タクシーの中からHSBCインドネシアの看板を何度か見かけて、
口座開設でもしようかと考えた。
すでに香港をはじめとして4つの国で開設済みなので、
最低預金額等の制限もなく開けるはず。
ジャカルタの中でもいくつかの地域を見たいと思い、
コタ地区から日本人街のブロックMに向かう途中でも、
3回ほど看板を目にした。
そう言えば、
以前にジャカルタに来た時には
シンガポールで口座開設のサポートをしている
惣右介と一緒だった。
彼の話だと、
たしかインドネシアのCityバンクについては
基本的に日本人は開設できないと言われたということだった。
HSBCであれば、
他国に口座がある状態ならおそらく大丈夫なはず。
別に切実な必要性があるわけではないので、
とりあえず適当な支店に入って聞いてみた方が早い。
そう思いながらも、
結局HSBCインドネシアについては、
オーストラリアに続いて見送ることを決めた。
理由は単純で、
管理が面倒になってきているのと、使い道がないから。
仮にHSBCインドネシアに口座を開設しても、
特に金融に強い国ではない。
今後も使うのは香港のHSBCだろうし、
実際には休眠口座のような形になるのは目に見えている。
では、頻繁にやって来るのかと言えば、
そんなこともない。
前回ジャカルタに来てからも2年以上たっていたし、
次もいつになるか分からない。
年に何度も訪れるような国ではないというのが率直な感想のため、
わざわざ口座を開設するほどの価値はないはず。
どちらかと言えば、
HSBCインドネシアよりはオーストラリアの方が、
今後のことを考えれば優先度は高い気がする。
そちらもとりあえずはスルーしたが、
今回のジャカルタ滞在の間も特に必要性は感じていない。
物価の安い国のため、
ATMでおろす金額も大きくはないので、
多少手数料が安上がりになったところで
金額としてのインパクトに欠けるという事情もある。
こうして考えると、
むしろ本当はタイで口座を開いておきたかった。
まさかのHSBC撤退という事態が起きたので、
それも叶わなくなってしまったが・・・。
その時に聞いたのは、
HSBCはインドやインドネシア等の成長著しい地域に
資源を集中するという話だった。
日本人の感覚だとタイだって十分に成長力のある国に思えるが、
それを凌駕するほどの勢いがあると世界的な銀行が認めたことになる。
たしかに人口も2億人を超えるし、
はっきり言えばバンコクよりジャカルタのほうが
明らかにインフラが未整備で貧しい。
その意味では、
まだまだ伸びる余地が大きいのは間違いないのだろう。
旅行先として、あるいはロングステイ先として見た時には、
デメリットでしかないが・・・。
少なくても金融の分野でインドネシアを活用する気はないし、
今回はのんびり過ごそうと思う。
前回来た時のように、
不動産を視察することも今回はしない予定。
またコンドミニアムを見て回ったりするのも楽しそうだが、
あくまで今回のジャカルタは仕事中心。
と言っても、
別にこちらで事業を起こすわけではなくて、
どこにいてもできる仕事をたまたまジャカルタでやるだけ。
どうもオーストラリアにいる間、
環境が良すぎてフラフラ散歩に出かけたり、
なかなか仕事に身が入らなかった。
逆にジャカルタは暑すぎて昼間は出歩く気にならないし、
ホテルにこもって仕事を片付けるには最適。
ブロックMに移ってからは近くに和食レストランがいくつもあるので、
美味しいものを食べるのにも困らない。
コタ地区は近くにローカルレストランばかりで、
食事の点で参った。
この部分がブロックMという日本人街は助かる。
ということで、HSBCインドネシアの口座開設は
ひとまず行わないことにした。
ちなみに、ショッピングモール等のATMを見ても、
どうもHSBCは見かけない。
その意味では、
どのみち使い勝手があまり良くない気もする。
たしかスカルノハッタ国際空港にはATMがあった気がしたので、
到着時にお金をおろす時に手数料が安いものの、
その程度のメリットなら管理の手間の方が上回ってしまうので。
特に急ぎの用事もないので、
しばらくはまだジャカルタにとどまる予定。
とは言え、
今後頻繁に足を運ぶ感じではなさそうなので、
その分しっかりこの街を見ておきたい。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
電子書籍のプレゼントページへ