マニラは移住にはいいが、旅行にはいまいち・・・




私がわざわざマニラという街に住んでいるのは、
ここの住み心地がいいから。

その一方で、評判がそれほど良くないことも知っている。

その矛盾がなぜ起こるかというと単純な話で、
用途によって街の評価が変わることを無視しているから。

私が住んでいるのはマニラの中でもマカティエリアで、
グローバルシティと並んで外国人居住地域として知られる。

この2箇所限定なら治安が良く、
外国人向けのレストランも無数に存在する。

基本的に日常の用事はすべて徒歩圏内で済むため、
遠くに出かけることも少ない。

マニラの中でもこのエリアの中で生活を完結できる。

それ以外の地域にはばらつきがあるが、
基本的に治安は良くないし街の景観もきれいとは言えない。

それを見たらマイナスのイメージを持つのは当然だし、
旅行者はそうした場所を周るのが一般的。

たとえばイントラムロスと呼ばれるエリアは
スペイン統治時代の名残であるサンアグスチン教会や
サンチャゴ要塞が存在している。

観光名所になっているものの、
あやしげな馬車の勧誘は横行しているし、
治安がいいとは言えない。

そうした場所を見て日本に戻れば
フィリピンが汚くて危険なイメージが付くのも当然。

ただ、マカティに住んでいてイントラムロスに行くことが
日常的にあるかと言えば、まったくない。

一度観光に行ったきりで、
それ以外は足を運ぶ理由もない。

他の場所も同様で、
そもそも危険なエリアがあるからといって
近づく理由はない。

もちろん、そんなところに日本人が住むことは通常はない。

マニラの中でも一部の地域が現実的な移住先候補だし、
それ以外の地域に行くのは旅行者ぐらい。

見ているエリアがまったく異なるので、
イメージが違ってくることになる。

ちなみに、マニラはあまり観光する場所もない。

上記のイントラムロスや
巨大ショッピングモールのモールオブアジアとか、
かなり限られてくる。

観光資源が乏しい街なので、
そこもイメージを悪くしているのかもしれないが、
住む分には無関係。

結局、マニラの一部地域は移住向きではある一方で、
旅行にはいまいちな街というのが
現地に住んで感じるところ。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
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同時に、

「英語が苦手で・・・」

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