海外移住で失敗する人の3つの特徴



海外移住に失敗する人には共通項があることが、
自分自身がマレーシアやフィリピンに住んでみて、
さらに周囲に各国に住む友人が増えて分かった。

知っていれば回避できる部分も大きいので、
参考までに書いておこうかと。


完璧主義・価値観が硬直的

海外に移住すれば日本とは文化も感覚も違うので、
当然のこととして全く同じ生活はできない。

アジアでは美味しい日本食が意外に普及していたり、
外国人向けのコンドミニアムが洗練されていたりはするものの、
すべてが同じように行くかと言えば、そんなことはない。


約束の時間が守られないとか、
ウォーターサーバの水を注文したのに届けに来ないとか、
小さな差異がストレスになったりする。

この時に「日本ならこんなことはない」と思って
いつまでも引きずってしまう人は海外移住に失敗しやすい。

そもそも相手は日本人を対象に仕事をしているわけではないし、
その国の基準で合格なら問題ないと思っている。



あくまで自分がよそ者であって、
相手に譲歩しようという意思がないとどの国でも厳しい。

これは新興国だけではなく、先進国に住む時も同じこと。


日本は周囲に先進国がない状態で
かなり独特な発展の仕方をたどってきた国。

アメリカやカナダ、ヨーロッパ各国と比べても
独自性は強い。

コンビニが24時間営業をしていて、
東京のように頻繁に見かける街は先進国でもほぼない。

唯一の例外は台湾ぐらい。

まして日本のコンビニの品揃えや陳列の充実度は世界一。


接客にしてもフランスやドイツ、アメリカ等と比べても
やはり日本の丁寧さは際立つし、
サービス業の責任感もかなり特殊な部類。

ということは、海外に移住すれば、
部分的に見れば不便な点はあるということ。

先進国であれ、新興国であれ。


その不便な部分に注目してしまえば、
海外移住の評価は失敗ということになる。

日本の方がよかった、と。

逆にその環境に順応しやすい人は強い。


私はアジアに住んでいるが、相手の対応が悪い時には、
その分人件費が安いのだから仕方ないと思うようにしている。

たとえば時給100円で働いているフィリピン人が
時給800円の日本人バイトの半分しか働かなくても
コストパフォーマンスは4倍高いことになる。

それを考えればよくやっていると思うと、
相手に高望みをしなくなる。



それと、その国の会社すべてがいい加減なわけではないので、
注文する相手を変えてみるのも手。

ウォーターサーバーの件も、
別の会社にしたら指定した日に届くようになった。

届くかどうかすらまちまちな会社と取引を続ければ
小さなストレスが蓄積される。

しかし、まともな会社を見つけることができれば
問題はあっさり解決した。


移住先を楽園だと思っている

ホイアン郊外のアンバンビーチ
海外移住に失敗する1つ目の特徴とも関係するが、
相手の国を完璧な楽園だと勝手に理想化して、
現実を見てがっかりするのが2つ目のパターン。

世界のどこにも楽園なんてないし、
長く住んでいれば不満もあるもの。

旅行なら楽しい思い出だけが残る場合もあるが、
1年も2年も住んで何もストレスがないことなどありえない。


それを勝手にハードルを上げてしまって、
勝手に失望してしまう人がいる。

あまり極端に期待しすぎるのはどうかと思う。

結局のところ、
住環境なんて相性の問題もあるわけだし、
人によって感じ方も違う。

同じ国でも様々な側面がある。


どの国にももれなく頭のおかしい人間はいるし、
常識では理解できないような問題を引き起こす人物すら
まれには出合う。

ただ、日本に住んでいれば、
そういったトラブルが一切存在しないかと言えば、
そんなことはない。

その前提でほどほどに楽しみにしていくのがいいのだろう。


外国人としての意識がない

ベトナム中部の街、フエのレストラン
バックパッカー信仰なのか、
その国の現地の人と同じような生活をしたがる人がいる。

ごくまれにそうした生活になじめる人もいるが、
普通は精神的に限界がくる。

特に新興国に住む場合には。


日本人は海外に移住すれば外国人なわけで、
現地の人と変わらない生活をするのは
その国の人よりも難しい。

仮に言葉や文化の問題をクリアしても、
そもそも外国人なのだから。


日本人はいまだにお金持ちのイメージがあるので、
治安の悪いエリアでセキュリティの甘い部屋に住めば
強盗や空き巣に入られるリスクは高い。

商品を買う時も外国人価格をふっかけられたりもする。

こうしたことにストレスがたまるようなら、
現地の人の生活をして疲れ果てる前に
自分が外国人であることを受け入れた方がいいだろう。

ほとんどの人はそんな生活に向いていない。



まずは自分が外国人であることを意識して、
それにふさわしい住居を選択しておいたほうが
快適に生活できる。

特にフィリピンのような地域差が激しい国はこの傾向が顕著で、
危険な地域を外国人が歩いている段階で失敗。

襲ってくれと言っているようなもの。

そこまで危険な地域は珍しいにしても、
やはりトラブルは日本に比べて多い。


これに対し、マカティやグローバルシティのような
外国人向けエリアは治安もいいし
きれいなレストランも多数並んでいる。

先進国で暮らすのと大差ない基準で生活できる。



海外移住に何を求めるかにもよるが、
単純に快適に暮らしたいのであれば
自分は外国人ということを受け入れた方が失敗しない。

変に現地の生活を理解したいと思ったりすると
手痛いダメージを負うこともあるし、
そのために外国人が住むのに適さないエリアで
1年契約で不動産を賃貸してしまい、
劣悪な環境で暮らさなくてはいけなくなるのは
かなりリスクが高い。


海外生活で失敗してもいい

ブダペストの国会議事堂
移住の時から万全を期しているつもりでも、
初めて日本以外の国で生活するのであれば
様々な細かい失敗や不手際があるのは当然のこと。

新しい世界に飛び込むのだから、
いきなり完璧を目指しても胃が痛くなるだけ。

致命的な問題が発生するのは避けたいが、
細かいことは気にしない方がいい。


慣れたことを続けているだけなら、
たしかに細かいミスまで防ぐことはできる。

しかし自分の領域を離れて生活する以上、
同じ精度で動くことは最初から無理な話。

1ヶ月もすればずいぶん現地に慣れるはずだし、
カルチャーショックを受けることも減る。

それまでは失敗も楽しむぐらいの余裕を持てると
うんざりすることがなくなる。


海外に住むと言っても、
状況によって難易度は変わる。

たとえば、家族を養う立場にある人が
サラリーマンを辞めて仕事を他の国に求めるなら
慎重に考える必要がある。

一家の唯一の収入源だとしたら、
家族の生活がかかっているのだから。


一方で、私のように仕事を場所と切り離している場合、
うまくいかなければ帰国してもいいし、
別の国に引っ越してもいい。

背水の陣を引く必要もないのだし、
むしろいつでも撤退できる身の軽さこそが保険になる。

こうした場合なら、わざわざ英語をみっちり学んだり、
マレー語やタガログ語のような現地の言葉を
必死に学んだりせずに移住するのもあり。

生活する上では片言の英語でやっていけるので。


老後にリタイアして海外移住する場合も、
入念に準備をして失敗を避けるよりも、
早めにショートステイでもして現地の生活を体験してみて、
合うかどうかを確認した方がショートカットかもしれない。

ちなみに、事前に下見をした時には良い国と思っても、
住んでみるとそうでもないことは多い。

そんな時もしくじったと思うよりも、
経験を積まないと分からないことだったと
割りきって考えることも必要だろう。

自分を責めればいいというものでもない。


私の場合には最初に海外移住したのがマレーシアだったし、
当初は住みやすい国だと思っていた。

今ではよく2年も暮らせたと思うが・・・。

一昨日にトランジットのためにクアラルンプール国際空港を使ったが、
その時点でこの国ではもう暮らせないと直感的に再認識した。

トイレは紙で拭かずに水で流す方式なのでビショビショで汚らしいし、
インド系のマレーシア人が相変わらず失礼な態度だったり。


ただ、マレーシアに移住したことが失敗だったわけではない。

まだ他の国や街をよく知らない時期だったからこそ、
それなりの満足度で住むことができた。

徐々に基準を上げていくという観点で考えれば、
あれも適切な選択だったことになる。

今となっては
より優先順位の高い国がいくつも見つかったというだけで。

それもまた、成長と考えていいのだろう。



率直に言うと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

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