海外移住先で差別を受けることはあるか?体験者の生の話



差別の有無は日本人が海外移住するにあたって
気になる問題の1つかと思う。

地域による差が大きいので、
ここではアジア、ヨーロッパ、オセアニア、北米に分けて
ざっくりした概要をつかんでいただければと思う。


まずはアジアの中でも東南アジア。

国による差はあるものの、
基本的に親日的な国が多く、
日本人が差別を受けることは少ない。

どちらかと言うと、
マレーシアのルックイースト政策のように
国を挙げて日本を手本にしてきた国もあるし、
ODAによる援助の実績も残っている。

たとえばバンコクの地下鉄駅の一部には
日本の国旗とともに、
その駅の建設に日本の助けがあったことが記されている。

ラオスの首都、ビエンチャンでも
日本から寄贈されたバスが国旗とともに走っている。


タイやフィリピン、マレーシアといった
東南アジアの中でも海外移住先として人気の国へ行くのなら、
差別の心配はあまりないだろう。

むしろお金を持っているいいカモとして
詐欺師やスリに狙われるのを警戒する方が現実的。

たとえば安全なイメージのあるタイであっても、
両替詐欺を持ちかけられたことがある。

タイ人ではなくアラブ系の人物だったが、
バンコク在住の友人が言うには常習犯の男らしい。


また、東南アジアでも白人と比較した時に
日本人が軽んじられることはある。

たとえばベトナムのホイアンに2ヶ月ほど滞在していた時のこと。

一部のレストランでは明らかに白人が
優先して対応されているのを感じたことがある。

数日の滞在なら気のせいかもしれないと思ったのだろうが、
さすがに2ヶ月も観察していると
実態としてそうした感情を一部のベトナム人が持っているのは
認めざるを得なかった。


アジアの中でも中国は特別で、
時期によって日本人への感情の高ぶりが見られる。

珠海在住だった私の友人夫妻は
反日デモがひどくなった時に嫌気が差し、
中国を出てセブに引っ越した。

小学生の子供もいたので、
学校に通わせる上でも不安を感じる部分があったのだろう。

独り身ならともかく、
家族がいるとなれば危険を無視できないのは分かる。

日本人に対する差別と言うか、
激しい敵意は今後も不定期で高まるだろう。

中国政府が人民の不満を解消するためのガス抜きとして
日本との対立を政治的にあおっている部分があるし、
マスコミも政府の指示に逆らえない国なので
状況が大きく改善することは望めない。

特に中国バブルの崩壊が近づいてくれば、
多少でも不満の矛先をそらすために
日本人への敵意の誘導は行われるものと予想される。



アジアから離れてオセアニアや北米に行けば、
当然日本人が差別される頻度は高まる。

オーストラリアではアジア人に対して
白人がいかに軽く見ているかを感じることがたびたびあった。

しかもオーストラリアは住んだわけではなく、
ただ旅して回っているだけでも感じるほどだった。


北米に目を向けると、
カナダのナイアガラの滝の近くの公園で
「チーナ!チーナ!」と8人ほどの20歳ぐらいの
集団にからかわれた。

そもそも中国人ではないのだが・・・。

日本人と中国人、韓国人の見分けがつくのは
当の本人である私達を除けば
上記3ヶ国の人間が頻繁に訪れる国の観光業の人ぐらい。

たとえば、台湾のレストランに行くと、
最初から日本語で挨拶をされることがある。

私はまだ一言も話していなくても、
雰囲気で察してくれるらしい。

しかし、同じ台湾でも観光客がよく来る店以外で
そうしたことは少なく、
台北でも高雄でも、
服を見に行くと猛烈に中国語で話しかけられる。


ましてアジアから離れた地域の人から見れば、
日本人か中国人かの見分けなんてつかない。

バンクーバーのように中国人が大量に移住している街なら
とりあえず中国人と考えられることもあるだろう。

そして、中国人が反感を買っている場合、
とばっちりを受けることは十分にありえる。

私のナイアガラの体験のように。


ヨーロッパにおいては、
ポルトガルのリスボンで二人組の若者から
人気のない道で大声で怒鳴られ続けた。

これは裏道を通っていたわけではなく、
モンサント森林公園という山が公園になっている場所からの帰り道。

長い一本道を通って駅へと向かう途中の出来事だった。

最初は二人で言い争っているのかと思ったが、
どうも私に向けて怒鳴っているらしいことに途中で気づいた。

20メートルほど離れていたが、
周囲に人影もなく、
身の危険を感じた出来事だった。


この2人はポルトガル語で叫んでいたので、
内容が全くわからず、
日本人への差別なのかどうかも不明。

外国人に対する排斥なのかもしれないし、
ここでも中国人と間違われていた可能性もある。

ポルトガル人の職を奪う
アジアからの労働者と思われたことも考えられる。

何にしても、私がよそ者であることは一目瞭然なので、
そうした摩擦が起こるのは回避のしようがない。

現地の人の振りをするのも無理がある。


ヨーロッパではイギリスやフランスが
差別のひどい国として知られている。

実際、パリ在住の人に話を聞いても、
露骨でない形の差別は日常茶飯事という。

さすがに現代社会において
声高な差別は許されないが、
暗黙の了解としての扱いの違いはある。


それにしても、
ヨーロッパやオセアニアの移住者や
留学等を体験した人の話を聞くと、
男性の方が差別を受けた意識が強い気がする。

日本人女性は海外でモテるので、
その点で優遇されることが多いためだろうか。


一言で海外と言っても、
どの国に移住するかで日本人への扱いは違ってくる。

その点は事前に考えておいた方がいいし、
気持ちよく暮らすためには
差別が根強い地域に引っ越す場合は
あまり楽観的すぎる見通しを立てない方がいいのではないだろうか。



大切なことを

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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