タイ旅行には何度も来ているが、どんな注意が必要なのか、
改めて考えてみたいと思う。
今は世界一周の2つ目の国ということで、
バンコクにやって来ている。
すでに半月ほどが過ぎたが、
その間にソンクラン(水かけ祭り)もあった。
それ以外はちょっと買い物に出てみたり、
ホテルでのんびりしたり、
普段と変わらず仕事をしたりしている。
のどかに過ごすのに本当にいい街。
基本的に、タイ旅行は治安上の注意はそれほど必要ない。
もちろん、日本に比べると安全ということはないが、
海外ということで言えば相当安全な部類に入る。
イタリアやオランダのような下手な先進国よりも、
バンコクの方が治安がいい気さえする。
とは言え、先日はアソックエリアであやしい男が近づいてきた。
最初は和食レストランへの道を聞いておいて、
そこから札幌に行ってみたいと片言の日本語を使い出し、
なぜか日本のお札を見たいと言いだした。
日本への興味を示しておいて、
さり気なく誘導したつもりなのだろう。
ここで財布を出すと、
それを奪ってダッシュで逃げ去るのか、
さり気なく中身をチェックしてカモになりそうかを物色し、
目にかなったらどこかに連れて行かれるのだろう。
後は睡眠薬を盛るなり、
ガラの悪い仲間と囲むなり、
色々とやり方はある。
ということで、この段階ですぐに立ち去った。
相手はまだ何か言っていたが、
日本のお札は持っていないと言い残して
残りの言葉は無視した。
トラブルが起こってから対処するのはエネルギーがいるので、
事前に予防する必要がある。
これ以上付き合うのは危険だと思った。
タイでもこのようなことは起こる。
と言っても、私自身は初めての体験だったが。
ちなみに、相手は中東系の男で、
タイ人ではなかった。
日本人旅行者を狙っているのは明らかなので、
こうした手口には注意が必要。
海外で日本語を使って話しかけてくる相手はあやしい。
特に声をかけることに慣れている場合には要注意。
中東つながりで言うと、
タイにはテーラー、つまりスーツをオーダーメイドで
仕立ててくれる店が多い。
中東系の店主が多いのだが、
店によってはトゥクトゥクに客を誘導させ、
強引に契約を迫るという話を聞く。
しかも、トゥクトゥクの運転手は
行き先の観光名所、つまり寺院等が休みだと嘘をついて、
代わりにいい場所があるという話までするらしい。
バンコクにおいて、純粋な移動手段としては
トゥクトゥクを使わない方がいい。
タクシーより料金が高く、
おかしな場所に連れて行かれる事例もあり、
外気にさらされるので他の車の排ガスをもろに浴び、
エアコンもないのに暑い。
観光気分で割り切って使うならともかく、
それ以外には利用する価値がないのでご注意を。
一部のホテルは近くの駅やショッピングモールへの送迎で
専用のトゥクトゥクを用意していることもあるので、
そちらは使って問題ない。
今回の話は一般の交通手段としてのトゥクトゥクのことなので。
キックバックをもらうために
提携している店に連れて行くというのは、
トゥクトゥクだけではなくタクシーでも見られる。
私も初めてタイ旅行に来た時、
日本人街であるタニヤを指定してタクシーに乗ったら、
なぜか近くのバーに誘導された。
もちろん行き直させたが。
タイ人は基本的に性格が穏やかだし、
とても人柄がいいと感じる場面が多い。
しかし、タクシーやトゥクトゥクの運転手には
注意しないとトラブルに巻き込まれる。
上記のような悪質な運転手の場合には、
その場で降りて他のタクシーを拾うほうが賢明な場合もある。
これも初めてタイに旅行に行った時の話だが、
バンコクで明らかに同じ道をグルグルと回られ、
そのことを指摘したら表に出て大騒ぎをし始めた。
結局、相場よりも高い金額を払ったところで
突然笑顔になって去っていった。
喚き散らして最初から無謀な額を要求し、
相手が妥協したところで手を打つという算段なのだろう。
その方がメーターで普通に請求するより、
たしかに儲かっていることになる。
遠回りされたせいで他の友人達を待たせてしまうし、
到着翌日に散々だった。
こうして考えてみると、
初めてタイに旅行に来た時のタクシー運はひどかった。
1週間ほどの間に2度もトラブルがあったのだから(苦笑)。
こんなこともあるので、
タイでは地下鉄やスカイトレインを使うことが増えた。
こちらは清潔だし、
マニラのようにスリが多発したりもしていない。
特別な注意もなく乗ることができる。
色々と注意点について書いてはきたが、
タイはいい所だし他の多くの国よりも安全。
バンコクなら夜道を女性が1人で歩いても、
暗がりに入ったりしなければ大丈夫なほど。
初めての海外旅行にも適した国だと思うほどで、
その点ははっきりと伝えておきたい。
用もないのに何度も来てしまうほどの魅力がある国なので。
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