旅に出る前にバックパッカーが予算を計算する方法



一言でバックパッカーの旅の費用と言っても、
予算によって宿泊するホテルのランクも違えば、
行き先によって物価も天と地ほど違う。

たとえば同じシンガポールでも、
ホステルのドミトリー(相部屋)に泊まって
ローカルレストランのホーカーズに宿泊するのと、
有名なマリナベイサンズを予約して
現地の有名レストランで食事をする場合なら
予算は10倍以上変わってくる。

同じ国でもこのような差がある。


あるいは同じヨーロッパでも、
東欧のハンガリーと北欧のノルウェーでは
物価の違いがあまりにも大きく、
同じ程度のホテル・レストランを利用しても
3倍ぐらいは費用が変わってくる。

地理的には大して離れていないのに、
ここまでの差が出るという現実がある。


そのため、バックパッカーが事前に費用を知るのは
なかなか難しいと思われがち。

しかし、旅慣れてくると、
そんなことがないことが分かる。


まず、旅費の大きな割合を占めるのは、
航空券・ホテル代・食費の3項目。

これに加えて陸路や海路での移動、
観光スポットの入場料、その他の雑費がかかってくる。

そのため、事前にこれらの価格の相場を調べられれば、
おおよその予算をつかめる。

これは数日間の短期旅行でもそうだし、
世界一周をした時も同じだった。

バックパッカーにとって世界一周は特別なもののようだが、
実際は通常の旅行の組み合わせのようなものなので。


まずは航空券の価格の調べ方。



こちらはスカイスキャナーやmomondo等の
航空券比較サイトで価格をチェックできる。

具体的な日付けを指定して検索するので、
現実的な見通しを予約前に立てることが可能。

ただし、割安な航空券はすぐになくなってしまうこともある。


最近の私の経験だと、
今は台湾を台北から高雄に向けて縦断中だが、
急遽日本に一時帰国する必要が生じた。

そこでスカイスキャナーを通じて
高雄と東京の往復便を検索、
日付を決めてスケジュールの段取りを付けていたところ、
3時間後に予約しようと思ったら
すでに先程の価格の航空券はなくなってしまっていた。

3,000円ほど上がっただけで別の会社の航空券があったのでよかったが、
こういったケースは時々ある。


バックパッカーの中でも時間の上で自由がきくなら、
航空会社のプロモーションを活用して節約する手もある。

特に台北・ソウル・上海をはじめとして
比較的近い街直通のLCCの価格は眼を見張るものがある。

先日はピーチ航空で東京・台北間を
往復で7,000円というチケットが売られていた。

ただし、0泊の強行日程という制約付きだったが。

なかなかの弾丸ツアーだった。


こうして航空券は予測というよりも、
ほぼ確定に近い額を事前にリサーチ可能。

バックパッカーが予算を立てる上で、
必要な金額を明確にしやすい項目となる。


続いてはホテル代。



こちらもHotels.comやBookin.com、
Expedia等のホテル予約サイトで確認可能。

ホテル代は街による差が大きい項目だが、
これで大体の費用が算出できる。

もちろん宿泊してみないと
実際の泊まり心地は分からないが、
部屋の写真や広さ(平米数)や宿泊者の評価を見ていけば
大体の予算感をつかむには十分。

安宿に泊まるにしろ、
高級なリゾートホテルにしろ、
普通の中級ホテルを選ぶにしろ、
それぞれの予算感をつかめる。

星の数や宿泊者の評価、部屋の広さで
それぞれのホテルがどのランクに該当するかは見当が付く。


ホテル代は時期によって価格が異なることがあるので、
その点はご注意を。

大規模な国際会議があったり、
世界的なイベントがある時期にはホテル代は高騰する。

特に受け入れのキャパシティーの小さい町は。

以前にプラハのホテル代が急に高くなった日があり、
調べてみたら某アーティストのライブが催されているようだった。

プラハには半月ほど泊まっていたが、
ある2日だけ適当なホテルが見つからなくて戸惑った。

結局、普段よりも基準を下げて予約したが、
やはりいまいちな部屋だった・・・。


ヨーロッパならハイシーズンの7月〜8月は
満室のホテルも多い上に宿泊費も上がる。

ダブリンはゴールウェイのようなアイルランドの街は
価格以前に空室のあるホテルが少なく、
快適に滞在できる部屋を見つけるのに苦労した。



人が多く来るハイシーズンの旅行の場合は、
早めに旅先のホテルを予約しておく方が安心。

逆にオフシーズンの冬なら
費用が安くて済むこともある。

こういった季節要因も忘れずに確認しておいていただきたい。


バックパッカーの予算の最後の項目は食費。



こちらは事前に注文して行くわけではないし、
費用を確定させることはできない。

ただし、ざっくりした金額ぐらいは調べられる。

まずはどのような食生活を向こうで送るか。

毎食レストランを利用するとしても、
どのような価格帯の店を使うかで予算は変わる。

ファーストフードなのか、
地元の人が日常的に使う店なのか、
ちょっとおしゃれな店なのか、
高級レストランなのか。

食事のグレードや頻度を決めたら、
その国の物価について調べると
食費についても大まかな目安が見えてくる。


航空券やホテル代に比べると食費は曖昧だが、
旅の予算を立てる上では情報が十分な世の中になった。

こうしてバックパッカーの旅にかかる費用は、
あなたの旅のスタイルに合わせて事前に算出できる。


本当はお金のことをあまり気にせずに
余裕を持って旅に出られるのが理想。

私も初めての海外旅行は
手持ちの資金が尽きるまでヨーロッパを回った。



帰りの航空券がないと
最初の地のロンドンに入国できないため、
ロンドンからソウル行きのチケットを正規価格で購入し、
後日払い戻しをする形で。

東京行きのチケットでなかったのは、
単純に料金が高かったから。

ソウル行きなら15万円ほどだったのが、
東京行きだと50万円した。


ということで、帰りの航空券も
実質的に現地で手配することにして、
なけなしの費用で節約しながらヨーロッパを10ヶ国ほど周った。

ロンドンを皮切りに、ブリュッセル、アムステルダム、
パリ、リスボン、コルドバ、グラナダ、バルセロナ、
アヴィニョン、アルル、マルセイユ、ミラノ、ベネツィア、
ウィーン、ローマ、アッシジ、ナポリ、アテネ等々。

この時は旅費を削減するため、
レストランで食事をしたのも数えるほど。

あとはスーパーのデリカテッセン等で済ませた。

この初めての旅は各地で感動することもあったし、
自宅を持たない現在の旅暮らしの原点になった。

そして、日本人としてパスポートの強さを感じた旅でもあった。


とは言え、今のように各国の食文化を楽しみながら、
そして現地のサービス水準等も観察しながら
お金に振り回されずに旅する方が
得るものが確実に大きくなった。

予算が増えることは、選択肢が増えること。

そして旅行中も収入があれば、
旅は持続可能な日常になる。

期間の面でも自由がきくようになった。


先日は2度目のベトナム旅行をしてきたが、
今回は観光ビザをあえて取得した。

ビザなしでも15日いられるが、
3ヶ月の観光ビザを取って
中部のホイアン・フエ・ダナンで
現地の雰囲気に浸りながら長期滞在型の旅をしてきた。





観光するというよりも、
ホテル暮らしながら現地で生活する感じで。

洗濯は街中のランドリー業者がやってくれるし、
ホテル代も安いので節約のつもりはなくても
旅費は安くで済んだ。


世界一周の経験も踏まえて言えば、
ざっくりした地域別の予算感としては、
ヨーロッパの中でも北欧やスイス、
それからオーストラリアが最高値。

続いてアメリカやカナダといった北米、
そしてニュージーランドや
イギリス、フランス、ドイツ等が続く。

東南アジアやヨーロッパでも東欧・南欧がその下。

アジアの中でも中国は街による差が大きく、
香港や上海はイギリスやアメリカと同じ程度。

小さな町に行けば東南アジアに近い物価に下がる。


ベトナムは東南アジアの中でもホテル代が安く、
バックパッカーが長期滞在するには好都合。

もっとも、居心地の面で言えば、
バンコクやシンガポール、ラオスのルアンパバーンの方が
上という印象は拭えなかったが。

現在は自宅を持たず、ホテルに宿泊しながら
無期限で旅を続けている。

経験を積めば積むほど、
住みたい街が増えていく一方、
訪れたい街も同時に増えていく。

ビザのことを考えると、そんな選択肢もあり。

私は移動が好きなわけではないので、
できるだけ滞在期限ぎりぎりまで1つの国にいて、
無意味にフライトの回数は増やさないようにしている。

移動そのものが目的なわけではないので。


ずっとバックパッカーらしい旅にこだわる以外にも、
人生には様々な可能性が存在する。

そして、それを求める自由があなたにはある。



本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

そこで無料で学べる場を作ったので、
詳しくは以下の案内をどうぞ。

メールアドレス

よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ