけるのも難しかったのですが、徐々に話しかける方法だったり、どうやって人に話しかけた後会話を続ける方向に持っていくかとか、そういう色々なテクニックというか、自分が話すことに対して自信もできたので、スピーキングの向上になったと思います。

また、そこのスタディーセンターに行くことによって、自分と英語クラスがまったく違う人とのかかわりもできて、例えば英語の授業でここができなかったと伝えると、こうしたらいいよとアドバイスをもらえることがあります。

あとはライティングを書くときに、「この先生はこういったことを気をつけたらいいんだよ」とか、細かいアドバイスをくれたので、私にとってはとても重要な場所になりました。


カナダで手に入る日常品

続いてバンクーバーで手に入る日本の日常のものについてお話します。

バンクーバーでは日本のほとんどのものが手に入ると思います。

なぜなら、多くのアジア人がバンクーバーで暮らしているので、例えば日本の調味料だったり、日本食は本当に簡単に手に入ります。

日本人が経営している日本人向けのスーパーも何件かあります。

また、中国系のスーパーもあるので、アジア圏のものも簡単に手に入ります。

日本系のスーパーの名前はフジヤ。

フジヤは3店舗ほどあります。

ひとつはダウンタウンにあり、もう一つはリッチモンド、あとは本店がバンクーバーにあります。

もうひとつの日本系のスーパーは、ダウンタウンのロブソンストリートにあるコンビニ屋です。

すごくわかりやすいところにあるので、もしバンクーバーにきてダウンタウンのロブソンストリートを歩いていると絶対に見つけられます。

あとは中国系のスーパーはDNTというのがあり、日本の調味料やお菓子も売っています。

韓国系のスーパーでTマートというのがダウンタウンのど真ん中にあるので、ダウンタウンを歩いていれば見つけられるかなと思います。

日本の色々な調味料を持ってくることがあるかと思いますが、無理して持って来なくても、少し割高ではあるけれど、バンクーバーでも買うことができます。

しいて言うならば、日本のほんだしのようなだしの系統は、日本から少し持ってきておくと最初の頃は便利なのかなと思います。

日本人がよく使っている100円ショップのダイソーがリッチモンド方面にあります。

駅から大体5分から10分くらい歩くと日本のダイソーがあって、すごく大きな2階建てのフロアになっていて、生活に必要なものはほとんど売っていますし、日本のダイソーに売っているような基本的なものはほとんど売ってます。

ダイソーに行けば、生活用品のほとんどを揃えることができます。

ただ値段は2ドルなので、日本の倍になるのですが、物はしっかりしているので、高いものを買うよりはいいのではないかと思います。

日本のお菓子も毎回新しいのが入っているので、試してみるといいかもしれません。

ダイソーに行くときには、ビニール袋のお金がかかるので、もしあればマイバッグを持って行ったほうがいいです。


バンクーバーに留学して驚いたこと

個人的にバンクーバーに来て最初に驚いたことは、アジア圏、特に中国人やインド人が多く住んでいる事です。

私の大学のクラスを見てみると、3〜4割は中国人の人、あとの2〜3割の人はインド人だったりして、アジア色が強い地域なのかなと思います。

あとは冬にすごく雨が降るので、ぐずついた天気が多く、カナダに来てびっくりしました。

あとはバンクーバーはスターバックスが多くて、歩くとすぐどこかにスターバックスがあります。

あとはカナダだけでなくアメリカもでしょうが、サイズがちょっと大きいので、小さいサイズがあまり無いのが個人的に驚いたことです。


バンクーバーでの携帯事情

携帯電話はバンクーバーのいたるところで買うことができます。

また電話に関して言えば、あまり繋がりがよくない時があります。

有名所のキャリアを使うと電波もいいのですが、月々の携帯使用料が高かったりすると思います。

個人的におススメなのは、SIMフリーのデバイスを日本から持ってきて、それに対して自分でキャリアを選んで契約すると、とても便利に使えます。

携帯電話を契約するときは、日本語で対応してくれる日本の携帯ショップもあるので、英語に自信がない人にとっては便利です。

気にしない人でしたらどこでも買うことができるし、SIMフリーの携帯を持っていればどこでも簡単に契約できるので、特に不自由なことはないと思います。


ビザに関して(学生ビザ)

カナダに6か月以上滞在する人は、観光ビザではなく他のビザを申請しなければいけません。

私の場合は学校に行きたかったので、学生ビザを申請することにしました。

学生ビザの申請方法ですが、まず学校を決めなくてはいけません。

学校を決めたら自分で申し込みをしなければいけません。

申し込みの仕方は、私の学校の場合は郵送とインターネットがありました。

インターネットのほうが早くできたので、インターネットでの申請をしました。

まず私の学校は最終学歴と英語のスコア、申込用紙の記入、写真を送ること、自分の今までの職歴を提出して、入学許可証が下りました。

入学許可証というのは簡単に言えば、私がその学校に入学を許可された書類なので、公式の書類になります。

この入学許可証が下りてから、私はカナダ大使館に学生ビザの申請を行いました。

まず申請方法ですが、インターネットと郵送の方法があります。

どちらの方法にしても、まずカナダ大使館のサイトからビザの申請書類をダウンロードしなくてはいけません。

私はインターネットでやったので、インターネットでの方法についてお話ししたいと思います。

まず申請用紙をダウンロードしてから記入します。

記入は手書きではなく、パソコン上で入力できます。

入力が終わると、申請するためのアカウントを作成しました。

その申請するアカウントを作ってから、私の場合だと学生ビザの申請が必要だったので、必要書類がなんなのかというのが提示されるので、それをスキャナーでパソコンに取り込んで、アップロードして申請していきます。

全ての書類が整うと、申請ボタンを押すことができるので、申請ボタンを押します。

申請ボタンを押すと、自分のアカウントにメールが来る場合があり、そのメールをチェックすると、今の状況だったり、記入漏れだったりのメールが来るようです。

インターネットで書類をすべて提出してから1週間から2週間の間に許可が下りました。

人によって時間がかかる人もいるようですが、だいたい1週間くらいで届くんじゃないかと思います。

そして、その必要書類の許可が下りたという証明があるので、それを必ずプリンターでコピーしてカナダに入国するときに持参します。


バンクーバーに留学した理由

私がカナダに留学しようと思ったきっかけになったのは、仕事中に出会った海外からのお客様からの一言でした。

私とその人とは英語で話した後、その人が「君は英語を話しているんだけれど、君の英語は論理的でないから少しわかりづらかったよ。もし英語を勉強する時間があったら論理的に話す方法を学んだらいいんじゃないかな。そうすればきっともっと素晴らしい英語を話せるだろうし、もっとわかりやすいよ」と言われました。

その後、アドバイスをくれた人とは話をしなかったのですが、私にとってその出来事はとても大きなものとなりました。

そして、それと同時に自分のこれからのキャリアを考えるようになりました。

今まで論理的に英語を話すことを意識していなかったので、論理的に話すというのはどういうことなのか、どうしたら論理的な英語を習得できるのかなと考えるようになりました。

一番最初に自分がとった行動は、英語のプレゼンテーションを仕事の合間に聞くようにしました。

英語のプレゼンテーションを聞くと、現地で話している人の言葉がとても印象的で、自分もこういう環境でもう一度勉強してみたい、もしかしたらもっと新しい勉強をしてみたい、新しいスキルを身につけたいと思うようになって、留学しようと思うようになりました。

結局、最後に決心したのが、カナダのバンクーバーに行くことです。

バンクーバーにした理由は、留学生向けの学校が沢山あり、そしてその学校の中でも様々なコースがあるので、自分に合ったコースを選ぶことができるし、幅広い選択ができること、設備の整った学校が多いことなどから、勉強する良い環境が整っていると感じたからです。


バンクーバーでお勧めのレストラン

バンクーバーには本当にたくさんの日本食レストランがあるので、同じ日本人でも濃い味が好きな人だったり、薄味が好きな人だったり、これぞ日本食という所もあれば、創作っぽい日本食だったりと好みが分かれます。

そのため、特定のお店を推すのは難しいのですが、ダウンタウンの街をぐるっと回れば日本食レストランがたくさんあることが分かると思うので、どこに入ってもそんなに失敗はないかと思います。

ロブソンストリートのあたりを歩いていると、日本食レストランがたくさんあるので、その中で自分がいいなと思ったところに入ってみるのが、最初はいいんじゃないかと思います。

個人的には、バンクーバーなら他の国の料理がたくさん食べられるので、それをお勧めします。

ロブソンストリートを歩いていると、韓国料理だったりとか、ヨーロッパのほうの料理もたくさんあるので、試してみたらいいと思います。

あとはアジア圏のタイレストランだったり、ベトナムのフォーのお店だったりとか、値段もリーズナブルでアジアっぽい感じの食事を楽しめます。

ダウンタウンにあるスーパーマーケットに行くと、日本人用のレストランクーポンがあるので、その中から選んで行くのもいいと思います。


留学してからの人間関係

日本にいる友達との関係、海外でできた友達との関係、家族との関係についてお話していきます。

まず日本にいる友達に関してですが、仲の良い友達と定期的に連絡を取っています。

連絡の取り方としては、SNSだったり、LINEやメールが主体となってきます。

どうしてかというと、時差があるので電話をかけるのは難しいのと、お互い学校や仕事、子育てがあるので時間を合わせるのがとても難しいので、メールで済ませることが多いです。

今までより会う機会が減ってしまったので、少し人間関係が薄くなったのかなと思うときもあるのですが、日本にいる友達との関係が悪くなったということは特にないです。

次に、家族との人間関係についてですが、私は週に1回、2回家族に電話を掛けるようにしています。

特に大きな問題や困ったことはないのですが、家族と話をすることによって久しぶりに日本語を話せるし、家族との共通の話題が出来たり、自分が伝えたいことを伝えたりするので、家族の輪が繋がる感じがあります。

主な連絡方法としてはメールですが、電話で話した方が早く伝わるので、私はできるだけ家族とは電話で話しています。

続いて海外にいる友達との関係ですが、私はそれほどたくさん海外の友達がいるほうではないのですが、出かけたり、一緒に勉強したり、誕生日パーティーをしたり、一緒に出掛けたりする友達が何人かいます。

その人たちとの人間関係ですが、留学している人は短期間の人もいるので、友達になってもすぐ帰ってしまったり、長期で住んでいる友達とは結構長く友達でいれてるかなと思います。

海外の友達を作るのは、最初はちょっと難しいと思うこともありました。

考え方だったり、生活環境が違うので、どうやってコミュニケーションを取ったらいいかわからないこともたくさんありました。

クラスメイトにできるだけ声をかけたりして、少しづつ会話が生まれて、そのおかげで共通の話題が見えてきて、そうすると一緒に出掛けようとなったりして、どんどん人間関係がうまく築けるようになったかなと思います。

私がお勧めする海外の人と良い人間関係を作る方法は、まず挨拶とか簡単な会話ができれば、共通の話題が見つかるので、それが大きいかなと思います。

あとは学校とかコミュニティーセンターが開催しているアクティビティに参加してみると、新しい友達の輪ができると思います。


留学を決めた時の周囲の反応

私が留学を決めた時の周りの反応ですが、様々な反応がありました。

その理由は、周りはもう20代なので、結婚、転職、出産を経験しており、私が留学という道を選んで学生に戻るのはとても大きな決断だったからだと思います。

人によっては賛成してくれる人もいましたが、反対する人もいました。

賛成してくれる人は、「留学は一生のうちに何度もできることではないから、今留学をして新しいスキルを得て新しい経験をすることは、自分がこれから新しい仕事をしていこうと思うんだったらとてもいいことなんじゃないかな」と言ってくれました。

反対している人によっては、まわりがみんな社会人として働いている中で自分がやってみたいこと、好きなことを求めていくのではなくて、社会人としてできる範囲で自分のやりたいことをやっていくべき。

また、留学したからといって何も変わってなかったら、その後の人生どうするのかという厳しい意見もありました。

その中でも私にとって一番大きな反応を示したのは両親です。

最初両親は私が留学することに一番反対をしていました。

その理由は、日本にいればある程度安定した生活を送れることができたにも関わらず、留学を選んだからだと思います。

20代で周りが結婚や転職など大きなライフイベントを送っていく中で、留学を選ぶことによってそれらのことが少しずつ遅れて、最終的に自分が日本に帰って来た時に人生が大きく変わってしまうんではないかという親の心配があったからだと思います。

しかし、私は留学を視野に入れて勉強し始め、留学資金をためていくうちに、両親がそれを見てだんだん私のことを理解してくれて、少しずつ認めてくれるようになりました。

それは私にとって一番モチベーションを高めてくれるものでした。

それがあったからこそ、両親は自分の一番進みたい道を進んで、自分が納得するような人生を送ってほしいと最終的に応援をしてくれています。

いろんな反応があったからこそ、今日の私の留学があったと思っています。

人からの反応を受けることによって、自分がこれから何をしていきたいのか、何を学んでどうやって生かしていきたいのかということを真剣に考えることができました。

それがあるからこそ、中途半端に留学するのではなくて、新しいことを得るために留学しなければならないし、毎日そのために一つ一つ着実に進んでいかなくてはと感じることができたので、周りの反応は、今の私の留学にとっては重要なものでした。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

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