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海外生活に必要な3つの要素を4ヶ国に移住した経験からまとめてみた



これまで、フィリピンとマレーシア、台湾、タイで合計6年以上暮らし、それぞれの国で永住権とリタイアメントビザも取ってきた。

それ以外にも、特定の国に住むのではなく、海外を転々として、ホテルで生活をしながら1年以上が過ぎた。

日本を脱出してから、7年以上経ったことになるが、ここで海外生活必要な素養について、まとめてみようと思う。

こういった点については、かなり誤解されている部分が多く、例えば高度な語学力であるとか、コミュニケーション能力とか、そういったところが重視されていたりする。

語学力やコミュニティ能力の不足を理由に、自分には移住は出来ないと結論付けてしまう人もいるが、実際のところ私自身の体験としても、あるいは周囲の海外生活を始めた人を見ていても、語学力は最低限のレベルさえあれば、意外にどうにかなるもの。

特に現地で就労をする場合であればともかく、普通にただ生活をするだけであれば、その国の言葉を覚える必要は必ずしもない。


片言の英語だけで移住

例えば、フィリピンに住んでいる時には、タガログ語が公用語ということになっているし、これがセブ島に行けば、ビサヤ語が使われているというように、フィリピン特有の言葉があるが、私は全く覚えていない。

そもそも学んでもいないし、英語で乗り切った。

フィリピンの場合、そもそもが英語が使える国なので困ることはあまりない。

マレーシアに住んでいた時は、フィリピンに比べると明らかに英語が通じなかったものの、日常生活においては、特にマレーシア人とマレー語を話す必要性もほとんどないし、不動産契約であるとか、そういった重要な場面に携わるような人は、さすがに英語を話すことができる。

私自身も、片言の英語しか話せないが、その語学力でもどうにかなった。

さらに言えば、バンコクとかマニラとかクアラルンプールのような日本人が多く住んでいるエリアにおいては、日本人向けの日系業者によるサービスもあるので、意外に言葉がわからなくてもどうにかなるもの。



語学力より大切な素養

語学力よりも、実際に海外生活を送るうえで重要な要素として、まず1つ目には、こだわりすぎない性質。

言い換えれば、臨機応変さというものがある。

これはフットワークの軽さと表現してもいい。

逆に言えば、思い込みが激しくて、いつまでも一つの決定にこだわる人は、海外生活には向いていない。

どういうことかと言うと、もしかしたら移住した先は、思っていたよりも住みやすくないかもしれない。

そんな場合に、日本に戻るかその国に永住するか、という2択しかないと精神的に消耗するし、視野が著しく狭くなっている。

しかしながら、その隣国は住みやすいかもしれないし、特に東南アジア諸国の場合、LCCで簡単に旅行に行くことができて、片道数千円くらいだったりするので、条件が整っていそうな国を見に行って、そちらが気にいればまた引っ越せばいいだけのこと。

例えば、日本とマレーシアという二つの国の中から選択するのではなくて、マレーシアの隣りのタイも視野に入れれば、随分と話は変わってくる。

近くにはフィリピンとかシンガポールとかインドネシアとかベトナムとか、色々な国がある。

それぞれにビザの条件も違えば、住み心地や宗教、国民性等も変わってくる。

もっと日常の些細なことで言えば、当然ながら海外では、日本と常識と文化も違うわけなので、時間感覚やマナー、接客態度への意識等が違っているので、細かな違いにいちいち怒ったり執着していると、ストレスが溜まる一方。

この国ではこんなものだと、ある程度まで割り切ってしまった方が、精神衛生上好ましい。

あくまでも相手の国から見るとこちらがよそ者なわけであって、向こうが生活しているところに、こちらが勝手にお邪魔しているという意識を持っておくことが、相手に対して寛容になり、余計なストレスを抱えこまないためのコツ。

こういったこだわらなさは、語学力よりもはるかに海外生活に必要な資質であると感じる。


Googleを使いこなせる人は強い

海外生活に向いている人が持っている2つ目の要素は、検索力があること。

これは主に、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使う能力で、情報収集能力と言い換えてもいい。

もちろん情報収集能力には、対人コミュニケーションから情報を引き出す力も含まれているが、やはり基本的な情報を調べる力として、検索力は相当に重要。

検索力がない人と話していると、少し自分で調べれば済むことをいちいち人に聞いて呆れられたり、鬱陶しがられたり、あるいは余計なコストをサポート業者に払うことになったりする。

もちろん不動産の取得や賃貸物件の契約、ビザの取得とか、そういった重要な部分について有料でサポートを受けるのは賢明な選択だと思う。

多少のコストを渋って契約に落とし穴があるとか、そういったリスクを考えれば、かけるべきところに費用をかけるというのは当然のこと。

しかしながら、少し検索をすればわかるような日常の些細な疑問にまで、コストをかけるのは如何なものかと思う。

特に移住先として人気のある国であれば、別に現地の言葉や英語で検索しなくても、日本語で情報を探すだけでも、十分に対応できることが多い。


ビザは外せないポイント


3つ目のポイントとしては、2つ目の検索力とも関わってくるが、やはりビザの問題。

ビザの視点は、海外生活を夢見ているだけで、実践的なレベルにまで入っていない段階だと欠けている人が多い。

しかしながら、不法滞在をする気満々ということでなければ、ビザは必然的な最低条件として関わってくるもの。

例えば、資産もなくて、現地で就労する気もないのに、シンガポールやオーストラリアに住んでみたいというのは夢物語であって、現実的なプランではない。

住み心地や物価ばかりを気にしても、ビザの問題であえなく挫折することが多いのが、海外生活の実際のところ。

私も東欧に住みたいと思いながらも、ビザの条件が整わずに、結局実現していない。

ある意味で言うと、まずは自分の資産や今後のライフプラン、仕事とどう関わっていくかを考えて、そこからビザの条件を満たせる国を選び、住みたい国があるか確認するという順序も間違ってはいないと思うほど、ビザは重要な問題。

英語や語学力よりもはるかに切実で、ビザが取れなければ海外生活を長期的に安定して送ることはできない。

フィリピンのように、観光ビザを更新するだけで最大で2年まで住めるとか、マレーシアのようにビザランを繰り返せば1年ぐらいまでだったらいけるとか、そういった国も中にはある。

ただし、それは明らかに例外の類であって、なおかつ5年とか10年住むとなれば、こういった国であっても、さすがにビザなしというわけにはいかない。

ビザを甘く考えていればどこかで反動が来るし、この点をクリアすることは、海外生活を送っていく上で、不可欠の要素。

ただし、いきなり一つの国に長く住むつもりではなくて、とりあえずテストのつもりで、下見もかねて短期間の滞在をするのであれば、観光ビザの範囲内で滞在をし、住むかどうかを決めるプランは、当然ながらありだろう。


伝えるのが難しいこと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?


本当はすべてあなた自身が決めていいことなのに、
現実の世界ではそれが許されない。


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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

伊田武蔵の変人疑惑

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