ジャカルタについてブログに書いた結果

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ジャカルタでの出来事をブログに書いていたら、
私のメルマガを読んでいる人から問い合わせをもらうようになった。

内容はかなり多岐にわたっていて、
「旅行に行きたいのですが、治安は大丈夫でしょうか?

 かなり危険だと聞いているので心配です」

といった話もあれば、

「インドネシアは移住先としてどうですか?

 日本人が住むには適しているのでしょうか?

 あまり情報はありませんが、
 実は穴場ではないかと思ったりしています」

という問い合わせもあったり。

ブログから直接質問が来ることはなくて、
不思議とメールでの問い合わせだけだった。

この点は不思議なところだが・・・。

ここで質問に答えておくと、
ジャカルタの治安はたしかに安心のレベルとは言えない。

ただし、ビクビクしながら歩かなくてはならないかというと、
すでにそのレベルからは脱している印象だった。

裏通りやあやしげな雰囲気の場所を避ければ、
海外での一般的な注意をして行動すれば問題ない。

とにかく徒歩は避けてすぐ先まで行くのにも
タクシーを使う必要があるというほど
治安が悪いわけではないので。

当然、深夜に歩いたりする場合には話は変わってくるにしても、
日中にブラブラするのは気軽にできる。

ただし、ジャカルタはほぼ赤道直下の街なので、
熱中症にはご注意を。

特に観光で色々周る場合には、
ペットボトル片手に動いてこまめに水分補給をする必要がある。

また、見どころの1つであるモナスは
歴史の背景に思いを馳せながら見ていると
心にしみるところがあるが、
周辺の道路は渡りづらいので要注意。

近くの巨大モスクは徒歩圏内だったが、
思いの外道を渡るタイミングを掴めなかった。

ジャカルタについてブログには書いていなかったが、
深夜まで工事をしている街なので
隣で工事をしている場所にあるホテルに泊まると
夜中に騒音で悩まされることになる。

午前0時を過ぎても工事が続くので。

経済発展のためにはいいとしても、
観光客としてはたまらない。

そのため、
旅行の際には最初から全日程の予約をせずに、
様子を見ながら現地で延泊するのが無難かもしれない。

そのホテルが問題なければフロントで申し出るか、
agoda等の予約サイトに現地で接続して予約するか、
どちらにしても環境がいいことを確認してからにしたい。

最初の1泊ぐらいはジャカルタに行く前に予約して、
残りは現地で調達する形で。

移住についてはジャカルタは悪くはないにしても、
それほど条件は整っていないかと。

以前にもブログに書いたように空気は良くないし、
外国人向けのレストランが限られている。

さらに渋滞によって移動が不便。

このあたりの事情が解決しない限りは
海外移住先としてベストとは到底言えない。

交通インフラはそう簡単に改善するとは思えないし、
それなりに時間がかかるはず。

今は公共交通機関としてバスの他に、
ジャカルタでは日本で廃棄された車両を使って電車も通っている。

ただ、ラッシュ時には電車の上に人が乗るほど
混雑しているのが現状。

ニーズに対して供給がまったく追い付いていない。

渋滞も日常茶飯事で移動時間が読めないので、
そもそも遠くに行こうという気がなくなる。

電車の路線が1本や2本増えただけで解決する問題ではないので、
だいぶ時間がかかるだろう。

外国人向けのレストランについては、
エリアによってはすでに解決されていると思う。

たとえばジャカルタにはブロックMという日本人街もあるので、
そういった地域に住めば和食も楽しめる。

限られたエリアにピンポイントで絞って部屋を見つければ、
そこまで困らないのかもしれない。

以前にブログでも書いたとおり、
コンドミニアムの質は低くないので
食事や買物といった立地面にも注意して選べば、
それなりには海外生活を楽しめる基盤はあるかと思う。

ジャカルタに行く前はイメージになかったこととして、
とにかく人が穏やかで優しいことがあった。

この国民性はかけがえのないものだし、
元々持っていない国には未来にも望めないこと。

ジャカルタがもっと住みやすいレベルに発展すれば
移住先としては相当有力になるかもしれない。

人気の移住先として注目されるようになって
世界中から人が集まってくるようになれば、
インドネシア政府が外貨獲得のために
永住ビザの発行にも積極的になるかもしれない。

ちょうど今のフィリピンのように。

そうなったらインドネシアはチャンスが大きい国だと思うので、
今後も注目して見ていきたい。

またジャカルタについて何かあれば改めてこのブログで報告する。


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