アムステルダムの治安に不安を感じた出来事



オランダのアムステルダムの治安は、
ヨーロッパの中ではそれほど良くないとは聞いていた。

とは言え、先進国の首都なわけだし
それほどイメージが悪い国でもない。

たしかに大麻や飾り窓地区に代表される売春が合法な街なので、
かなり特徴的なところはある。

ただ、世界平和度指数で確認すると
オランダは23位となっており、
24位の香港や28位の台湾、31位のマレーシアよりも
安全という位置づけになっている。

実際は特にどうということはないだろうと、
若干油断してベルギーから鉄道でやって来た。


アムステルダムでも治安が悪いとされる中央駅を抜け、
ホテルに荷物を置いてから街に出て見かけた光景。

それがちょっと衝撃だった。

30代後半ぐらいの男が40代半ばの男の顔面をわしづかみにし、
何か詰問しているのか、あるいはののしっている。

何を言っているのかは分からないが、
英語ではないようだった。

周囲もそれを遠巻きにして眺めている。


アムステルダムに到着して2時間ほどで遭遇したのが、
この非日常な風景。

ひょっとした治安の悪い街ではないかと思わず身構えた。


周りを見ても呆れ顔で見物しているだけで
警察を呼んでいる風でもない。

人が集まっているということは、
それなりに珍しい出来事ではあるのだろう。

少なくても興味を引かれる程度には。


ただ、途中で攻撃されている側の様子が
どうも不審なことに気づいた。

言葉が分からないので何を言っているのかは分からないが、
どうも正常な精神状態ではないらしい。

薬か何かの影響なのか、
挙動不審で話し方がおかしい。

手を離されてもフラフラしている。


そう言えば、
尋問する側も荒っぽく引っ張り回したりはしていたものの、
それ以上のことはしていない。

殴る蹴るといった行為は一切なし。

周囲の反応から見ても、彼は私服警官なのではないかと。


そう考えると、だいぶ話が違ってくる。

とは言え、だからといってアムステルダムの治安のイメージが
急激に改善するわけでもないが(苦笑)。

昼間からあやしい事件を見かけた事には変わりないので。


その後1週間近く過ごした限り、
特にアムステルダムで危険な目にあったり、
前兆を感じたりしたことはなかった。

ウィーンで遭遇した不審者のように、
私を狙ってきている節がある人物もいなかった。

到着早々に事件を目撃したので治安が悪い感じはしたが、
トータルで考えれば特に問題ない印象。


なお、中央駅付近はやはり危険なエリアで、
スリや置き引き以外にニセ警官の出没も問題視されている。

ブダペストの東駅のように
両替商とのコンビというわけではなく、
普通に持ち物検査をするフリをして
その際に財布等を盗む手口らしい。


また、いわゆるケチャップ強盗から派生した手口で、
コーヒー等をかけて注意をそらし、
その間にスリを行う手口もある。

これは単独犯の場合ばかりではなく、
集団での犯行の場合もあるので厄介なところ。


自転車大国らしく、
アムステルダムは自転車専用レーンも充実しているが、
やはり自転車の盗難も多いらしい。

頑強そうな鍵でロックされていても、
サドルや前輪を盗まれるという被害もある。

旅行者には余り関係ないが、
こうした犯罪が普通に行われる程度の
治安レベルと考えた方がいいだろう。


とは言え、アムステルダムの治安は世界的に見て
とりたてて悪いということはないと思う。

ただ、日本に比べて安全ではないのは確かなので、
その程度の注意はもちろん必要。

もしオランダで犯罪に巻き込まれた場合には、
警察・救急車の電話番号が112となっている。

緊急を要す場合以外は0900-8844。

日本大使館の電話番号は070-346-9544となり、
所在地はTobias Asserlaan 2、Den Haag。



基本的にアムステルダムにいる間は、
街中をブラブラしていた。

時間があったので特に目的もなく散歩したり、
ゴッホ美術館に行く際に散々迷ったりして
人通りの多くない道も通ったものの、
不安を感じるようなことはなかった。

ヨーロッパの中では
若干ピリピリしていた気がしないでもないが、
基本的には安全な街だろう。

冬のアムステルダムは雲がどんよりと立ち込めていて、
陰鬱な空気は漂っていたが。

花の咲き乱れる国というイメージとは
だいぶ違った雰囲気だった。



先進国が安全というのは誤解


アムステルダムの治安もそうだし、
先進国だからと言ってすっかり安全という国は少ない。

日本が例外なだけで、
たとえばニューヨークだって危険。

手放しに先進国と呼べるか微妙なところだが、
イタリアもうさんくさい人間が次々にすり寄ってくる。


まして、オランダと言えば
北欧と並んで世界的に社会制度や文化の面で
先進的な国として知られる。

もちろん経済的にも強く、
一人あたりGDPは世界で14位。

ドイツが19位、日本は22位なので、
それよりも高い位置づけだが、
手放しに安全とは言えない。


その一方で、
いかにも危険そうな新興国であっても
治安がずいぶん改善されている場合がある。

たとえばジャカルタの場合には、
高級な腕時計をしていると腕ごと落とされるという話が
マレーシアでもまことしやかに囁かれていた。

ちなみに、同じ話をマレーシアのジョホールバルについて、
シンガポールのホテルマンが日本人旅行者に語っていたこともあるらしい。


しかし、実際はジャカルタもジョホールバルも、
この数年の間にだいぶ安全になっている。

もっとも、ジョホールバルでは身の回りで強盗事件が起きたり、
まだまだ改善の余地は残されている。

ジャカルタも同様なのだろう。


しかし、アムステルダムと比べて治安が著しく悪いとは
現地に入ってみた感覚として感じなかった。

むしろ、オランダ人の方が身体が大きい分だけ威圧感があるし、
暴れだしたら手に負えない。

男性なら180センチ超えはゴロゴロいるし、
190センチ台の人も珍しくないので。

アジア人とは体格が違う。

その意味では、アジアの方が落ち着くところがある。


ヨーロッパにいる場合、
相手が素手でも筋力自体が凶器のようなところがある。

もちろん、人にはよるが、
一般的に体格がいいので怖いところはある。


こうして考えてみると、
いわゆる先進国と新興国の治安の格差というのは、
確実に狭まっている気がする。

中南米やアフリカのように
いまだに本気で危険な国が残るところもあるが、
東南アジアに関してはずいぶん安全になった。


少なくても、アムステルダムと比べても
著しく見劣りしない程度には。


アムステルダムで危険なエリアは?

薄曇りの日のオランダの街並み
大雑把なエリアということで言えば、
西側の地区はあまり風紀が良くないという話がある。

その中でも、
落書きが多かったり、道行く人の身なりが汚かったり、
表情や態度が荒ぶっていたりといった分かりやすい特徴が
ヨーロッパでは意外にわかりやすく見られる。

そのため、雰囲気がおかしいと思ったら、
ずかずか踏み込まずに立ち去った方が無難。

これはオランダだけではなく、チェコやポーランド、
ロンドン、マドリッド等でも経験してきた。


オランダ人と言えば、
平均身長が世界一高いと言われる国。

たとえ素手であっても、
肉体だけで十分な脅威になりえるので
わざわざよそ者感丸出しの日本人が
危険な地域をウロウロするのが得策なわけはない。


また、ダム広場のあたりは
あまり治安が良くないとも言われるので、
足を運ぶ時には要注意。

そして、お決まりの中央駅。

多くの旅行者が集まってくる中央駅は
それを狙った犯罪者も群がってくる。

アムステルダムの中央駅付近では
ニセ警官の被害も報告されている。

制服らしきものを着ていても、
自動的に信用しないように注意が必要。

このニセ警官は他にも観光スポットに出没しているようで、
国立美術館やゴッホ美術館の近くで遭遇したという声も。


あとはアムステルダムの治安というより交通事情として、
日本人の感覚では考えられないほどに
自転車レーンがしっかり整備され、活用されているため、
うっかり歩かないように気をつけたい。

歩道と間違って歩いていると、
自転車との接触事故につながりかねない。

不注意でケガをしては旅行も台無しになってしまうので、
歩道と自転車用の道を区別しながら歩いておきたいところ。



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