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世界一周の準備は5時間もかからなかった



以前からブログに書いていた通り、世界一周をするために準備をしていたが、実を言うとあまり時間がかからなかった。

これはただ単に旅慣れているというだけではなくて、これまでもスーツケースだけで海外移住をしていたので、今後もそういった事態を念頭に入れて所有物をむやみに増やさずにいたため。

というのも、今回はフィリピンのコンドミニアムを引き払って、自宅を持たない状態で世界一周の旅に出ることにしたが、その準備をする以前から、一年間マカティに住んだら、別の国に住もうと思っていた。

ビザの関係でそれも難しそうなので、代わりに世界一周を皮切りに、どこの国にも属さず、ただ転々と暮らしいくという選択をすることにした。

この場合、当然ながら所有物を持つことは、大きな足枷になる。

何しろ保管する場所がないので、一度は倉庫を借りるという選択肢も思い浮かんだし、その方が便利かとも思ったが、現実には管理するのがなかなか難しい。

どの町に倉庫を持つかという問題もあるわけだし、何か必要なものがあった時に、その町まで取りに行くぐらいであれば、新しく購入した方が結果的に安くついたり、移動の時間や労力を考えればコストパフォーマンスが高い。

マニラに住んでいる知人が、「荷物を預かる」と申し出てくれたものの、それも悪いので、結局身の周りのものの大部分は処分することになった。

やはりかさばったのは、タオルと服で、この二つは生活をしていく上である程度増えることは避けられなかったし、いざ捨てるとなるとかなりの量になった。

こういった身の周りの品の処分が、今回の世界一周の準備の大部分を占めていたが、これは旅行に行くための用意というよりは、どちらかというと引っ越しに際しての身辺整理という意味合いの方が強い。

そう考えてみると、純粋に世界一周の準備というのは、二時間ぐらいで済んでいたような気がする。



気ままな旅

今後もブログには旅の様子を書いていくつもりでいるが、私としては特にルートが決まっているわけでもなく、何か目的があるわけでもない。

さすがに30歳を過ぎて自分探しの旅というつもりも微塵もなく、快適な生活環境を求めていたら、必然的にそういった結果にたどり着いたというだけ。

ビザのことで日々苦しみながら、どうにか住める国を探して新しい体験を積んでいくより、いっそのことビザなしで適法に滞在できる範囲内で切り上げて、次の国に行く方がよほど潔くて清々しいのではないかという結論に至った。

その推論が正しいのかどうかはわからないが、正解でないとすれば正せばいいだけの話で、まずは実験をして、データを取ってみることが重要。

もし仮にこういった非定住生活が辛いものであるとわかったのであれば、それを踏まえた上で次のライフスタイルを模索し、準備をすればいいだけのことで、失敗したからといって何か決定的な痛手を負うようなことはないし、大切なものを失うこともない。

なぜなら、必要に応じていつでも後戻りすることができるし、それによって元の生活を修復することは可能なのだから。



移住の延長線上にあった世界一周

ブログでも、色々な国の移住情報やビザの情報についてまとめてきたが、かつて考えていたように、一年ごとに移住先を変えていくのは、いまいち現実的ではなかった。

もし仮に、私がヨーロッパ域内の国のビザを持っているのであれば、他のヨーロッパの国に一年ごとに住むことも可能だと思うが、現実に私が持っているのはフィリピンの永住権と、マレーシアのリタイアメントビザのみ。

当然ながらこの二つの国のビザは、他の国には何の影響もないわけなので、この二ヶ国に住むことはできても、それ以外の国に定住することはできない。

そうなってくると、一年ごとの移動というのは、意外にも現実的ではなかった。

この点について、初めて海外生活を始めた頃は、私自身日本以外の国で暮らすなんてあまり考えてもいなかった時期で、世間知らずだったのだと今となっては思う。

そんな私でも、世界一周をしながら、仕事を続けつつ継続可能な状態で旅ができるとは、面白い時代になった。

簡単に準備はできたので、今後の経過についてはブログにも書きながら、色々な国を周ってみようと思う。

別に世界を一周すること自体が目的なわけではないので、それが完了したからといって、即旅が終わるというものでもない。

どちらかと言うと、地球をぐるっと回ること自体はついでのようなもので、色々な場所をじっくり旅することの方が主目的ということになる。


本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

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執筆者、伊田武蔵
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