楽園グアムの物価・治安の現実をレポート

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南国グアムの物価や治安について、
楽園ではない要素についても
リアルにお伝えするのが今回のテーマ。



とは言え、
ここまで日本人に人気の南の島が犯罪と危険まみれなわけもなく、
基本的に治安は良好。

減少傾向にあるとは言え、
旅行者の半数近くは日本人とされるほどなので
海外の中では比較的日本に近いところがある。

ただし、そうは言ってもここはアメリカだし、
観光客を狙った犯罪も起きている。

たとえば、ショッピングモール、T・ギャラリア・グアム付近は
ひったくりや置き引きが報告されているエリア。

買い物帰りの観光客を狙った犯行。

グアムの中でも治安が悪いとまでは言わないが、
身の回りに注意は必要。


サンビトレスロードの辺りも昼間は問題ないものの、
夜になると人通りが少ないため、
強盗やひったくりも出没する。

短距離でも夜はタクシーを使って移動するのが安全。


レンタカーを借りた時には、車上荒らし対策が必須。

外から見える位置にバッグを放置すれば、
窓を割られて盗まれる原因になる。

貴重品はもちろん、
金目のものと誤解される可能性のあるものは
社内に残しておかないのが鉄則。


グアムと言えばビーチだが、
荷物を放置していれば盗んでほしいと言っているようなもの。

誰かが番をするか、
ホテルに荷物は置いてくるようにしたい。


また、紫外線が日本よりも強力なため、
日焼け止めは早いタイミングで塗っておきたい。

油断するとひどい目にあうので、
SPFの高い日焼け止めを用意するなど、
紫外線対策は万全に。


体調管理で言えば、
外の暑さと室内の強烈なエアコンで
身体が暑くなったり冷えたりで
調子を崩しやすい点も要注意。

羽織れる長袖の服を持っておくと
食事やショッピングの時に重宝する。


グアムは6月から10月までが雨季だが、
梅雨のように一日中雨が降ることは少ない。

大抵は一時的なスコールなので、
この時期でも十分楽しむことはできる。

ただし、スコールの後は海の透明度が下がるので、
きれいな海を見たいなら乾季の方が向いている。


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グアムの物価は高い?


世界屈指のリゾート地だけに、
やはりグアムの物価は安くない。

ただし、これから挙げる具体的な項目を見ると分かる通り、
それほど高いわけでもなく、
東南アジアのリゾートと大差ない部分も。


まず、レストランでランチを食べると8〜14ドル程度。
ディナーでコースを選べば、ひとり35〜50ドルが目安。

この他にチップが上乗せされ、
一般的なレストランでは料金の10〜15%、
高級レストランでは20%。

なお、高級レストランはドレスコードがある場合もあり、
短パンにサンダルのようなカジュアル過ぎる格好では
入店を断られることも。

また、アメリカ本土と同様に
テーブルごとに担当者が決まっているため、
どのウェイターまたはウェイトレスが担当なのか
覚えておく方が会計等で呼ぶ時にスムーズ。

大きな声を出すのはマナー違反なので、
担当者に静かに声をかけるか、
手を挙げて呼ぶのがスマート。


グアムでは本格的なハンバーガーも人気だが、
The Jamaican Grillのジャークバーガは11.5ドル。

Eat Street Grillのザ・グアムバーガーは$14.99。


カフェでカプチーノを飲んだ場合、4.2ドル、
ビールが3.7ドル。

KmartやCost U Lessで
1.5リットルのミネラルウォーターが2.1ドル、
1リットルの牛乳が3.4ドル。

このあたりはグアムの物価の高さを感じる。


交通費を見ると、タクシーの初乗り料金が2.40ドル。

最初の1マイルまでは4ドルで、
その後は0.25マイルごとに0.8ドル。

スーツケースのような大きな荷物の場合、
荷物ごとに別途1ドルがかかる。

また、タクシーでもチップは必要で、
15パーセントが相場とされている。

グアムでタクシーに乗る場合、
基本的に道で拾うことが難しいため、
モールやホテル、空港のタクシー乗り場で乗るか、
レストラン等で呼んでもらうことになる。

無免許の白タクもいるが、トラブルもあるので要注意。


グアムのホテル代を見てみると、
5つ星のDusit Thani Guam Resortが24,914円、

4.5つ星のHyatt Regencyが26,054円、

4つ星のHilton Guam Resort And Spaが20,084円、
Sheraton Laguna Guam Resortが19,541円、

3つ星のDays Inn Guam-Tamuningが9,770円、
Hotel Santa Fe Guamが7,398円。


グアムでアクティビティを楽しむ場合、
アジア圏のリゾートと比べても
マリンスポーツに関しての物価は同程度。

たとえば、
パラセーリングとバナナボート、
ドルフィンウォッチング込みのプランで60ドル。

アプラ湾のジェットスキーが60ドル。

海洋保護区ピティのシュノーケリングが
ランチバイキング込みで24ドル。

フライボードが85ドル。

シーウォーカーがランチと
ドルフィンウォッチング込みで89ドル。

マリンスポーツ以外にも、
タロフォフォ川のジャングルクルーズと
古代チャモロ村遺跡を見て、
ランチ込みで85ドル。

タロフォフォ川のカヤックが
約6時間で99ドル。

洞窟パガットケーブで泳げるツアーもあり、
こちらは85ドル。

ATVでオフロードを駆け抜けるコースが75ドル。


リゾートと言えばスパに行く人も多いが、
デュシタニリゾートのテワランスパなら
最上位のザ・ヘブンリー・ナンタ・ガーデン・エクスペリエンスが
150分で270ドル。

タイ式マッサージを中心にアユールヴェーダ、指圧、
スウェディッシュ、アロマテラピーを取り入れて開発した
テワランマッサージが60分で110ドル。

フェイシャルは60分で130ドル。

バラ・マンゴスチン・ラベンダー・海藻の4種類から選べる
ボディスクラブは60分110ドル。


シェラトン・ラグーナにあるアンサナ・スパの場合、
フェイシャルマッサージが110ドル
ボディマッサージが80ドルから。

もっと安くでスパを楽しみたい場合は、
ファウンテンプラザにあるくつろぎスパ&マッサージは
40分で45ドルとなっている。

バンコクやセブと比べると物価、特に人件費の高さを感じる。

低価格のスパほどその傾向が顕著で、
逆に高級スパになると新興国との価格差は小さくなる。

これはグアムの物価の問題というより、
新興国でも付加価値の高いサービスは
先進国と変わらない水準に設定する傾向があるから。


日本からの航空券代を一ヶ月の期間で調べたところ、
最安値は東京(成田)とグアムの往復の直行便が
デルタ航空で38,410円、所要時間4時間。

同様の期間で東京からハワイの往復を調べたら、
チャイナエアラインで往復57,890円だった。

移動時間が約8時間なので、
グアムが気軽に行ける南の島であることがよく分かる。


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