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ドイツ永住権の取得条件と無視できないデメリット



日本人が本気で取りたいと思った場合、
ドイツの永住権はそこまで取得難易度が高くない。

オーストラリアやニュージーランドのように
莫大な資産が要求されたりもしない。

とは言え、取得したとしても
小さくないデメリットもあるため、
その点は考えもの。

ドイツは移住先として魅力のある国の1つなので、
詳しく見ていこう。



永住権の取得条件

一般的にドイツの永住権と言われるものは2つあり、
無期限滞在許可(Niederlassungserlaubnis)と
EU継続滞在許可(Erlaubnis zum Daueraufenthalt-EU)。

それぞれの取得方法だが、
まず無期限滞在許可については
税金を納めながらドイツに5年以上
ビザを取って合法的に住んでいたことが条件。

つまり、ベルリンでもフラくんフルトでもいいので
ドイツ現地で就労し、
滞在許可証やブルーカードEUを取得。

この状態で5年間ドイツに住み続けることによって
無期限滞在許可を申請することができる。

フィリピンのようにいきなり永住権を申請はできないが、
香港の7年間と比べるとドイツの方が2年も
必要な滞在期間が短い。


なお、ドイツ人と結婚した場合には、
3年に期間が短縮される。

ただし、ドイツ語の能力が必要なのと、
ドイツ文化を学ぶための講義への参加が求められる。


2つ目の永住権であるEU継続滞在許可だが、
こちらは無期限滞在許可を取ってから
3年経過した時点で申請が可能。

認定の難易度もEU継続滞在許可の方が高く、
一方で住宅ローンが組めるといったメリットもある。


滞在期限の他にも、
2つの永住権ともにいくつかの条件が課されている。

大半は他国でも見られる常識的な内容で、
自活できるだけの経済力、
納税や年金の保険料の支払い履歴、
適法な労働許可の保持、
犯罪歴がないこと、
生活に困らないドイツ語の能力等。

現実的に問題になってくる取得条件は、
滞在期間とドイツ語能力の2点だろう。



無期限滞在許可とEU継続滞在許可の違い

まさにドイツの永住権のデメリットに関わるところだが、
無期限滞在許可の場合、
ドイツを半年離れることで執行する。

これはカナダ等の永住権でも見られる制約で、
実質的にドイツに住み続けないといけない。

つまり、居住国の自由が大幅に制限され、
常にドイツに居続けないといけない。

たとえば親の介護のために日本に一時帰国して、
思ったよりも期間が長引いて7ヶ月になってしまったりしたら?

こういった問題を考えると、
ドイツに永住するつもりの人であっても
なかなか厳しい制約。

私のように一国に永住する意思がないと、
もはや話にならない。


ドイツ以外のEU諸国(もしくはシェンゲン圏)に出ても
ドイツを出ている期間としてカウントされる。

とは言え、パスポート等に記録が残らない
シェンゲン圏での滞在日数を
実務的にどう把握するのかという問題はあり、
実質的にカウントされないこともありそうだが。


EU継続滞在許可は失効条件として、
EUを12ヶ月離れるか、
ドイツを6年離れることが条件。

無期限滞在許可と比較すると、
圧倒的に移動がしやすくなる。

EUから出られるのは12ヶ月以内となっているが、
これならかなり制約としてゆるい。

しかもドイツ以外の国に滞在していても、
EUの中なら6年までは問題ない。

この点を考えると、
同じ永住権でもEU継続滞在許可の方が
無期限滞在許可よりもずっと価値は高い。



ドイツの居住環境の長所・短所


最近だけでもフランクフルト、ニュルンベルク、ミュンヘン等
ドイツの街をいくつか周って情報を収集してきた。

永住権取得後の自由度は低いとは言え、
ドイツは労働許可なら得やすい国でもある。

特にフリーランスにとっては
比較的容易にビザを出してくれる国なので、
そうした方法で滞在することを考慮して下見をしてきた。

残念ながら永住権は私の人生設計とは合わないが、
シェンゲン圏の他の国でビザを取得し、
ドイツに住む方法もある。

たとえば、ポルトガルのゴールデンビザを取得するために
50万ユーロ以上の不動産を購入するとか。


では、ドイツの住環境はどうか?

さすがに先進国だけインフラが整っている反面、
治安の悪化は否定できない。

ミュンヘンに夜になってから到着し、
中央駅に向かって地下鉄に乗っていたときには
ヨーロッパとは思えない人種比率だった。

白人が圧倒的に少なく、
中東系・アフリカ系が主流。

今後も解決の目処が立たない移民問題は
ドイツの治安の見通しに不安を残す要素。

不安要素というよりも、
明確にマイナス要素と断じてもいいかもしれない。

ヨーロッパではイギリス方式(多文化社会)やフランス方式(同化政策)、
ドイツ方式(統合型)等、
移民への受け入れ方式はいくつかあるが、
どれも成功しなかったというのが大半の識者の見解。

今後も治安面に影を落とすことになるだろう。


また、冬の寒さが厳しいことも無視できない。

すでに南国での生活を続けてきたこともあり、
ヨーロッパの冬は厳しいし、
ドイツも例外ではない。

それを考えると、
冬を避けて半年ほどドイツに滞在するのが理想的。

残りの期間は東南アジアに戻ってくるか、
もしくは比較的暖かいリスボンやナポリで過ごすか。


秘密の話

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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執筆者、伊田武蔵
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