ラオスにビザランで住める条件が揃ったが・・・

ラオスの寺院
ラオスに住もうと思ったら、
大きく分けて2つの方法がある。

1つはビザを取得する方法で、
もう1つはビザラン、
つまり滞在期限内の入出国を繰り返す方法。

前者は私の都合にあったビザがないため、
ビザを取ってラオスに移住するのは
現状として厳しい。

今後、新しいビザが出てくる可能性はあるが、
目下のところあきらめるしかない。


一方、ビザランについては
意図せずに条件が整った。

ビザなしでの滞在条件

ビエンチャン
まず前提として、
ラオスにビザなしで入国すると
15日滞在できる。

あるいはアライバルビザを取れば
30日までは滞在可能。

ということは、
この期限内に近隣諸国に出国して
戻ってくればラオスに住めることになる。

ただし、タイは陸路での入国が年2回までに制限され、
ミャンマーやカンボジアは入国にビザが要り、
ベトナムは出国から30日以内の入国にはビザが必要と
近くの国に頻繁に入国するのが地味に手間がかかる。

特に首都ビエンチャンはタイの国境に近いため、
タイと行き来できればビザランには有用。


ここで不思議なパラドックスが発生する。

ラオスでビザを取らずに
タイのビザを取得すれば、
ビザランでラオスに住めるのでは?

よその国のビザを取ることで
移住が可能になるというのも不思議な話だが、
条件を見ればそうなる。

数年前まではタイのビザも難易度が高く、
私に当てはまりそうなものは
現地で起業してワークパーミットを取るぐらいだった。

ただし、この方法だと複数のタイ人を雇用する必要があり、
タイ側での負担が大きすぎた。

しかし、現在はタイランドエリートの制度が復活し、
私もイージーアクセスを取得してビザが取れた。

現在はバンコクで暮らしているが、
このビザを使えば理論上ラオスにも住める。

ビエンチャンに住んでタイ北部のノンカイへ行き、
戻ってくれば滞在期限はリセットできるので。

タイに長居する必要もないし、
わざわざウドンタニまで行く必要もない。

こうして、気づいたら
ラオスにビザランで移住できるように
環境が整っていた。


では、ラオスに住むか?

メコン川
住環境として見た場合、
ラオスは東南アジアの中でも魅力のある国。

物価はタイより多少安い程度だが、
タイ以上にゆったりした雰囲気があって
時間の進み方が性に合っている感じがする。

ラオスは治安が良いし、
夜道でも安心して一人歩きができる。

時間を気にせずにバーでビアラオを飲んで帰っても
特別な場所を通らなければ基本的に安全。


個人的にはビエンチャンよりも
ルアンパバーンの方が住環境として興味があるし、
ビザランのような形であれば
住む期間は1年単位である必要もない。

ルアンパバーンは小さな町なので、
もっと短期に絞った方が飽きずに暮らせるのではないかと。

ただし、この場合は国境まで距離があるので、
いちいち移動のために飛行機に乗る必要があって
体力面で現実的ではない。

ヴァンヴィエンやシーパンドンも同様の理由で却下。


となると、ビエンチャンが居住地の候補となる。

ただ、ここで問題となるのが
ビザランという曖昧な立場。

相手国からは歓迎される立場ではないので、
その点は常に気がかりとなる。

いわば抜け穴を通る方法なので、
いつ国境で止められるか分からない。

その時にビエンチャンで不動産を借りていれば、
退去の手続きにも支障が出かねない。

この辺りの安心感を考えると、
やはりビエンチャンに住むよりも
正式にビザがあるタイに住むほうが気持ちの面での優位性がある。

万難を排してでもラオスに移住したいわけではないので、
当面はタイに住み続けようかと。

バンコクにずっといるのも飽きそうなので、
途中でチェンライやプーケットをはさんで変化をつけながら。

ビザの期限は5年と限りがあるので、
その間はタイを中心に暮らしていく予定。

なお、バンコクとルアンパバーンは直行便で結ばれているため、
また2週間ほどメコン川沿いで
のんびり癒やされに行こうと思う。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



よく読まれている記事