東欧の和食は海外在住者から見てもがっかり


東欧で試しに何度か和食を食べてみたが、
ヨーロッパの日本食の例に漏れないレベルだった。

価格が高いだけで、味はいまいち。


これまで世界各国を周ってきて、
価格も含んだ和食のクオリティは、
主に2つの要素が主要因になっていると私は分析している。

1つは日本からの距離で、
もう1つはこの数十年でその国に住んだ日本人の人数。

日本と近ければ食材も本格的なものを輸入しやすいし、
本物を体験しに行くことも容易。

日本人がどれだけ住んでいるかということについては、
現地の人の味覚に合わせずに
本来の和食をどれだけ維持できるかに関わってくる。

日本人が多く移住していれば、
彼らが市場となる。

しかし、そうでない場合、
現地の人が思う日本食を提供すればいいため、
ろくに和食について知らない現地の人が
想像で作った料理が提供されることになる。

カリフォルニアロールを始めとした
創作寿司はわかり易い例だが、
出汁を取っていないラーメンのように
ひと目見ただけではわからない残念さを抱えている場合、
その店のターゲットは日本人ではないことが基本。


そのため、基本的にアジア諸国は和食のレベルが高く、
以前に住んだフィリピンはその典型。

一方、ヨーロッパは日本との距離がある上、
日本人が多く住んでいる国は限られる。

留学生やワーキングホリデーで来ている場合、
駐在員や起業家のようにお金がないので
和食レストランに出向く頻度も限られる。

そうなると、ますますターゲット層は限られる。

店同士の競争が起こり、
切磋琢磨してレベルを向上させていくには
この2〜3年の顧客数だけでは不十分で、
過去数十年、最低でも10年弱の環境が重要。


そう考えると、ヨーロッパでも一部の街、
たとえばデュッセルドルフなどは例外として、
そうではない街はなかなか条件が厳しい。

実際、ヨーロッパで食べた和食はハズレが多く、
価格はマニラやバンコクの3倍なのに、
味は若干質が落ちるというのがセオリー。


では、東欧はどうか?

この数年毎年出かけるほど注目しているエリアで、
今後の移住先としても検討している。

これまポーランド、チェコ、ハンガリー、
スロベキア、ブルガリア、ルーマニアを周ってきた。

見てきた都市数では16都市を訪れたことになる。

その経験から東欧の和食のレベルはどうかと言うと、
プラハやブダペストのような大きな街では店をいくつか見かける。

ポーランドのクラクフのような規模だと、
街を歩いている限りでは発見することはなかった。

そして気になる味はというと、
イギリスやドイツと比べて特に落ちることはなかった。

東欧だとプラハ・ブダペストで和食を食べてみたが、
マイナーな国だけに質が悪いという印象はない。

むしろ現地の物価を反映して
ロンドンよりも割安になっているため、
コストパフォーマンスなら上という印象。

ただ、比較対象をマニラやバンコクに変更すると、
味でも価格面でも負けてしまうという結果に。


そして、ブルガリアでは衝撃の光景を目にした。

ソフィアのバーで開いたメニューには、
現地料理の他に寿司も充実していた。

洋食と寿司という取り合わせが不自然なのは否めないが、
おそらく日本人が本格的な店を作ったのではなく、
現地のレストランが寿司人気にあやかろうと思って
メニューに追加したのだろう。

それにしてもページ数が多く、
メインメニューと同じぐらいだったのはすごかったが、
注目すべき点は種類の豊富さなどではなかった。

掲載されている色とりどりの写真は、
紫や鮮やかな青の巻き寿司をはじめ、
まったく見たことがないもの。

いかにも着色料がたっぷりな作り物めいていて、
カリフォルニアロールのレベルの奇抜さではなかった。


ソフィアに2週間いたら、怖いもの見たさで注文したかもしれない。

しかし、数日しかない滞在のうちの一食を
美味しそうという期待がみじんも湧いてこないものに
費やすだけの蛮勇はなかった。

かくしてブルガリアの寿司にはぎょっとしたが、
東欧の中でも経済が弱く、
和食に限らずレストラン自体が少なめなことを考えると
発展途中では仕方ないことなのかもしれない。

ブルガリアは移住先の候補からも外れているため、
その点は幸いだった。


東欧で米を食べたくなったら、
和食以上に中華料理店が出店しているため、
そこで米を食べることも可能。

また、現地料理でも米を使ったものがあり、
その点は心配ない。


ただ、海外の日本食の鬼門であるラーメンは
やはりヨーロッパでも厳しいと聞く。

丼ものは比較的ハズレが少ないし、
天ぷらもつゆがだめなことは多々あるが、
そこまで当たり外れが激しくはない。

蕎麦もこだわると難しいが、
さらっと食べるぐらいなら問題ない傾向にあるのに対し、
ラーメンは日本人がまずいと感じないものを探すだけでも難しい。

これは東欧やヨーロッパに限らず、
アジアでも同じこと。

そのため、海外在住者の中には
日本に一時帰国した時にラーメンを必ず食べてくると語る人もいるほど。

それだけに、ラーメンだけは避けた方が
無難なメニューということになる。



最後に

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

そこで無料で学べる場を作ったので、
詳しくは以下の案内をどうぞ。

メールアドレス

よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ