海外に移住した当初、
友人がパスポート番号を暗記しているのを見て驚いた。
というのも、
タイガーエアかエアアジアの航空券を
ネット上で予約していたのだが、
パスポートを取り出す素振りがない。
番号を記入しなくてはいけないはずなので、
どうやったのか聞いたら覚えているということだった。
彼はサラリーマン時代も仕事柄、
香港や中国を起点にアジア各国を飛び回っていたらしい。
その後独立してからも
自由気ままにアジア各国やアメリカ、北極等へ行っている。
そんな生活を送っているうちに
暗記して打ち込めるようになったという。
当時の私にはカルチャーショックだったのだが、
いつの間にか私も自分のパスポート番号を暗記してしまった。
2年で海外20都市ほどを回ったので、
いちいち取り出して見るのが面倒。
あっちこっちで記入しなくてはいけないため、
自然に記憶していた。
その後、マニラの日本大使館で日本のパスポートの増刷もしたし、
クアラルンプールの大使館では更新手続きをした。
国際人と程遠かった自分が
海外でこんな行動を取るようになるとは、
運命のめぐり合わせは不思議なもの。
私の場合は語呂合わせで覚えたのだが、
たまたまそれが成り立っていてよかった。
フィリピンの携帯の番号は語呂が会わずに
いまだに覚えていないため、
手元に携帯がないと自分の番号も分からない。
どうせフィリピンから出たら番号も変わるので
そのまま覚えなくていいかと半分あきらめてもいる。
日本大使館でビザの必要書類を申請した時には、
受付に携帯を預けて大使館に入ったので
番号が分からないという事態に。
そんな記憶力を補うには語呂合わせは役に立った。
パスポート番号は絶対に記憶しておく必要まではないが、
覚えておくと便利なのは事実。
たとえば、イミグレ(入管)を通る時等に
パスポートを出さなくても済むので、
手間もかからないし安全上も望ましい。
わざわざ貴重品を人の前に出す必要はないし、
どこにしまうかを見られるのも防げるので。
覚えられるなら覚えておくと
便利というぐらいの位置づけで考えている。
ちなみに、このパスポート番号を他人に知られると
悪用されないかが最初は心配だった。
しかし、これは色々な場所で記載することになる。
たとえば、海外のホテルに宿泊すれば
受付でパスポート番号を記入する。
不動産の契約等、様々な場面で求められる情報なので、
これだけで悪用できる情報ではありえない。
仮に悪用できるとしたら、
とんでもないリスクを旅行の旅に背負っていることになるので。
必要もないのに他人に教える必要はもちろんないが、
特に神経質になるべき情報ではない。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
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