シドニーの物価・生活費を現地でチェック、品目別に公開

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旅行や移住の際のシドニーの物価が、どのくらいかは気になるところ。

そこで、現地での生活費をチェックするためにやって来た。


日本からケアンズに飛び、そこから飛ぶ。

国内移動とはいえ、3時間かかった。



世界最小であっても、さすがは大陸。

アジア内で国際線に乗るぐらいの時間はかかる。



シドニーの物価で最初に気になったのは交通費。

空港は市内からすぐ近くにあるにも関わらず、
エアポートリンクは2000円以上。

強気な価格設定となっている。

東南アジアの物価に慣れていたので、これは驚いた。

これまで住んだマレーシアやフィリピンなら、
この距離の電車なら数百円代前半か、
数十円で収まるところなので。


ちなみに、シドニーにの交通費は市内でも高く、
徒歩30分ぐらいの距離を地下鉄で走っただけで400円以上。

東京と比べても割高になる。



レストランは多様性があり、
一部の店はケアンズよりも安い。

1,000円ちょっとで外食をすることも可能。

もっとも、飲み物を入れると1500円は超えてしまいがちだが。


ある程度選択肢を増やしたければ、
飲み物を除いても2000円程度はかかる。

このあたりもオーストラリアの物価の高さを感じる。

人件費も高い国なので、
どうしてもレストランの価格は高くなってしまう。

それでいて、
東南アジアと比べて飛び抜けてレベルが高いわけでもない。


フィリピンのイタリアンと、
シドニーのピザでは似たり寄ったりのレベル。



こちらの方が量は多いが。

単純に物価のことを考えると、
やはりお得感はない。



スーパーにも行ってみた。

日本ならセブンイレブン等で売っているぐらいのサイズの
サンドイッチが650円。

大きめのサラダが850円。

リンゴはキロ600円。

一食分弱の手巻き寿司が1000円。

餃子が6個で700円。

他にもう1品欲しいぐらいの量の
カット野菜が600円。





日本と比べても割高。

しかもパンやクッキー等、様々な商品のパッケージが
無駄に大きい。

量が多いので、
シドニーで一人暮らしをする場合、
食べきれるかどうかという問題にも悩まされるのだろう。

物価も高いが、
この食事量の違いも感じずにはいられない。


これはレストランでも同じ話で、
食べきれない量が出てくるので
時には半分ぐらい残すことになる。

とても無駄な気がする。


東南アジアとオーストラリアでは経済力が違うので、
生活費に差があるのは当然のこと。

しかし、現地に入って物の質も感じながら買い物をしてみると、
色々と感じるところがあった。

それぞれの国で暮らす場合の感覚とか、
心地よさに思いを巡らせると一長一短の部分がある。

なお、余談だがシドニーでもセブンイレブンは
頻繁に見かける。



日本はもちろん、フィリピン、台湾、マレーシア等、
各地でセブンイレブンを見かけた記憶がある。


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シドニーでも価格が安いものも

なぜか街中でよく見かけたのは、
10オーストラリアドル(約1,000円)の美容院。

しかも日本の格安の美容院に比べ、
見た感じ安物感がない。

どのような内容なのか、
実際にカットしてもらおうかとも思ったが、
タイミングが合わずに流れてしまった。


シドニーにはもちろん本格的な美容院も多数ある。

しかし、街を歩いていると
10ドル前後の美容院にもよく遭遇した。


人件費が安い国ではないのに、
なぜ美容院だけが安いのかは疑問。

マッサージは安くても1時間4,000円程度はするし、
タクシー料金だって高い。

人件費関連の物価は高い国なのに。


それ以外だと、公園等の公共施設が充実しているので、
散歩をしたりトレーニングをする人もよく見かけた。

ジムに行く必要がないという意味では、
お得なのかもしれない。

実際、シドニーにはハイドパークやボタニカルガーデンなど、
大きな公園がいくつもある。

ハイドパーク

緑のにおいに包まれながら歩いていると、
利便性と自然の調和が取れている街なのを感じた。

そういったインフラや環境面での住みやすさは
たしかにオーストラリアは評判通りレベルが高い。


このへんのメリットを考えると、
シドニーの物価には納得できる部分も。

やたらに費用がかかるだけというわけではなく、
生活の質も相応に高いということは感じた。


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