台湾は健康管理しやすい国だと住んでみて判明

これまで日本を含めて5つの国に住んできたが、
台湾は日本と並んで健康管理がしやすい国。

参考記事:台湾を移住先にする場合の唯一のメリット

逆に難しかったのはフィリピンで、
食事の面で野菜不足になりやすいことが大きかった。

あるいはマレーシアに住んだときは、
油の多い料理が多かった。

マレー系マレーシア人は基本的にムスリムなので
戒律上お酒は飲めない。

それにも関わらず肥満で
階段を横歩きでしか上り下りできない人を頻繁に見かけた。


台湾は「素食」と表記されるベジタリアンレストランが多く、
野菜を十分に摂ることができる。

外食文化の国なので
自炊するにもキッチンが充実していない物件も多く、
むしろ料理は道楽のような位置づけのため、
どうしても外食中心になる。

それでも少し意識すれば
健康的な食事を安くで食べられる。

ローカルレストランなら300円台で
健康的な食事をすることも可能。

こうした生活を経験すると、
もうアメリカのようなジャンクフードが蔓延している国には
住める気がしない。


健康管理の面で考えると、
食生活以外の面でも台湾は優位性がある。



受動喫煙のリスクが少ない


世界的にタバコへの風当たりは強くなっているが、
必ずしも先進国の規制が厳しいとは限らない。

実際、日本では店内で喫煙可能なレストランが多いが、
これは世界的に見るとレア。

台湾ではもちろん店内は全席禁煙。
(テラス席は喫煙可能な場合もある)

ホテルも全室禁煙。

喫煙者にはつらくても、
受動喫煙の被害に遭いづらいという意味では
とても健康的な環境。

ドイツやチェコのように歩きタバコをしている人も
それほど多くない。

タバコの副流煙が嫌いな人にとって
かなり住みやすい環境と言える。

喫煙率で見ると、
台湾は9.8%という数字があり、
日本の22.0%の半分以下。

ちなみに飲酒率も低く、11.4%。
(日本は39.6%)

酒もタバコもあまり好まれない傾向にあり、
現地で暮らしてみた感じだと
若い人ほどその傾向が強い。


私は台湾在住時にお酒は飲んでいたが、
キリン・アサヒ・サッポロのビールが日本よりも安く買える。

また、台湾のビールの中でも
18天台灣生啤酒を頻繁に飲んでいた。

18天台灣生啤酒は賞味期限が
わずかに18日という制限が設けられたビールで、
扱っているコンビニは限られるものの、
通常の台湾ビールよりも美味しい。



気候が穏やか


沖縄よりさらに南にあるため、
冬でも寒さはそれほど厳しくない。

もっっとも寒い1月でも
平均最低気温が13度を越えるぐらいなので。

特に関節痛等を持っている方には、
この気候が体にうれしいらしい。

ただし、暖房器具が充実していないため、
年に数日ある冷え込みが厳しい日は
日本にいるよりも寒さが身にしみる。

なにしろ自宅に戻っても
部屋が暖かくない。

エアコンの設定温度を上げても、
ただ室温の風が出てくるだけ。

これには参ったが、
年に数日のことなので仕方ないのだろう。



交通事故には要注意


台湾はとにかく交通事故が多く、
私の住んでいたコンドミニアムの前の道でも
時々事故が起きていた。

何かが衝突したような音がした外を見ると、
バイクが車にぶつかった後だったり。

台湾に住んでいて、
車に轢かれそうになったこともある。

病気だけ気をつけて
事故に遭っては元も子もないので、
車やバイクにはくれぐれもご注意を。

青信号を渡っていても
車が突っ込んでくることがあるため、
常に周囲を警戒しておく必要がある。



いざという時の病院事情


台湾で病院に行ってみたが、
先進国の病院と特に変わりはなかった。

実際、経済水準を見ても
中進国から先進国に移行しつつある状態なので
特に不思議な事ではない。

一部の病院には日本語の通訳の人もいるため、
移住する場合にはあらかじめ自宅近くの病院を調べておくと
いざという時に心強い。

私が行った大里仁愛医院にも通訳の方がいて、
言葉が通じないという不安を感じることなく
診察をしてもらえた。

普段は台湾華語が分からずに生活しても
特に困ることもなかったが、
体調を崩した時や怪我の時には
言葉が通じないと心細いもの。

この点が解消されているのは大きかった。


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