今回のロンドンはアールズコート駅と
グロスターロード駅の間にあるホテルに滞在した。
しかもグロスターロード駅が閉鎖されていたため、
自然に使うのはアールズコート駅だった。
もっとも、駅が使えないことを知ったのは、
ヒースロー空港で地下鉄の路線図を入手した時だったので、
イギリスに入ってから初めて気づくことになった。
そういえば、
以前に来た時もクイーンズウェイ駅が閉鎖されていて、
ベイズウォーター駅しか使えなかったことがある。
当時は知らなかったものの、
どうもロンドンでは駅の閉鎖が一般的らしい。
実際、今回も7つ前後の駅が閉まっている旨が
路線図のパンフレットに載っていた。
日本では考えられないことだし、
世界的に見てもこれは珍しいと思う。
東南アジアですら見たことがないほどなので。
もっとも、路線の目が細かいからこそ、
一部の駅が使えなくても問題ないという見方もできる。
実際、今回もアールズコート駅を利用することによって、
大きな不便はなかった。
グロスターロード駅からの行き方を想定していたため、
ホテルまでの道を調べていなかったのは困ったが・・・。
このアールズコート駅というのは、
駅周辺には伝統的なバーも並んでいるし、
近くの街並みもかなり瀟洒な感じになっている。
歩いているだけでも十分に楽しいエリア。
私が知るかぎり、これといった観光名所はないものの、
ロンドンらしい街並みになっている。
ウェストミンスター周辺のような物々しいイギリスらしさではなく、
もっと素朴で日常に根ざした感じをイメージしてもらえばいいと思う。
ちょっと脇道にそれても安全な雰囲気があるので、
その点もうれしい所。
わざわざアールズコートに行くということは少ないので、
ホテルをこのエリアに取ったのは良かった。
と言っても、別に狙って選んだわけではなく、
単なる偶然ではあったし、
ホテルの多いエリアなので確率論的に選びやすいというのもあった。
ここからはやや離れるもののケンジストンガーデンも
歩いていける範囲。
ヴィクトリア&アルバート博物館や自然史博物館も
徒歩圏内に入っている。
そう考えると、さり気なく良い立地なのかもしれない。
以前に訪れていたため、
今回は博物館は大英博物館しか行かずに終わったので、
その点は宝の持ち腐れだったのかもしれない。
ロンドンの夜景を見るのが困難なのは当たり前だった
今回の旅行ではロンドンの夜景を見ることができなかった。
以前には普通に目にすることができたのに。
理由は単純で、時期の問題。
7月の終わりに行ったので日没が遅かった。
夜10時頃になるとようやく日が落ちる感じで、
その時間でも若干空は明るい。
これでは夜中まで街中にいない限り、
ロンドンの夜景は見ることができないことになる。
先日もPicture Fitzroviaで食事をして
The Rubens At The Palaceというホテルに戻った段階では、
まだ日が落ちる前だった。
冬は日没も早く、夕方には暗くなっていたので、
かなり両極端な感じがする。
いつまでも空が明るいことを歓迎する人が多いものの、
個人的には7時ぐらいには日が落ちる方がしっくりくる。
あまりにも1日中明るすぎると、
時間の感覚がうまく機能しない感じがした。
ありがちな高層ビルからの夜景については、
私はあまり興味がない。
それよりも、もっと素朴に夜の雰囲気の街が好き。
昼間は昼間で違う顔を見ることができるし、
日没後は同じ街でも見せる顔が変わってくる。
そんな中を歩きまわるのが楽しい。
しかし、今回のロンドンでは昼間の顔しか見ることができず、
朝も6時には日が昇っているという状態。
起きている間は基本的に空が明るかった。
たしかにたっぷり観光して回るにはいいのかもしれない。
ただ、個人的にはそこまで丸一日かけて
観光を続けようとは思っていなかった。
むしろ今は旅と暮らしが融合した状態なので、
弾丸ツアーのような感じでやっていく気がない。
のんびりと仕事も含めた仕事をしながら、
気が向いた時に観光にも行く程度なので。
これはロンドンに限ったことではない。
その意味では、日が長過ぎるのも問題なように感じた。
それにしても、クリスマスシーズンに来た時は、
夜景がイルミネーションに彩られてきれいだった。
今回は1日中変化に欠けるという意味で、
どこか単調な感じがしたのは否めない。
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