マラッカに行ってみることにした。
ジョホールバルに2年住んでいながら、
マレーシアで行ったことがあるのは
クアラルンプールぐらい。
それ以外は、あまり行く機会がなかった。
そこで、最後だしマラッカに行ってみようと。
今なら気楽にいけるが、
フィリピンに引っ越したら
なかなか足も向かないだろうから。
朝に着替えとパソコンをバッグに詰め、
ラーキン・バスターミナルへ向かった。
ここからはマラッカやクアラルンプール等へ
長距離列車が発着している。
と聞いていただけで、実は使ったことがない。
今回初めての利用なのだが、
思いの外雑然としている。
タクシーから降りようとしている段階で、
すでに客引きに声をかけられる。
![](https://ijuusya.com/th_IMG_5601.jpg)
複数のバス会社のカウンターがあるため、
カウンターの前でも同様。
![](https://ijuusya.com/th_IMG_5606.jpg)
活気があると言うより邪魔くさい。
適当にやって来たので、
出発までどのバス会社でも1時間待たなくてはならない。
バスターミナル併設のショッピングモールを見てみると、
意外に色々な店が入っていた。
![](https://ijuusya.com/th_IMG_5597.jpg)
ローカル感の強い服屋や靴屋。
アクセサリーショップ、DVDショップ等。
アジアの中ではよくある雰囲気だ。
出発時間の11時半になった。
しかし、指定された場所に駐車しているバスは
マラッカには行かないという。
チケット売り場に戻って事情を説明するが、
その場所に行くように言われる。
というより、壊れかけの機械のように場所を叫ぶだけ。
渋々戻って待っていると、
予定より15分遅れでやってきたバスが、
どうやらマラッカ行きということだった。
そこから2時間半。
休憩を挟むことなくひたすら北へ。
高速道路の風景は、ヤシの木や林が多い。
さすがに熱帯の風景だ。
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マラッカに到着すると、
このバスターミナルにもローカル系ショッピングモールが。
デジャブかと思うほど、ジョホールバルと似ていた。
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すでに2時を回っていたが、食事はまだ。
とりあえず軽くワッフルを食べた後、
タクシー乗り場を発見した。
![](https://ijuusya.com/th_IMG_5663.jpg)
そこでホテルの名前を伝え、20リンギットということ。
約600円。
同じマレーシアでも、
マラッカのタクシーにはメーターが付いていない。
面倒な街だ。
後になってから、「ゴメン。15リンギットだった」と
係員が訂正に来た。
そしてタクシーに乗ったら、
運転手は20リンギットと行ってくる。
係員の話をしたら
延々適当な理屈を並べてくるので降りて、
別のタクシーに乗った。
こちらは混んでいたら20リンギット、
空いていたら15リンギットらしい。
もうタクシー乗り場の係員要らないんじゃないか?
彼は何のためにいるんだ?
到着早々にムダな雇用に疑問を感じつつ、
そのタクシーでホテルへ。
混んではいなかったが、
降ろされた場所がホテルの入り口ではない。
同じ建物の別の入り口だった。
到着早々うんざりだ。
タクシーの対応が悪いのは万国共通なので、
これは仕方ないのだろう。
ホテルの対応は良かった。
部屋もきれいだし、
一休みしてから、マラッカ観光に出た。
マラッカは旧市街が見どころらしい。
実はよく分からずに来ているのだが・・・
とりあえず、見どころは固まっているようなので、
そのエリアへの生き方をフロントで尋ねたら、
地図をプリントアウトしてくれた。
それを手にして、意気揚々と観光へ。
途中、廃墟となった教会らしき建物があった。
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これも何かの観光名所かと思ったが、
本当にただの廃墟だった。
インド人街を抜けてスペイン広場まで歩くと、
そこには川(マラッカ川)があった。
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両岸がオランダのようになっている。
完全にアムステルダムの雰囲気が。
オランダ統治下の名残らしい。
ここが一目で気に入り、
夕食の時にはここに戻ってこようと即決した。
それからスタダイスやマラッカ・キリスト教会、
丘の上にあるセント・ポール教会、
サンチャゴ砦等を見た。
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なかなか見応えがあった。
暑い中歩きまわるだけの価値は十分。
サンチャゴ砦のふもとには大型ショッピングモールも。
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![](https://ijuusya.com/th_IMG_5853.jpg)
それにしても、ポルトガルやオランダ、イギリスに
統治された歴史を持つだけあって、
イスラム教の国にあってキリスト教の遺産も多い。
そして、再びマラッカ川に戻って夕食を川沿いで。
ここだけ見ていると、
本当にアムステルダムに来ている気分だ。
暑かったのでノンアルコールビールを飲んでみた。
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日本のように本格的な味ではなく、何だか甘い。
言われなければビールの味とは思わないが、
これはこれで美味しい。
マラッカ川をクルーズのボートが下っていくのを眺めながら、
オランダ気分を楽しんだ。
マラッカから帰れない?
ア・ファモーサや赤い建物のキリスト教教会、
青雲亭、ムラカ国際貿易センター等の観光は
昨日のうちにひと通り済ませたので、
今日はジョホールバルへ帰るだけだった。
とは言え、朝のうちにマラッカを離れるのも
何だかもったいない。
せっかくなので、
昼過ぎまではマラッカをブラブラすることにした。
オランダ風の川沿いを歩いたり、
ショッピングモールを見て回ったり、
売り出し中の不動産物件の話を聞いたり。
のどかな時間を過ごせてよかったのだが、
バスターミナルに到着して問題が起きた。
![](https://ijuusya.com/th_IMG_5968.jpg)
チケットが売り切れている。
複数のバス会社があって、
一番早いのは10分後の3時半発のバス。
しかし、これは売り切れている。
4時発のバスならいくつかの会社が扱っている。
だが、これもどこへ行っても売り切れている。
仕方ないので、5時発でもいいと割り切ったところ、
それすらないことが判明。
唯一チケットが残っていたのは9時発だった。
ジョホールバルの自宅コンドミニアムに着くのは12時頃になる。
わざわざ夜中になるのを見越して帰るよりは、
今からホテルを取ってもう1泊しようかと思っていたら、
後ろから声をかけられた。
購入したチケットが不要になったので、
買ってほしいという。
・・・あやしい。
詐欺のにおいがする。
とは言え、5時発のチケットはほしい。
そこで、購入したカウンターに行き、
本物かどうかを確認してもらうことに。
どうやら本物のようだ。
購入額と同額を彼に支払い、
ひとまず5時発のチケットは手に入った。
マラッカからジョホールバル行きは、
意外に需要があるらしい。
まさかチケットがないとは。
来る時のバスも
半分ぐらいしか乗客がいなかったので、
帰りもそのぐらいかと思っていた。
とりあえず、マラッカのバスターミナルで
早めの夕食にミーゴレンとバク・シオを食し、
バスがやって来るのを待った。
ひとまず、無事に帰れてよかった。
なぜか帰りは3時間以上かかってしまったが、
8時半までにはジョホールバルに到着した。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
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日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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