フィリピンのスーパーで激安モリンガを買ってみた

セブのアヤラセンター
奇跡の木とも称され、葉っぱから根っこ、茎まで捨てるところがないと言われるほど重宝されているモリンガという植物がある。

詳しいことを知っていたわけではないが、どうやらお茶にしたりパウダーやサプリメントの錠剤にして飲むのが一般的だと思っていたが、それらしいものをRustan’sというセブやマニラなどに展開しているフィリピンのスーパーで発見した。

当然ながら日本語でモリンガと書いているわけではなく、英語表記のみでそれを見る限りモリンガと読めないこともないが、全く関係ない植物である可能性も否定できず、かなり怪しげな印象だった。

その時には購入せずに帰ってからモリンガの英語のスペルを調べてみたが、どうやらやはりあれがモリンガだったという結論に至った。

そこで翌日になってRustan’sに行ったのだが売り切れてしまっていたので、同じくアヤラセンターの中に入っているMetroというより巨大なスーパーマーケットっとで探したら無事見つかった。

とりあえず3束ほど買ってみたが、1束が20ペソほど、日本にするとだいたい50円位と激安だった。

モリンガを通して、改めてフィリピンの生活費の安さを実感する。

モリンガ

薬草のようなものだと思っていたのでもっと高価なイメージがあったが、フィリピンで購入すると相当に安い。


モリンガを煮込んでみた

そして買ったはいいものの、どのように飲めばいいか分からずに調べてみると、どうやら一般的なのは茎から葉っぱをとって、それを炒めて水分を飛ばし、茶葉にしてからティーパックに入れてお茶として煮だすことらしい。

しかしながら、これはかなり手間がかかる。

まず葉っぱだけを取り出す事自体がかなり一苦労。

しかもその後水分を飛ばすために粗煎りしなければいけないので、これも手間になる。

ということで、いかに手抜きをするか考えたところ、茎も含めてそのまま煮込んで、正確にはお茶ではなくてもその煮だした汁を抽出してしまえばいいのではないかという結論に至った。

最初は袋から出してモリンガを洗っていたが、葉っぱがどんどん落ちて流しのシンクに散らばっていくので、途中からは袋に入れたまま一束分を全部洗い、必要な分だけ洗ったあとで袋から出して、それを3つほどに切ってミネラルウォーターの中に入れそれをフライパンで加熱することにした。

ちなみに今住んでいるコンドミニアムでは、ガスではなくIHヒーターが使われているので、電気で加熱するタイプとなる。

マレーシアではガスを一切使うことはなかったし、マニラにおいても同様。

お湯が沸騰したあたりで火を止め、そのまましばらくふたをしたままで放置してから、あとは冷ますために蓋をとって熱くなくなった頃にモリンガの葉っぱや茎を外に出し、葉っぱの一部は食べてみた。

葉っぱらしい味がするだけで、決して美味しくはない。

とても全てを食べきることはできないし、筋のようなものも含まれていて、ちょっと太めの枝だと消化に悪そうなので大部分については捨てることになる。

そして汁の部分が冷えてきたところで、水代わりに飲んでみることにした。

モリンガのお茶というより正確には茹で汁になるが、これを飲んでいくことでどのように体調に変化が出るかということを見ていきたい。

万能薬のような位置づけで語られることもあるので、特定の体の変化を短期間でもたらすようなものではなさそうだし、モリンガが漢方やアーユルヴェーダでいうとどういった役割を果たすのかも興味がある。

そこら辺については今後気が向いたら調べるとして、とりあえずモリンガ茶を飲むことを当面の習慣にしてみようかと思う。

セブ滞在だけでも残り3ヶ月ほどあるので、実験期間としては悪くない。

残念なのはたとえ効果を実感することができたとしても、セブを出るとなかなかこうして生のモリンガを買って加熱調理するような機会はないということ。

とはいえ、多少なりにも効果が出るのであればなかなかおもしろいところだし、サプリなどに切り替えることを考えてもいいので、ひとまずは自分の体を使ってテストしてみることにした。


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