セミリタイアしてみた


時間の自由を得てもヒマにはならなかったが、
実は別の事情でヒマを持て余し始めた時期がある。

マニラ市内のマカティに住んでいた頃の話。

すでにビジネスの仕組みが一通りできあがったこともあり、
毎日頑張って仕事をしなくても
仕組みが機能して収入が入ってくるようになっていた。

以前からその状態にはなっていたが、
より大きな仕組みを作るために仕事を続けていたものの、
ふと思い出したことがある。

それは、サラリーマン時代にはアーリーリタイアやセミリタイア
憧れを持っていたということ。

ということで、実験してみることにした。



1日の仕事の時間を平均で15分ほどに抑え、
いわゆるセミリタイア生活を開始。

プールサイドのデッキチェアに寝そべったり、
コンドミニアムのプレイルームで
ビリヤードやダーツをしたり。

好きなだけ本を読んだり、映画を見たり。






すると・・・







退屈で仕方なかった。

本を読んで知識を得たところで、
仕事をしないとアウトプットの場がない。

学びには目的が必要で、
頭の中に知識を詰め込むだけでは何の意味もない。

小説や漫画、映画でストーリーを研究しても、
自分が文章を書く場がないのだから無意味。

急に他人の作品を見る意味が半減してしまった。


ビリヤードやダーツなんて、
丸1日やっていたいほど好きなわけでもない。

というより、
コンドミニアムにたまたまあったからやっただけで、
特別興味があったわけですらない。

集中して打ち込める時間なんて
当然限られているわけで、早々に飽きた。

まして体力のない私が
プールで何時間も泳げるはずもない。



ということで、
どこかに旅に出ることも考えた。

マニラは観光資源が乏しいので、
行くなら他の街、または他の国になる。

しかし、マカティは徒歩圏内ですべての用が済み、
居心地が良くて入り浸っていたかった。

マレーシアにいた時と違い、
生活に不足があるために
他の国に出たいというモチベーションが
いまいち湧いてこない状況。

マカティは基本的な欲求が全て満たされる街のため、
あえて移動をしたいと思わなかったところがある。


そして、仮に旅に出たところで、
来る日も来る日も1日中観光に費やすほど
ひたすら出歩きたいわけではないことも、
それまでの経験で身に染みて分かっていた。




結局、2ヶ月もたたずにセミリタイア生活は終了。

仕事がある生活の方がバランスが良いという結論に至った。

元々仕事量は調整できるし、
時間や場所の自由も得ている。

それなら生活から仕事を排除するよりも、
好きなように取り組める方が自由度が高い。

気が向かない時には、
仕事量を減らせばいいだけの話。



そんなわけで、セミリタイア生活はあっさり終わり、
未練もなくなった。

考えてみると、
サラリーマン時代にセミリタイアに憧れていたのは、
単に働きたくなかったから。

当時は
労働=苦役
という図式があったので、自然な話だろう。


しかし、仕事を選べるようになった現在、
上記の図式は成立しない。

そして、2ヶ月足らずではあるが
セミリタイア生活を送ってみて、
仕事をできる方が生活が充実することがはっきりした。


これ自体は目新しい発見でもなく、
「仕事がないと人間はダメになる」とか
「定年を境に抜け殻のようになる人が少なくない」とか、
世間で言い古されていることでもある。

ただ、この時の実験によって
今の仕事が生活のため、
言い換えれば収入のためという目的以上に、
私にとって意味を持っていることが証明された。


生活のために収入を得る必要がなくなった時、
今の仕事を続けたいと思う人は限られているはず。

「何かをしたい」と思っても、
その何かは今の仕事ではないという前提が
主流派ではないだろうか。

そんな中で、
このまま今の仕事を続けたいと思えたことは嬉しかった。



結局、セミリタイア終了後の方が
本からも漫画からも映画からも学びが再び増えた。

おかげで時間を持て余すことはなくなったし、
常に時間は足りないという感覚に戻ることに。

セミリタイア中はヒマすぎ、
元に戻ってからは時間が不足。

なかなか調度いいところには収まらない(笑)。




価値を提供し、
存在を証明する場があるからこそ
学び続けることに意味が生じる。

そうした場を持ちながら、
かつ自由な生活を送れるのが私にとってはベストらしい。



本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

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