マレーシアでの家の探し方。意外に難航した部屋探し・・・

クアラルンプールのコンドミニアムの室内

マレーシアでの家の探し方を大別すると、

不動産会社による紹介、

自力でコンドミニアムを見て回って直接交渉、

知人経由、

地元の新聞、

ネット経由といった方法が挙げられる。


このうち、
日本人がマレーシアで部屋探しをする際、
地元の新聞を情報源として使うことはほとんどないはず。

知人経由での家探しも
ごく一部の人を除いてハードルが高い。

特に、これから移住しようと思っている場合には
この2つは無視してもいいだろう。


すでに土地勘がある場合、
自分で住みたいコンドミニアムの目星をつけて
管理室に聞いてみる方法もある。

中にはゲートの外側に
入居者や買い手を募集している部屋が掲示され、
連絡先が書いてある場合もある。

私がマレーシア生活2年目で借りた部屋は、
この方法で見つけた。

1年目でマレー料理にはほとほと嫌気が指していて、
和食やイタリアン等が徒歩圏内で食べられる地域を求めていたが、
条件に合う物件が限られていたので。

まずは掲示されていた連絡先をすべて撮影し、
電話をかけていった。

ある物件は女性専用と断られ、
別の物件はシェアハウスだった。

表示されていた入居可能時期と
実際の時期がずれていた物件もあったので、
最終的に候補は1つに絞られた。

その後、オーナーが指定したエージェントの仲介を受け、
そのまま契約。

ある意味ではあっさり部屋が決まったが、
この部屋がなければ適当な時期に入居できる物件がなく、
エリア選定からやり直さなければいけなかった。

実は紙一重だったのも、
この時の体験。



最初の部屋探しは不動産会社へ


モントキアラのコンドミニアム
土地勘のない状態であれば、
もっとも簡単な家の探し方は不動産会社に条件を伝え、
物件を紹介してもらう方法。

私もマレーシアに移住して最初の部屋は、
こうして見つけた。

不動産会社は先に移住していた知人に紹介してもらい、
日本からマレーシアに渡航する前からコンタクトを取り、
現地入りして5件ほど内見してその日のうちに契約。

トントン拍子で話が進んだ。

とは言え、入居は順調だったものの、
退去の際にこの不動産会社のおかげで
散々な目に遭ったのだが・・・。


マレーシアの不動産会社の場合、
メールを送っても返ってこないことの方が多い。

そのため、最初から複数の会社にコンタクトしないと
時間ばかりが過ぎて間に合わなくなりかねない。

しかも、入居の際は手数料が入るので商売熱心でも、
退去になるとお金にならないため、
手続きすら満足に説明されないまま
連絡しても音信不通で当日を迎える場合もある。


特にマレーシアの地方都市の場合、
日系の会社が進出していないことが多く、
しかし現地の会社でいい加減なところもある。

外国人だからと、
足元を見られていると感じる場面も。


こういったことを考えると、
2つのコンドミニアムに住んでみた今振り返っても、
マレーシアで上手に家を探すのはなかなか難しい。

条件を選ばなければそこまで難航することもないが、
こだわるのであればハードルは低くない。

実際、2年間マレーシアに住んでみた上で、
次に理想的な住まいを見つけられるかと問われれば、
いまいち自信がないと言わざるを得ない。

もちろん街によっても難易度は変わるし、
定番のエリアがあるクアラルンプールなら
比較的間違いのない部屋探しをしやすい。

一方で地方都市になると、難易度は上がる。


ペナンでも内見をしてみようと
10社近くの不動産会社にコンタクトを取ったが、
返信が来たのは2社だけ。

このあたりの感覚から理解しがたい。

とは言え、ペナンのようにそれなりに広い島の地理を
自力で理解しようとするのも無理がある。

仮にそれを実行しようとすれば、
下見の時点で何ヶ月もかかってしまうし、
ホテル代が無駄になるだけだろう。


結局のところ、
すでに退去まで経験している知人の紹介か、
評判の良い不動産会社を見つける方法が
現地事情がよく分からない人にとっては
最適解である気がする。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



よく読まれている記事