アエロフロートで日程変更をする場合、
手続きはどのようになっているのか、調べてみた。
そもそも変更が可能かどうかも問題だったが、
結論としては可能だった。
ただし面倒で、難易度はなかなか高い。
今回のヨーロッパ88日の旅は
往復にアエロフロートを利用した。
行きは東京(正確には千葉)の成田空港からミュンヘン、
帰りはブダペストから成田空港という周遊チケット。
skyscannerで調べた結果、
JTB経由で購入するのが最安値という不思議な結果だった。
機内食も美味しいとは言えないが、
そこまでひどくないことは去年利用して分かっていた。
ロシアの航空会社だけあって、
サービス水準は低いが、
その点は眼をつぶることにした。
去年のように大幅に出発時刻が遅れ、
モスクワでの乗り継ぎに失敗しかけるようなことさえなければ
合格点と考えていいだろう。
ただし、ヨーロッパに来てから事情の変更が生じた。
というのも、今回はシェンゲン協定加盟国の
ビザなし滞在期限である90日までいる予定が、
途中でクロアチアに長居する可能性が出てきた。
実はクロアチアという国はシェンゲン協定に加盟しておらず、
日本との二国間条約に基づいて、
独自に滞在期限を計算する。
一般的楽であれば当然のことだが、
ヨーロッパの場合にはシェンゲン協定に加盟している国の方が多いので、
むしろクロアチアのほうが特殊。
クロアチアでは最初にポレッチを訪れ、
ここが海と緑に恵まれた長期滞在に向いた街で、
思いの外気に入ってしまった。
本来クロアチアはするっと通り抜ける予定だったが、
ポレッチを中心にロングステイをする道も開けてきた。
その後はプーラ、リエカ、ザグレブに行くことを
当初は漠然と思い描いていたが、
他にもドブロブニクに寄ったりしてもいい。
そしてクロアチアに長く滞在するのであれば、
帰りの航空券の日程を変更する必要がある。
シェンゲン協定加盟国とクロアチアの滞在日数を足せば、
最大で180日滞在できるので、
当初の88日を大幅に更新することになる。
そこでアエロフロートの航空券の日程変更が可能かどうか調べてみた。
しかしながら、アエロフロートのサイトは
充実しているとお世辞にもいえず、
どうも日程変更はできるようだが、
変更手数料等の細かい条件がいまいちはっきりしない。
そこで最初にJTBに連絡し、
その後にアエロフロートにメールを送ってみた。
その結果として分かったのが、
1万5000円の変更手数料と航空券の差額を支払えば
変更は可能であるということ。
なお、旅行代理店経由で航空券を購入した場合は
日程変更の手続きのために
アエロフロートのオフィスに足を運ぶ必要がある。
クロアチアの中にはどこにオフィスがあるのかと思ったら、
スプリットの空港にしかないらしい。
てっきりザグレブにオフィスがあるかと思いきや、
首都であってもそういった扱いではないらしい。
なおブダペストには、市内中心部に近い位置にオフィスがある模様。
しかも今回は周遊の航空券を購入したが、
帰りの航空券の価格は不明。
その点についてもアエロフロートに質問したが、
オフィスに行かないとわからないと言う。
今時オンライン決済もできず、
物理的なオフィスに行く必要がどこにあるのか理解に苦しむか、
ロシアの航空会社であることを考えると
妙に合点が行く。
わざわざ用事のないスプリットの空港まで足を運ぶのも面倒だし、
かといってクロアチアから出国して
近隣諸国のオフィスにに行くのも気が進むものではない。
普通はLCCであっても、
チケットの日程変更が可能な場合には、
ネット上で手続きが完了するもの。
むしろオフィスに行ったり電話対応であれば、
手数料が上乗せされる場合もある。
なぜアエロフロートだけオフィスまで訪問しなければいけないのか?
この点はつくづく疑問だし、時代錯誤もはなはだしい。
仕方ないので帰りの航空券を捨てるか、
あるいは当初の予定通りに成田空港経由でアジアに戻るか。
そろそろ検討しなければいけなくなってきた。
成田空港に行った後には
大使館でビザを取ってバンコクに移動する予定。
そちらにも影響してくるので、
日程変更はなかなか大変。
クロアチアは予想以上に居心地がいいが、
予定変更のための精神的、時間的コストは
なかなか大きくなってしまう。
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