スロバキアのブラティスラバ駅は小さかった

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ポーランドのクラクフを午前9時頃に出て、そこから目的地であるスロバキアのブラティスラバに到着したのは、午後の9時を回ったところだった。

実に12時間かけて移動してきたことになる。

本来であれば午後5時には着いているはずだったので、4時間ほど遅れてしまったことになる。

最初の問題点は、本来乗る予定であった電車に乗れずに、乗り換え駅のカトビッツから別の電車に乗ってしまったこと。

そしてもう一つの問題は、単純に電車が90分ほど遅延したこと。

この電車の遅れに関しては、乗り換えの前の電車で60分ほど次の電車が遅れているという話は聞いていたが、駅に降りてみると、電光掲示板には70分の遅れと表示されており、さらに遅延が悪化していることが判明した。

現実には70分遅れどころか、そこから20分遅れて、90分遅れで運行している状況だった。

しかも、ブジェツラフ駅は、ホームが完全に吹きさらしな上、かなり気温も寒かったので、電車を待っているのはかなり厳しく、かと言って駅の中にいると電車が来たことがわからない可能性があるので、寒い中で待たざるを得なくて、かなり大変な思いをした。



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ブラティスラバに到着

そんなわけでどうにかこうにかブラティスラバ駅に到着したが、こちらは首都の中央駅とは思えないほどに小さく、拍子抜けするぐらいだった。



駅を降りてみても、売店等はほとんどなく、なんだか閑散としたイメージ。

この日は幸いなことに、旧市街の近くではなくて、駅の近くにホテルを取っていたので、ホテルは間もなく歩いて見つけることができた。

しかしながら問題だったのは、周りに店がほとんど見当たらなかったこと。

ホテルの受付で聞いてみたところ、24時間営業のスーパーが近くに一軒だけあるということ。

午後9時を過ぎると、通常の店は全て閉まっているので、もし買い物ををするのであれば、その24時間営業のスーパーに行くしかないということだった。

手持ちの水が残りわずかだったので、本来であれば買いに行きたかったところだが、この24時間営業のスーパーもかなり距離があった上、今にも雨が降りそうな天気だったので、仕方がないので翌日に回すことにした。

ポーランドのクラクフという非常に居心地のいい町を出て、そして途中乗り換え駅であるカトビッツ駅の周辺もかなりにぎわっていたので、ここで2、3泊してもいいような気がしつつ、そこからチェコのブジェツラフというとても寂れた町に寄って、最後に着いたブラティスラバ駅も駅周辺だけを見る限り、あまり栄えている感じはしないということで、なんだか落ち延びてきたというか、どんどん人気のないところに移動してしまっているような感じがある。

このブラティスラバという町自体はスロバキアの首都なので、旧市街の方に行けば色々見るべきポイントもあるようだし、ミハエル門やデヴィーン城、ロランド噴水等を翌日以降の楽しみにしたいと思う。


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