バンコクの台湾式足つぼマッサージは激痛だった


バンコク・トンロー駅の南側に、徐瑞鴻診療所という足つぼマッサージがあって、こちらは台湾式のとても評判のいいところ。

マッサージ店というよりは、病院に近い印象という話を聞いたが、実際に看板を見ても、診療所という文字が読めるし、気軽に入りやすい店構えというよりは、いまいち繁盛していない診療所のような空気が漂っていた。


同じバンコクのトンロー駅とすぐ隣りのエカマイ駅に泊まっていたので、そのまま歩いて行くことにした。

徐瑞鴻診療所の地図

1駅だけBTSを使う手もあったが、モノレールが来るまで待つのが若干面倒くさかったし、バイクタクシーを使うにも、道路が真反対の方向だったので、結局なんだかんだで歩くことになった。

元々私はこの診療所に行きたかったわけではなくて、ネットで調べたところ、先代のやっていた足つぼマッサージがバンコクでも評判がよく、そこに行こうとしたらすでに先代は亡くなっていて、店の名前も変わっていた。

この診療所の近くにはビエンチャン・キッチンというラオス料理の店があり、バンコク在住の Teruのお勧めということ。


診療所の門の内側には、拡大された地球の歩き方のコピーが載っており、人気の理由はただ単にガイドブックに掲載されたことではないかという疑念がよぎったが、せっかくここまで歩いてやってきたので、とにかく診療を受けてみることにした。

コースはいくつかあって、60分のコースの中には、足つぼの他に肩や腕、そして手のひらのマッサージもやってくれるものもあるし、45分にして足つぼと肩だけという選択もできる。

それ以外にも、全身マッサージ等の何種類かあったが、今回は台湾式の足つぼマッサージをしてもらって、内臓の状態を健康に戻したいと思っていたので、1時間コースを選ぶことにした。


どうしても東欧に行くと、ビールやシャンパンを飲みすぎてしまうのは予測が付くので、ブルガリアやポーランドに行く前に、バンコクにてしっかりと内臓の状態を整えておこうというのが今回の趣旨。

いくら足つぼマッサージが痛いとはいえ、あくまでも健康のためだし、体を壊すような目的のものでないことが予めわかっているわけなので、そこまで苦痛ではないだろうと高を括っていた。


予想以上の痛み

担当してくれたのは、20代後半ぐらいの男性で、特に力の強そうな感じには見えなかった。

しかしながら、始まって3分でもう帰りたくなるぐらいに、とにかく痛い。

これまでもタイ式のマッサージで全身の痛みを感じることはあったが、ピンポイントに足裏だけでここまで痛い思いをすることは、初めてだった。

そして、痛みを感じると頭とか、肩とか、対応している部分をどういうわけなのか日本語で教えてくれる。

さすがに地球の歩き方に載っているぐらいなので、どうやら日本人客が相当数いるらしい。

私の場合、両足の指先が特に悪く、ここは副鼻腔が該当する模様。

副鼻腔を意識したことすらなかった・・・。

ただし、足裏と内臓の対応表によっては、この部分は前頭葉とか、大脳とか、そういった表記がされていることもあるので、この辺は流派によって解釈が違うと思われる。

さらに、腕や手もかなりの痛みだったが、極め付けは肩。

まるで肩の肉を引きちぎろうとしているかのように、力強く揉んでくる。

ただ肩を揉まれるだけで、ここまで痛いとは思っていなかった。

1時間は随分と長く感じられたが、ボロボロの状態で店を出たかと思いきや、意外にも足取りは軽く、肩の辺りもだいぶすっきりしていることがわかった。

この日はすぐ近くのビエンチャン・キッチンで、ラオス料理のラープやカオ・ピヤック・セン、カイペーンとCHANGビールで一日を締めた。

どうやら効果があることがわかったので、バンコクにいる間に何度か行っておこうと、2日おいてからもう一度行ってみると、今度は女性のマッサージ師がついたが、やはり痛みは他の店に比べてかなり激しい。

ただし、足つぼマッサージの痛みは、最初の日の男性に比べるといくらか緩和され、多少なりともマシだった。

しかしながら3度目に行くとなると、あの激痛を思い返した時に、少々戸惑われるのも事実。

バンコクは他にも、木先生のマッサージとか、ドクターフィートとか、いくつか評判のいい足つぼマッサージがあるので、この徐瑞鴻診療所以外のところにも足を伸ばしてみようかと思う。


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