チョコレート専門店でケーキやスイーツを食べるのは普通だが、MAITRE CHOCOLATIERはすべてのメニューにチョコレートが使われていると聞いて、そのコンセプトに興味をもった。
セブのアヤラモールの地上階にあるMAITRE CHOCOLATIERは、店先に並んでいるチョコレートケーキのショーケースがとてもおいしそうで、以前にも入ってみたことがある。
しかしこのときに食べたのはケーキだけで、料理は注文しなかった。
最初の時にはカフェに用意されている食事のメニューくらいにしか思っていなかったので、あまり気にもとめていなかったが、知人からこの店の料理にはすべてチョコレートが含まれていて、かなりこだわっているということを聞いた。
その噂を信じて改めて行ってみると、確かにメニューにどのようなチョコレートを使っているか、細かく書かれていて、なかなか興味深かった。
ということで、まずはホワイトチョコレート入りのパンプキンスープを注文してみた。
てっきり隠し味的に使われているだけかと思いきや、一口目からホワイトチョコの甘さがかなり強気に主張してくる。
ただし甘ったるいだけではまずいと思ったのか、スパイシーに仕上がっているので、口に含んだ時の甘さと後味の辛みとがうまい具合にバランスがとれている。
このパンプキンスープはかなり小さめの器で出てくるが、あまり大きいとおそらく飽きてしまう味なので、ちょうどいい量なのだろう。
つづいてパスタも頼んでみたのだが、こちらボロネーズというか、ひき肉の上にパスタが乗っているタイプで、カカオ70%のチョコレートを使用していると書いてあった。
しかしながら、私の記憶にあるカカオ70%のチョコレートよりも、むしろこのひき肉とソースの部分のほうがより甘いような感じがした。
パンプキンスープからこの甘いパスタは、流れとして良くなかった。
甘すぎて飽きる。
流れが悪いというか、ことパスタに関しては、単体でも個人的にはあまり趣味ではないという結論に至った。
そして甘味に耐えながらとりあえず完食すると、もうすでにケーキをデザートとして注文する気力はなくなり、もうとりあえず甘いものはいらない気分になっていたので、会計を済ませて店を後にすることにした。
MAITRE CHOCOLATIERにはケーキの他にも板チョコ等の物販もあるし、さらにいうと当然ながら甘い飲み物、例えばホットチョコレート等も用意されている。
チョコレート好きには天国のように思えたが、さすがに料理に甘い飲み物を合わせるのは、あまりにもしつこすぎるというか、糖分の摂りすぎで気分が悪くなってしまいそうな感じがした。
ランチでこの店の食事をとったので、その日は一日甘いものを食べる気分にはなれず、むしろ夜にはしょっぱいものがほしいと思って、同じくアヤラモールの4階にあるスイートルームでサーフ&ターフという串焼きの牛肉やエビが、サイドディッシュのサニーサイドアップやマッシュドポテトと一緒に出てくる料理を頼むことにした。
個人的にはこのMAITRE CHOCOLATIERのケーキは絶品だと思っているが、料理に関してはあまり合わないかもしれないというのが今回の率直な印象。
MAITRE CHOCOLATIERにはもっともいろいろなメニューがあるので、今回の件だけで決めつけるつもりはないが、あまりランチやディナーでリピートしたいとは思わなかった。
今後はケーキを食べにいく店として、時々通いたい。
■MAITRE CHOCOLATIERの住所と地図
L1, Acc-F104 , Alaya Mall Cebu, Archbishop Reyes Avenue , 6000 Cebu City , Cebu, 6000 フィリピン
電話番号:+63322387116
海外に移住するのは本当に難しいのか?
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
電子書籍のプレゼントページへ