物を所有しない生き方を6年続け、得たものと失ったもの

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この2年ほど、物を所有しない生き方をしてきた。

それ以前に暮らしを変え、
ミニマリストになってからは6年以上になる。

とは言え、ガラガラの部屋に住んでいるわけではない。

断捨離を極めた人の部屋の写真が
ネット上に掲載されていたことがあって、
(ニュースサイトか何かに)
その何もなさは快適には見えなかった。

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所有せず使用する


私は物を「所有」していないだけで、
身の回りに物はそれなりに置いてある。

2年以上住んだマレーシアにしろ、
今住んでいるフィリピンにしろ、
家具や家電は部屋に備え付け。

椅子は4脚あるし、他にもソファーやサイドテーブル、
なぜか10個近いクッションやクローゼット、
2つの机に使わないテレビやDVDプレーヤー、電子レンジ等、

普通の家と変わらないだけの家具・家電はある。

所有はしないで、必要な物はある状態。

これがいいのではないかと。

自分の所有物を最小限に抑えながら、
日々の暮らしに不自由はしない生き方なら
おのずとフットワークが軽くなるので、
絵を見たければ購入するより美術館に行けばいい。

近所の美術館だけではなく、
国境を越えて見に行くことができる。

パリのルーブル美術館やマドリッドのプラド美術館、
ブリュッセルの王立美術館、ニューヨークのMOMA等、
これまで様々な美術館に行ってきたが、
名画を所有するより鑑賞できる場所に行くほうが
はるかに難易度が低い。

庭が見たければ各国の植物園や庭園に足を運べばいい。

別に自分で物を所有する必要を感じない。

自分の所有物は荷物として持てる範囲に
ほぼとどめている。

実際、3月にはフィリピンを出るので、
その時は一部の服を捨てて手荷物だけで行く予定。

余計な物を所有してしまえば、
簡単に移動することができなくなる。

それを避けることが最優先になっている。


追記:ホテル暮らし+各国を移動

上記の記事を書いてから2年以上が過ぎ、
マニラのコンドミニアムを引き払ってホテル暮らしをしている。


特定の国に住むのではなく、
色々な国を周りながら。

先日、直近の1年で訪れた都市を数えたら
32都市だった。

スローペースで動いているつもりだったが、
意外に移動が多かった。


こうした生き方ができるのも、
物を所有しないからこそ。


手荷物だけで移動

現在は機内持ち込み可能なサイズのスーツケースに
荷物を入れて移動している。

そのため、とても身軽な状態で暮らせる。

もし荷物が30キロもあったら、
次の街まで移動するだけでも気持ちが重くなるだろう。

荷物の少なさは、フットワークの軽さに直結している。

生き方の選択肢を増やすためにも、
ミニマリストになってみるのは面白い。

その上で、
物を所有する喜びを感じるのであれば、
そうした生き方に戻せばいいだけなのだし。

まずは不要なものを断舎離してみるだけでも
精神の中の普段意識していない部分が刺激されるかもしれない。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

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