食の豊かさはイタリアの良いところではない?



イタリアの良いところといえば、
豊かな自然や文化遺産、建築物と並んで
食事のレベルの高さを連想する人は多いだろう。

パスタやピザ、リゾットをはじめとして
イタリアンは日本はもちろん、
世界中で人気。

しかしながら、旅行やイタリア移住を考えた時、
そこまで強いメリットではないようにも感じる。


それはただ単に食に興味がないという意味ではなく、
あえてイタリアである必要があるかどうかという視点。

たとえば、日本と比較した場合だと、
味のレベルが大きく違うというよりは、
気候や街並みといった現地の雰囲気による満足度の向上、
価格が安いことによるコストパフォーマンスの高さが目立つ。

単純に味だけで言えば、
日本国内でそれなりのレベルのレストランに行けば間に合う。

特に東京の場合、イタリアの下手な地方都市よりも
多様なイタリアンのメニューを楽しむことができ、
選択肢の幅では逆転現象すら見られる。


ただ、それでも雰囲気や価格帯という意味では、
現地に軍配が上がるのも事実。

それでも食事を特筆すべき
イタリアの良いところと捉えるべきか迷いが残るのは、
周辺諸国との比較。

当たり前の話だが、
日本からイタリアは遠い。

たとえば、成田空港からミラノまで飛ぶ場合、
所要時間は約12時間半。

それに対し、
隣国のスロベニアには国境を越えて
バスや鉄道で簡単に移動できる。

フランスやスイスに行けば物価は上がるが、
スロベニアや周辺のクロアチア、ハンガリーなら
イタリアと同等の物価、もしくはさらに下がる。

こうなると、価格面だけでは
イタリアが優れているとは言えない。


日本から訪れるのであれば、
ヨーロッパ内の国なら移動の手間はそれほど変わらない。

アクセスの用意さが似たり寄ったりなら、
より物価の安い国に行くという選択肢も出てくる。

特にベネツィアの場合はホテル代を考えると、
料理の安さは実質的な意味を持たない。

結局、旅費は膨らむのだから。


ブダペストなら、
ベネツィアの半分どころか、
3分の1以下のホテル代で同レベルの滞在ができる。

こうしてヨーロッパ全体に視野を広げると、
旅費や滞在費の安さがイタリアの良いところとは言えなくなる。


ただし、食のレベルに関してはどうか?

これは街によって差が大きいのと、
求めるものがどの範囲かによって影響を受ける。

陸路でつながっている近隣諸国においては、
パスタ・ピザ等のレベルは総じて高い。

私はミラノ・ベネツィア・ローマ・フィレンツェ・ナポリと
イタリアの主要都市は一通り訪れた。

他にもトリエステやアッシジ等の小さな街も
いくつか周ってみたが、
これまでで一番美味しかったピッツェリアは
ポーランドのクラクフにある。


意外にそんなものだったりする。

ただし、イタリアの大都市、
たとえばミラノやローマならメニューが豊富なので、
少し変わったイタリアンを食べたいとか、
日本ではなかなか出合えないメニューを発見したいのなら、
行く価値は十分にある。

やはり本家本元がメニューの豊富さでは強みがあるので。


あとはパルマで生ハムが食べたい場合のように、
その土地の名産品を現地で食べたい場合も、
感情的な価値が十分にあることになる。

人間は客観的な味覚だけで食事を楽しむわけではないので、
ローマで初めて食べたパスタに感動したことは今でも覚えているし、
そうした付加価値は宿りやすい。


逆に言えば、なんとなく食事が美味しいとか、
滞在費が安いのがイタリアの良いところだと思っている場合は、
もう少し東側の国に目を向けると
より趣向にあった旅ができる可能性がある。



食以外にもイタリアの良いところはあるので、
やはり旅をするには充実した国。

バチカン市国も含めてローマは
荘厳で豪壮な街としてはやはりヨーロッパでも得意だし、
ナポリの海沿いの美しさは独特。

ベネツィアについては説明の必要がないほどに美しい。

アドリア海を東に行ったトリエステも
訪れる価値が十分すぎるほどにある街だった。


ただ、イタリアに住みたいかという話になると、
話は変わってくる。

このいい加減な国民性の中で生活をするのは
メンタルの面でも、実際上の問題としても
個人的にはなかなか厳しい。

むしろ東欧諸国に魅力を感じてしまう。



とは言え、
ヨーロッパの様々な国を周っても、
これだけ強力な魅力を持っている街が多い国は
イタリア以外にほとんどない。

ミラノ、ベネツィア、ローマ、フィレンツエあたりは
それぞれが国を代表する街レベルで魅力的。

そのため、食の部分では近隣の国と大差なくても、
結局繰り返し訪れてしまう。



本音を言うと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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