ブダペストの地下鉄の駅で遭遇する迷惑な人

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ブダペストは地下鉄が発展していて、
駅も多いので利用しやすい。

隣国のクロアチアの首都、ザグレブのように
地下鉄のない街もあるため、
このあたりはかなり便利。

また、プラハのように知名度の高い国でも
路線の数は3つと少ない場合もあり、
路線数が9つ(実質は8)あるのは市内交通の利便性が高い。



しかしながら、ブダペストの地下鉄駅では
少々気がかりなこともある。

というのも、券売機でチケットを購入していると
物乞いや寄付の人がそのタイミングを狙って
やってくることが少なからずある。

特に東駅やAstoria駅のように
旅行者が多い駅ではその傾向が顕著。

これは私の気のせいかもしれないが、
スーツケース等の荷物を持っている時のほうが
手ぶらでチケットを買っている時よりも
声をかけられる頻度が高い気がする。


道端とは違って完全に立ち止まっているため
素通りすることはできないし、
財布を出しているために
ひったくり等の被害も心配になる。

また、慣れない券売機の操作も必要だし、
(しかもタッチパネルの精度が低いこともしばしば)
場合によっては荷物も守らなくてはならない。

その状態で話しかけられるのは
精神的にも参る。


とても偶然とは思えないので、
狙ってやっているのだろうが、
追い払いたいがために少額を渡して
解決したいという心理を狙っているのだろう。

もっとも、向こうが簡単に引き下がるのか、
小さな額を引き出せた相手だからこそ食い下がるのか、
その点は定かではない。

少なくとも、
大きな荷物を持っていれば機動性は相手より低いし、
何かを持ち逃げされれば厄介なことになる。

そして券売機の数は限られているので、
その場を立ち去るという選択肢もとりづらい。



この点はブダペストの地下鉄で遭遇する面倒事で、
駅員もチケットを打刻する改札の機械のところにしかいないので、
取り締まっている様子はない。

なお、チケットは入場時に打刻するが、
それ自体は機械で行う。

ただし、かなりの頻度で駅員がそこにいて
チェックも行っている。

定期や一日券等を持っている場合は、
その場で提示する仕組み。

日本のように自動改札を導入して
切符や定期がないと通過できない仕組みでもなく、
プラハのように入り口はノーチェックで
車内での抜き打ちチェックがあるのでもなく、
半自動で半分人力のようなシステムが取られている。

かなり中途半端な感じはするが、
東欧は人件費があまり高くはないので
本格的な自動改札を導入するよりは
コストを抑えられるのかもしれない。



なお、地下鉄の車内の雰囲気は安全。

先進国のロンドンやミュンヘンの地下鉄と比べても、
皮膚感覚で感じる限りではハンガリーは治安が良いと感じた。

去年1ヶ月ブダペストで過ごした時も、
特にトラブルに巻き込まれることもなかったし、
今回の滞在中も同様。


なお、ハンガリーの長距離鉄道では
エアコンが付いていない車両を2回体験したものの、
地下鉄は酷暑に見舞われたことがない。



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地下鉄に乗る時の注意

ブダペストのOktogon駅

ヨーロッパでは珍しいことではないが、
基本的に扉を開けるには開閉ボタンを押す必要がある。

そのため、駅で待っていて目の前に扉が来ても、
何もしないと乗れないことがある。

降りる場合も同様で、
内側から開閉ボタンを押すと初めてドアが開く。

それ以外には特に難しいことはないので、
ブダペスト滞在の足として便利に使っていただければと思う。


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