来月は、バンコクの滞在期限が切れる前に、
いったんベトナムに移動して、
いわゆるビザランを行う予定となっている。
すぐに戻ってくるわけではなくて、
ベトナムにビザなしで滞在できる期限である
15日ぎりぎりを狙って行くことにした。
まずはバンコクのドンムアン空港から
ホーチミンのタンソンニャット国際空港に
飛行機で飛ぶが、
せっかくなのでミエンやソーイ、バインチュン、
ゴイ・ドゥー・ドゥー等の現地料理を堪能しながら、
南部から北部へ縦断することにした。
LCCを使って移動することにしたのだが、
この時の旅費が、驚くほど安かった。
まず、バンコクからホーチミンへの移動が約4500円。
これは、エアアジアを使う。
その後、ホーチミンからダナンに行くが、
これが約2500円でジェットスターを利用。
さらにダナンからハノイへは3500円で、
こちらも同じくジェットスター。
そして、最後のハノイからバンコクは、
ベトジェットエアーというベトナムのLCCの会社で
今回初めて利用するのだが、これがちょうど1万円位。
合計したら19500円でタイからベトナムに行けることに。
さらにベトナム3都市を周るルートにもかかわらず、
国内移動も含めて2万円をきってしまった。
ちなみに日によっても金額は違うので、
もし仮に同じ日程で逆に北部から南下していく場合は、
バンコクからハノイが4500円、
ダナンまでが8000円、
ホーチミンまでが6000円、
最後にバンコクに戻ってくるのが7000円となり、
合計が約25500円ということで、
6000円の差がつくことになる。
これは必ずしも北から南に行くルートの方が
高いということを意味しているわけではなく、
日程によっては逆の結果もありえる。
何にしても、
いかにLCCがアジアにおいては安いかわかる結果。
日本の航空会社も、
以前に比べればピーチ航空やバニラエア、
スカイマークが値段を下げたことによって
安くで旅ができるようになったが、
まだまだ世界標準からは遠いという印象を受ける。
さらに言えば、
東南アジアだけ新興国だから安いわけではなく、
LCCの本場であるヨーロッパはさらにコストが下がっている。
もっともヨーロッパの場合は、
持ち込み手荷物等のルールがかなり厳格で
旅をしづらい部分もあるので、
東南アジアくらいの緩さが、楽に旅ができるという印象。
今回、ベトナム縦断の旅の交通費ということに関して言えば、
それ以外でもダナンから
ホイアンやフエに行くためのタクシー代等もかかるので、
もう少しプラスアルファにはなるが、
どちらにしても非常に安くで
15日の旅を満喫できることに変わりはない。
ただし、ベトナムのタクシーについては
トラブルの情報も多く、
もう2度と行きたくないとか、
こんな国に来るんじゃなかったという声も散見されるので、
そこら辺は少々頭の痛いところ。
タクシーと言えば、
マレーシアで散々嫌な目にあってきたので、
普段からできるだけ乗らないようにはしているが、
ベトナムを旅するということになると、
タクシーを一切使わないというのは現実的ではない。
むしろ下手に徒歩で移動したり、
バイクタクシーに乗る方が余程危険な場合もあるので、
そこら辺はこだわらずに行動する以外にはない。
ここら辺は公共交通機関の整っていない国の面倒なところで、
旅をする際のストレスにもなる。
逆に言えば、タイの場合、
地下鉄やスカイトレインがきっちり整備されているのが、
やはりベトナムに比べて
圧倒的に旅行者獲得の際に優位性として働くのは、
各国を旅してきた経験から見ても間違えのない事実。
そういう意味では
あまり期待をしすぎずに軽い気持ちでベトナムに行って来て、
その後にバンコクを経由して
チェンマイかチェンライにでも足を伸ばそうかと思っている。
それとは別に、
友人がフェイスブックにパタヤの写真を載せていたが、
それがきれいだったこともあり、
チェンマイからパタヤに行き先を変更するかもしれない。
彼はインスタグラムで投稿し、
そこでエフェクトをかけてから
Facebookにも投稿しているということだったが、
いつも美しい写真を載せているので、
その街のまた違った一面を思い出すことができて、
参考になっている。
こうしてタイからベトナムに行き、
北上してから再びタイに戻って来る予定でいる。
自宅のないホテル住まいなので、
行き当たりばったりで旅先を決められるのは嬉しいところ。
追記:ベトナムはホテル代も安かった
ホーチミンに到着してから、
ファングーラオ通りやブイビエン通りのあたりで
旅行会社をいくつも見た。
そこには長距離バスの案内もされており、
ベトナム国内はもちろんのこと、
カンボジアのシェムリアップや
ラオスのビエンチャン行きのバスもあった。
ベトナムからタイまで陸路で移動する猛者もいるが、
個人的には東南アジアをバスで長距離移動するのは
あまり好みではない。
お金のないバックパッカーというわけでもないので、
今回も基本は飛行機での移動となり、
それができないダナンとフエの間のように
限られた場所のみ陸路で移動することにした。
ダナンからフエまでの移動が3時間ほどだが、
それ以上の時間乗っていたいバスではなかった。
このバスは二段ベッドのような構造で、
足を伸ばして座れるようになっていた。
もっとも、途中からは座席が満席になり、
狭い通路に平然と座り込む地元の人も。
さすがに新興国の陸路の移動は
衛生的な面も含めてなかなかハード。
陸路での旅の風情よりも、
空路の利便性を採ることにした。
なお、ベトナムは東南アジアでも有数に
ホテル代が安い国。
バンコクで1万円程度のクオリティーの部屋が
ホーチミンやハノイの場合、
7,000円から8,000円で宿泊できる。
これだけも十分なメリットだが、
中部のダナンやホイアンなら4000円程度まで下がり、
長期滞在向き。
ジャカルタやクアラルンプールは
バンコクと同程度の水準だし、
ミャンマーのヤンゴンはむしろバンコクよりも割高。
そう考えると、
ベトナムは東南アジアでも最安値に近いかもしれない。
さらに、東南アジアにしては珍しく、
北部や中部なら年末・年始の日本なら冬の時期に
かなり気温が下がる。
タイのように常夏ではないため、
涼しいタイミングを狙って滞在すれば
コストが安く、快適に過ごすことが可能。
ただし、ビザなしではベトナムに15日しかいられず、
中部に行く場合はハノイかホーチミンを経由する便がほとんど。
香港からダナンへの直行便はあるものの、
中部への国際線はごく限られる。
ということで、次回は3ヶ月の観光ビザを取得して、
のんびりとベトナム中部に滞在することにした。
この観光ビザは、
アライバルビザと呼ばれるものなら
到着時に空港で取得できる。
(事前に招聘状等の手配は必要)
今回ベトナムを縦断して感じたのは、
ホーチミンやハノイは居心地が特別良いわけではなく、
バンコクの方が過ごしやすい。
しかし、フエやホイアンには可能性を感じた。
次回もタイからベトナムに行くのか、
別の国を経由することになるかは分からないが、
何にしても次の年越しはベトナムで過ごすことになりそう。
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