タイ・バンコクに移住してから保険はこうしている

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※以下はタイ在住の橋本さんからの投稿

バンコクに移住してからの保険の話ですが、二種類あると思います。

まず日本で海外の治療も保障する保険に入っていくこと。

海外の保険というと海外旅行保険を思い浮べると思うのですが、海外旅行保険は長くて1年もしくは2年くらいしか保障しないと思います。

それでも海外で保障してくれる保険の中では1番良いものでありますので、もしそれに入れて1年〜2年のロングステイ程度の移住ということであれば、それで済まされるのが良いかと思います。

もしくは、日本で出している保険で海外もカバーしますという保険会社さんがいくつかありますので、それに加入されてもよろしいかと思います。


そうではなくて、バンコクで現地の保険に入る、ということになりましたら、そちらの方は保障額がかなり低い設定だと考えてください。

というのは、現地の物価レベルに合わせますと、たとえばタイ人が死亡保険をかけたとして、とても裕福なタイ人がいくら頂けるのかと言うと、多くて200万円や300万円、この程度の金額です。

ですので普通のタイ人ですと、10万円、20万円ということもありえます。

これはバーツではなく、円の話です。

日本人にとっては非常に低い補償額ですが、バンコクに移住するということでタイの物価のレベル、生活レベルに合わせなければならないのは仕方のないことだと思っております。


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タイの医療費は高い

それでも外国人が行く病院はタイ人が行く病院の3倍か4倍くらいはするので、そのあたりも健康面について覚悟して行かれるのがよろしいかと思います。

バンコクにはバムルンラード病院やサミティベート病院のような、駐在員御用達の病院もあり、日本語の通訳の方も常駐していて心強い限りです。

ただ、治療費はそれ相応の額を請求されるので、保険が適用されないと手痛い出費になる場合もあります。

あと通常の保険は歯をカバーいたしませんので、そちらの方は実費となりますので歯の治療も済ませてから移住をされたほうがよろしいかと思います。


日本人の方が加入する保険についてお話する前に、現地の方、タイ人がどのような保険に入っているのかご説明すると、ご理解していただきやすいと思うのですが、タイ人の社会保険というのは国が全額負担をしてくれます。

全額負担というのは病院に行っても1円もかからないということなのですが、逆にいうと病院の質はどうかというと、病気になって病院に行っても2時間も3時間も待たされたり、あとは薬を貰っても全然効き目がないような薬、栄養剤に近いようなお薬を貰ってなかなか病気が治らない、というような病院に行かなければなりません。

タダより高いものはないというような表現もありますが、タイ人にとって病院に行くと言うのはそういうことです。


じゃあ、ちょっと富裕層のタイ人はどうしているのかというと、やはりそういう病院には行きたがりません。

もう少しお金のかかった私立の病院に行きます。

その分自分で保険料を出したり、会社が福利厚生の1つとしてカバーをしたりしています。

ローカルの保険会社に加入するのですが、そういったところに外国人である日本人が加入出来ないこともないですが、何か問題があった時に、例えば説明や交渉する人は皆タイ人になります。

そういった方たちが全て英語ができるとは限らないので、やはり言葉の面で苦労するかと思います。


じゃあバンコクに日本の保険会社さんがあるかというとやはりありまして、大きいところでは東京海上さんです。

東京海上さんはタイでは名前が変わりまして「Tokio Marine Life Insurance」という名前で生命保険、それから医療保険を出しています。

それから三井住友、それから日本の会社ではないのですが「AIU」、タイでは「AIA」と言う会社で日本人の方たちがスタッフとして働いています。

そういった方たちが窓口になって保険のことをして頂けると、保障の説明やいざ病院に行った時の保障についての交渉、それから色々な説明を日本語でして頂くことができるので、やはり保険というのは大事なものですし、そういった日本語が通じた会社で入られた方がよろしいかと思います。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
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