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タイ、チェンマイへの移住について現地を下見してわかった4つの事実


ワット・プラシン
以前から、チェンマイへの移住について薄々とは考えていたものの、タイといえば繰り返しやって来ているバンコクもあり、そちらの方が有力候補になっていた。

これまでも、フィリピンやマレーシアに実際に住んでみて、これから先どの国に住むのかは常に考えていたが、2014年からタイのエリートカードやイージーアクセスが販売再開となり、50歳未満でもタイ生活を送るのが比較的容易になった。

以前だと、50歳以上のリタイアメントビザは簡単に取れるものの、私のように30代だとビザの取得が難しく、それがチェンマイを含めたタイへの移住の大きな障害となっていたが、その問題が解決したことによって、がぜん現実味を帯びてくることになった。

加えて言うと、タイの場合はビザなしで30日までは滞在できるが、この期間はバンコクでのんびりしているとあっという間に過ぎてしまい、なかなかチェンマイに足を伸ばす機会がなかった。

いい加減そろそろ現地を視察したくなって、バンコクに1日だけ滞在した後、ドンムアン空港に行き、そこからエアアジアの便でチェンマイの空港に飛んだ。

現在はチェンマイに滞在をして約20日ほどになる。

旧市街近く
移住以外にも投資家としての視察の意味合いも兼ねていたが、それらの視点から見て、チェンマイがどのような状況なのか、簡単にまとめておこうと思う。


チェンマイで暮らす場合の住環境について

MAYAモール近くの像
バンコクに比べて、タイ第2の都市になるチェンマイは自然が多く、長閑であると表現されることが多い。

しかしながら、川というか堀で囲まれている市内中心部に関して言うと、交通量も多いし、空気は決してきれいではない。

市内中心部から外れても幹線道路沿いの交通量は多く、空気は汚い印象がある。

残念ながらあまり長い距離を歩いていたいと思う場所ではなく、それについてはバンコクや東南アジア各国の首都と、あまり変わらない印象を受けた。

しかしながら、中心部を外れ、さらに幹線道路から外れて、少し小路に入っていくと状況は一変し、辺りには緑が多くなるし、大きな道路から離れていけば空気も随分綺麗になる。

そういった場所にあるホテルでは、夜になると鈴虫の鳴く声や、蛙の鳴き声も聞こえてくる。

余談だが、1日だけ蛙の合唱が大音量の日があって、同じホテルに泊まった別の日には、そんなことはなかっただけに、その点は不思議だった。

空気の綺麗さ以外で言うと、チェンマイはあちこちに寺院があり、風光明媚な町という印象がある。

寺院
とはいえ、20日の滞在の間にも立派な寺院がすでに普通の風景に変わりつつあるので、いざチェンマイに移住して生活した場合に、こういったお寺を見ることに、どれだけの感慨深さを得ることができるか考えると、あまり関係ないような気がする。



歩きやすいとは言えない道路事情

幹線道路に関して言うと、あまり道が渡りやすいとは言えない。

チェンマイに来てから、歩道橋は一つも見ていないし、一応歩行者用の信号もたまに設置されているものの、青になっても関係なく車やバイクが突っ込んできたりするし、そもそも信号が非常に少なく、道を渡るのは少々のコツと忍耐強さがいる。

タイの場合、元々身分社会であったこともあり、下の者が上の者を尊重するのは当然のこととされていて、そのためにはある程度の犠牲も厭わないと言われることがある。

そして、元々車を持っているのは特権階級や上流階級なわけで、そういった文化背景から、歩行者よりも車を自然に優先する社会構造があるとされているが、それはチェンマイの町を歩いていても感じる。

車が歩行者に道を譲るというよりは、歩行者の方で気を遣いながら歩いていかなければいけないところがあり、そういった意味で言うと少々歩きづらい町。



チェンマイのレストラン事情

食事に関して言うと、ローカルフード以外の店がバンコクに比べて圧倒的に少ない。

MAYAという大きなショッピングモールがあり、夜にはライトアップされてとてもきれいだが、そのショッピングモールの中でさえ、中に入っているレストランは、タイのあちこちにあるチェーン系の店が中心。

MAYA
4階にあるレストランフロアは、なぜか大半が日本食のレストランになっていて、やよい軒やFuji レストラン、ココイチ、鉄板焼きのMIYAZAKI、SHABUSHI等が入っている。

タイに慣れていなければ感動するかもしれないが、どれもバンコクで頻繁に見かけるような店ばかりなので、あまり新鮮味がない。

少し気になったのは、バンコクのアソックにあるターミナル21というショッピングモールの中にあるココイチは、ランチタイムや夕食時にはちょっとした行列が出来るほどの人気ぶりなのに、このMAYAの中のココイチは、席がガラガラということぐらい。

若干客層が違ったりとか、ショッピングモール自体の集客力に差があるということがわかる。

外国の料理があまりバリエーションがないというか、店の数自体が少ないのに対して、和食レストランは比較的多い気がする。

横浜家系ラーメンの本格的なラーメンを食べられる店もあり、そこは日本人が店長を務めていた。

それ以外の店だと、どうやらタイ人オーナーである店が多いようで、和食のレベルはイマイチではあるものの、定食は500円弱の値段から食べられる。

質がイマイチである一方で、料金もバンコクに比べて割安感があるので、安かろう悪かろうというと言い方が悪いかもしれないが、コスパで言うと必ずしも悪くはない。

ただし、バンコクやマニラのような町に慣れてしまっていると、正直チェンマイの和食は少々物足りないものがある。

これ以外にも、メキシコ料理の店とか、イラク料理の店とか、ハンバーガーやサンドイッチを売っている店とか、他にもバーであるとか、ステーキ屋とか、一通りの店は揃っているので、チェンマイに移住するとして、1年ぐらいであればそれなりに食事も楽しめそう。

もちろんタイ料理を食べるには事欠かないので、カオニヨウ(もち米)やサイウア(ソーセージ)、トムヤムクン、カノムジーン等を楽しむのには不自由しない。


チェンマイの物価はかなり安い

生活費を確認するためスーパーへ
移住生活をするとして、生活費の中で大きな割合を占める要素として、家賃と食費がある。

市内を歩いていて、住宅のセールやRENTの文字を見ることがあるが、セミディタッチタイプの戸建が月に4万円ほどで賃貸に出されていたり、ゲストハウスが1泊200円以下で表示がされていたり、チェンマイの家賃相場はかなり安い。

そういった意味では、バンコクの半分ぐらいで部屋を借りられるのではないかと感じる。

ただし、新築のコンドミニアムを購入しようと思えば、33㎡の部屋でも1100万円ほどとなっていて、新築の物件に関しては決して安くはない。

しかもタイの場合、日本人を含めた外国人がローンを組むことができないので、タイ人の奥さんがいない限り一括払いとなる。

さらに言えば、自分がチェンマイに移住をしてその物件を使っているうちはいいが、他の町に引っ越して賃貸物件として活用しようとした場合、物件の利回りが低くなる可能性が高いので、そこら辺も要注意。

基本的に投資用物件としてインカムゲインで回していくのは、これからコンドミニアムを購入する場合には厳しい発想と言わざるをえない。

食事代については、先程も語ったように、和食の定食でも500円を切るようなものもあり、かなり安め。

一方、ステーキハウスに行けば、1食が普通に3千円とか4千円とかするし、メキシコ料理の店でも、ナチョスとフローズンマルガリータというカクテルを飲んで、マルガリータパイというデザートを頼んだら、1600円から1700円ぐらいした。

いわゆる新興国の物価は安いという都市伝説ほど、目を見張るような安さではなくなっている。


治安は良いとされているものの・・・

MAYAの催事場
原則として、チェンマイの治安は安定していると言われているし、現地に住んでいる日本人に聞いても、この町は安全だという話だった。

確かに、軽犯罪も含めて何かトラブルが起こっている現場に遭遇したりもしなかったし、不穏な空気が流れていたりもしない。

しかしながら、今回の滞在中、全く身の危険を感じることがなかったかと言えばそうでもない。

というのも、大抵の場合、治安の悪さは人間に起因するものだが、今回は夕暮れ時に寺院巡りをしていたら、2回も犬に追われることになった。

海外で怪我をすると保険等の問題もあって厄介だし、狂犬病を始めとした感染リスクもある。

そういったことを考えると、海外で犬に噛まれるというのは由々しき事態で、本来あってはならないこと。

チェンマイもタイの他の町に劣らず野良犬は多いので、そこら辺は少々不安を感じるところがあった。


日本人コミュニティは狭く窮屈か?

タイ語の看板
チェンマイに移住して数年がたつ日本人に話を聞く機会があったが、この町に定住している人の半数ぐらいはリタイアメント層で、人数もそう多くはないので、コミュニティとしてはかなり狭く、その中で嫌われると他のグループにも情報がいくので、生きづらくなるという話だった。

実際、日本人コミュニティで嫌われた60代の人が、この町で住みづらくなってフィリピンに移住していった例もあるという。

逆に言えば、日本人以外のコミュニティに属しているとか、現地であまり人間関係を作る必要を感じていないのであれば、こういった問題は関係ない。

とはいえ、ムラ社会は生き辛いところがあるので、あまり人数が限られているのも考えもの。

ここまでチェンマイに移住した場合の住環境であるとか、物価や治安、日本人のコミュニティ等について考えてみたが、総括的に言うと、やはりこの町は移住するのにそれなりに適していると思う。

ただし、私が移住してくるとすれば空気の汚いチェンマイ中心部ではなくて、そこから少々外れ、幹線道路からも離れた位置で、空気の綺麗な場所を選ぶことになるだろう。

チェンマイへの移住と言っても、別に5年も10年も住むとか、永住するというわけではなくて、基本的には1年住んでみて、まだ住みたければもう一年という形で考えていくし、タイに住むためにビザを取るのであれば、当然ながらチェンマイ以外にバンコクやプーケットにも住むことを前提に考える。

そこら辺は今後、構想を詰めていく予定。

ひとまずタイの主要都市は一通り周ることができたので、イージーアクセスを申し込むかどうかも含めて煮詰めていくことになる。

最近は台湾も移住候補になっているし、向こうはビザを用意しなくても住み始められることもあり、なかなか悩ましいところ。

贅沢な悩みが頭を巡っている。


伝えるのが難しいこと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?


本当はすべてあなた自身が決めていいことなのに、
現実の世界ではそれが許されない。


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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

伊田武蔵の変人疑惑

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