帰る場所がなくても、いつでも作れる自信がある


「帰る場所があるから旅に出られる」
という言葉もあるが、実際はどうなのだろう?

マカティのコンドミニアムの契約期間が満了し部屋を出た後、
1年半に渡って自宅を持たずに非定住生活を送った。

その間は各国のホテルを転々としていたので、
帰る場所はなかったことになる。



そもそも、どこかの国に「帰る」という感覚自体がなくなった。

日本に一時帰国した際も、
海外にいる時と違ってスケジュールが詰まり
予定をこなすだけという状態。

懐かしさもほっとする感じもなく、
普段の時間的な余裕がある生活と対照的すぎて
いっぱいいっぱいというのが率直な感想で、
日本を出てバンコクに移動して一息つくことができた。

落ち着くという意味では、
むしろバンコクの方が当てはまっていたことになる。



直近の住所地であったマカティも、
コンドミニアムを引き払った後は帰る場所という印象はなく、
かと言って日本にしても数ある国の1つぐらいの感覚。


その一方で、居心地の良かった国については、
ふと「また行きたい」ではなく「帰りたい」と感じることもあった。

たとえば、ポーランドやハンガリー、アイルランド、パングラオ島等。

もちろん、この感覚は一時的なもので、
本当に帰る場所として認識しているわけではないが、
帰るという行為が大きな意味を持たなくなってきた感じは持っていた。



そして帰る場所がなくなった後も
不安を感じるでもなく、
むしろどっしりした安定感すら持っていた。


世の中の一部の人は、
家を中心とした帰る場所を持つことで安心感を得ている。

住宅のCMや広告を見ても、
家族や安らぎをうたったものは多い。


中には家や故郷に強烈な執着を持ち、
天災で家が崩壊しようと、
原発等の問題が起きようと、
限界集落化して生活が困難になろうと、
断固として離れないという人も。

彼らは特定の場所との結びつきによって安心感を得ている。

場合によってはアイデンティティすら
地域に依存しているように見えることもある。



一方で、私が帰る場所がなくても安心感があるのは、
いつでも帰る場所を作れるという自信があるから。

たとえば、ビザの問題も
フィリピンやマレーシアでクリアしている。

あとは部屋を借りればいいだけ。

日系業者やそれ以外の業者を通しての
部屋探しも経験済みなので、
難しいことでもない。



あるいはビザなしで一定期間住める国をどう組み合わせたら、
移動を少なく抑えながら
暮らせるかということも色々試してきた。

住んでみたい国を訪れ、
実際の居住環境を自分の目で、皮膚感覚で調べてきた。

ビザのない国であっても
組み合わせれば生活できることを
非定住生活を通して実験し、確信を得ることができている。


そして、人間関係にしても
特定の街や地縁に依存しない状態を作ることができた。

というより、友人が各国に散らばっている上、
彼らも別の国に移住したりするので
収集がつかないとも言えるが(苦笑)。


そうした積み重ねによって、
特定の一箇所と固定的な結びつきを作るのではなく、
複数の候補にいつでも帰る場所を作れる環境を築いてきた。



ただ、それもこの数年の行動があったからこそで、
日本にいた時に住む家がなくなっていたら
人並みに動揺しただろう。

結局、経験が人を変えていくわけで、
この数年の移住や非定住生活等を通して、
国単位で住む場所を選ぶ自由を得ることができた。



初めて日本を出て海外で暮らし始めた時から、
永住を考えたことはない。

常に次を考えてきたし、
安住の地や終の棲家を求める時期は
まだずっと先な気がしている。


そして、居住用の住居がある定住生活も、
常に移動し続ける非定住生活も境目がなくなってきた。

1年半の非定住生活の後にはセブでコンドミニアムを借りた。

その後はまた非定住生活へ。


タイミングによって最適な選択肢を
躊躇なく選べるようになってきている。

帰る場所としての特定の国や街、家が不要になり、
必要に応じていつでも帰る場所を作り出せるようになったように、
定住生活や非定住生活へのこだわりもなくなり、
「どちらも使い方次第」という柔らかい感覚になった。



環境に変動があっても当たり前のこととして
対応できるという感覚を持てたこと。

これまでの人生の中で
もっとも安定した気分で過ごせている理由の一端は
そんなところにあるのかもしれない。



率直に言うと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

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