フィリピン移住をした後の生活費を公開【マニラ編・セブ編】



マニラ(マカティ)とセブ(セブシティ)で
それぞれ暮らして見えてきたフィリピンの生活費について、
今回は具体的な数字を公開することにした。
別に家計簿を付けているわけではないので、
あくまで大まかな目安程度に。


前提条件として、
私が最初に住んだのはマニラのマカティ地区。

さらに言えばレガスピビレッジというエリアになる。

マカティはフィリピンの中でも一番の商業地区となり、
他の地域に比べて物価も高い。


そして、食事は朝以外はすべて外食で、
一切自炊はしていない。

また、フィリピン料理は頻繁には食べないので、
常に和食や外国人向けのレストランに行っている。

フィリピン料理を食べに行くのは、
日本から友人が訪れた時がメイン。

普段は日本人移住者御用達のリトルトーキョーや
グリーベルトというショッピングモールで
食事をすることが多い。





どちらも徒歩圏内なので重宝している。

リトルトーキョーは徒歩7分ほど、
グリーンベルトは10分ほど。

なお、グリーンベルトまでは天井のついた
空中歩道を歩いていくことができるため
直射日光を避けられて暑さが和らぐ。

また、リトルトーキョーの里雄禅は
サンミゲルの生ビールが飲めるレアな店。



その状態での生活費は月に15万円から20万円程度。

これはフィリピンに移住して静かに暮らした場合で、
旅行に行ったり遊びに使うお金は別。


生活費の内訳としては、まず食費が月に6万円程度。

これは住むエリアによって、
あるいは行く店によってもっと抑えることはできる。

当然自分で料理をするのであれば、
もっと安くなる。


ネット代は月に1万円程度。

何メガなのか分からないがADSLで、
YouTubeが止まらずに再生できる程度のスピードは出る。

日本に比べるとネット代は高いが、
インフラが弱い国でストレスなくつなげるメリットを考えると
この出費はやむをえないかと。


あとは電気代が7000円程度と、
水道代が500円ぐらい。

ネット代と電気代はかなり高額なのに、
水道代は異常なほどに安い。

ただし、飲み水は別途購入するので
500円はあくまでシャワー等の水の分。

美容院については店によって差があるが、
道端にあるローカル感があふれる店だと50ペソ、120円程度。

缶ジュース一本分の価格で髪を切ってくれる。

ただし、日本人が移住してそうした店に馴染めるかというと、
かなり限られた人にしかできないのではないかと。

ではグリーンベルトやグロリエッタのような
現地では高級に分類されるショッピングモールの
美容院の場合はどうか?

カットする美容師の指名をしない場合、
1,000円台から2,000円台の店が多い。



内装もきれいで、
見た目は日本と変わりないレベルの美容院であるにも関わらず。

このあたりは物価の中でも人件費の安さを感じるところ。

残念なことに美容師の腕はいまいちだったし、
1年住んでもお気に入りの美容師が見つからず、
以前住んでいたマレーシアのように
いつも同じ人に切ってもらうことはなかった。


交通費も安さが際立つ項目。

外国人移住者や旅行者がもっとも恩恵を受けるであろうタクシーは、
初乗りが40ペソ、100円程度。

世界トップクラスに安い。

他にマニラ市内を走る鉄道、MRTやLRTは
15ペソから30ペソ。

ただし、スリが多い上に電車も汚く、
外国人が利用するには治安面で不安を感じる乗り物。

続いてバスはエアコンがない車体なら12ペソ、
エアコン付きの車体で20ペソ程度から。

ジプニーは7ペソから。

バスもジプニーもあまり安全とはいえず、
フィリピン人でもバスで強盗に襲われ、
ネックレスを引きちぎられて
持って行かれた女性から話を聞いた。

犯人は銃を持っている可能性があるため、
周囲も見ているだけで助けてはくれないらしい。

安全面を考えると、
外国人が移動に使うのは、やはりタクシーが妥当な選択だろう。


フィリピンの医療費を見てみると、
実際にマカティメディカルという病院に
二回お世話になった。



保険がないので、全額自費診療。

1回目は胃腸炎で、
2回目は何かにあたって皮膚が炎症を起こして赤くなっていた。

1回目は点滴と薬をもらって6500円ほど、
2回目は薬のみで7300円ほどだった。

どちらも数日で良くなったし、
マカティメディカルには日本語ができる女医さんもいて、
建物も現代的できれいで安心だった。

ただし、ここは完全に外国人や現地の富裕層向けの病院のため、
ローカルな病院はかなり劣悪な環境の場合もあるらしい。


Rustan'sのようなスーパーに行くと、
サンミゲルライトが35ペソ、
1.5リットルのミネラルウォーターが32ペソ、
バナナがキロ55ペソ、
リンゴがキロ115ペソ、
レタスが75ペソとなっている。

ちなみに、フィリピンのコンビニは
セブンイレブンとミニストップが多く、
ファミリーマートがやや高級路線で追い上げている。



家賃については住む部屋次第なので何とも言えない。

マニラならスタジオタイプ(1DKと1Kの中間)からあるので、
部屋の広さによって当然金額は変わる。

エリアや築年数によっても差が出る。

極端な話、月3万円程度の部屋もある。

ただし、外国人が住む場所として
快適さ以前にセキュリティに問題ないかが疑問。

マニラでは大卒の初任給が11000ペソ、3万円弱とされる。

当然安い物件は存在するが、
何もしなくても目立つ外国人が
ローカル感満載の家に住んで大丈夫かとなると、
とても勧めることはできない。

家賃は安全を買うためのコストでもあるので、
そこは節約しすぎない方がいいだろう。

ある程度の安全性を確保したコンドミニアムだと、
月2万5千ペソ、6万円程度からだろう。

地価の高いグローバルシティの場合、
スタジオタイプで10万円以上する部屋も。


ということで、
家賃を安めにすることができれば
フィリピンで月の生活費10万円以下の節約暮らしも営める。

やはり割合的には家賃が大きいので、
ここを小さくまとめてしまうのが肝。

しかも1年契約なので、
毎月の差は小さくても年間に直せばそれなりの額になる。



家賃を安くして、
食費もローカルレストランを織り交ぜたりすれば
フィリピン移住によって生活費は安くできる。

逆に私のような生活をしていれば、
特に激安で暮らせるわけではないものの、
日本で同程度の暮らしをするよりも相当コストは下がる。



たとえば、私が住んでいるコンドミニアムには
プールや事務、ビリヤード台、ダーツ、卓球台まで完備され、
24時間体制で警備員が常駐している。




こうした部屋に住むとなれば、
東京なら3倍や4倍では済まないかもしれない。


外食にしても、
日本の半分ちょっとの金額で済むので
外国人向けレストランでも安い。

節約したいのなら100円程度でローカルレストランもあるし、
マニラの中でも選択肢はある。


マカティやフォートボニファシオのような
外国人居住エリアは高めのレストランが多く、
それ以外はフィリピン人向けの店が中心。

そのため、予算に合わせて住むエリアを決めれば
無理のない暮らしをすることができる。



ただし、生活費は決して高くないが、
最初はちょっとまとまった資金が必要。

というのも、フィリピンの住宅は1年分の家賃を
まとめて前払いするのが基本なため。

フィリピン国内に銀行口座を持っていて
小切手を切れるのであれば別だが、
移住当初に持っていなければ一括払いを求められる。


そうなると、
家賃12ヶ月分なのでそれなりの金額になる。

この点に注意して資金計画を立てておかないと、
フィリピンに移住してきて早々に困惑することになる。

ちなみに、フィリピンの銀行口座開設のルールとして、
現地在住者しか対象にならない。

これから住み始める段階では
住所証明がないので原則として口座は開設不可。

実際のルールの適用はかなりいい加減だが、
最近は厳格化されている方向にある。

私も住み始めてからBDO銀行と
HSBCフィリピンの口座を開いたため、
セブで暮らし始める時は小切手で家賃を毎月払いにした。


さらに言うと、
私はPLDTという会社のネット回線を使っているが、
こちらも1年分一括払いだった。

生活費が安いとは言え、
最初の1ヶ月だけ出費が多かったので、
その部分には予算を出せるようにしておかないと
困ったことになってしまいかねない。


そして、フィリピンの場合には賃貸・売買あわせて
不動産業者がかなりあやしいというか、
評判が悪いところも何社かある。

全体の数もそれほど多くない、
というか有力なところは限られているので、
かなりの割合で問題を抱えていることになる。

顧客に直接被害が及ぶかどうかはともかく、
部屋選びの前に業者選びは注意しておいた方がいいところ。


いくら生活費が安くてのんびりした南国に来ても、
訳の分からない業者にわずらわされたのでは迷惑なので。

最初は下見もなしでフィリピンに移住してきたので、
私としても情報不足だった


結果、部屋を借りて数カ月後に
信頼できる会社がたまたま見つかったのだが、後の祭り・・・。

こんなことも起こっているので、
日本人向けの業者だからといって信頼出来ないし、
比較的老舗なら安心というわけでもない。

それがマニラという街だったりもする。



別に悪いところだけをクローズアップするつもりもないし、
総合的に言えば住みやすい街だと感じている。

フィリピンは永住権の申請すらしているぐらいなので。


ただ、プラスの側面ばかりではないし、
特に不動産業者選びについては慎重にしておきたい部分。

実際に住んでみた経験から、そう感じている。


セブの場合

アヤラセンターの中庭
マカティに住んだ後、セブでもコンドミニアムに住んでみた。

その際の生活費についても、
ここで概算額を記しておこうと思う。

同じフィリピンでも、当然ながらエリアによってコストは変わる。

マニラ内でもグローバルシティにある
フォートボニファシオは最新のエリアで、
レストランもマカティの5割増し程度。


セブは場所によって差が大きいが、
ここでは日本人移住者にも人気のセブ・シティ中心部の
アヤラセンター近くを基準に見ていくことにする。

実際、私が移住したのもこのエリアなので。

セブ移住にあたってはマクタンの南部の物件も見てきた。

ムーベンピックホテルの居住棟の物件は、
海が眼下に見える眺望は素晴らしかったが、
ホテル内のレストランぐらいしかないのが玉にキズだった。

利便性に少々難がある。

以下の写真はムーベンピックホテルのプールで、
居住棟に住んだ場合には自由に使える。

結局セブシティに住むことにしたのだが、
この辺りのコンドミニアムは、
中心部近くなら1ベッドルーム、
日本で言うところの1LDKで8万円程度から。

少し離れたところになれば、もっと安い物件もある。

逆に高額物件も多数あるため、
家賃は住む場所によって大きく変わってくる。

マカティよりは若干安い印象。

セブシティからマクタン島に行く途中に通る
マンダウエというエリアがあるが、
ここにも外国人の移住者がそれなりに住んでいる。

空港から近いのと、家賃が安いのがメリットだが、
街並みのローカル感は加速し、
タクシーで通る時にバラックも少なからず見かける。


マニラよりも人件費は安く、
マッサージは1時間450円程度から。

これはタイのバンコクやチェンマイよりも安い。

タクシーの初乗り料金はマニラと同じだが、
ドライバーがメーターを使わずに提示してくる価格は
セブの方が安い感じがしている。

そもそもメーターを使わないドライバーが少ない。


食費はローカルの惣菜屋というか、
道端で売っているようなものなら100円から250円程度。

シシグやレチョン、カレカレあたりが代表的なところで、
スイーツとしてはハロハロがフィリピンを代表する。

傾向としては味付けが濃く、塩分は摂り過ぎになりそう。

フィリピンの人はとにかく米を食べるので、
味の濃いおかずを少々と大量の米という組み合わせ。

健康には良くないし、
中年になると下腹部がぽっこりした人が多い。


アヤラセンターのレストランなら
外国人でも安心して食事ができるが、
こちらは安めの店でドリンク代別で600円程度から。


アヤラセンターのsocial
スイートルームのサンミゲルとケバブ
ハロハロ

セブは意外にイタリアンのレベルが高めで、
マカティよりも美味しい店が多いような印象を持っている。

海外のパスタはふにゃふにゃしていることも多いが、
しっかりアルデンテの状態で出してくれる店が多い。

TavolataやHanduraw Pizza Gorordoは
間違いのない料理を提供してくれる。

これは個人的な感想なので、
たまたまなのか、実際にそうなのか確信はないが。


電気代や水道代、ネット代はマニラと比べて
大きく変わることはない模様。

一般的な日本人がセブに移住した場合であれば、
月に15万円程度の生活費は見ておいた方がいいだろう。

これは外国人向けのコンドミニアムに住み、
外食中心で暮らすことを考えた場合。

半分以下で生活することも可能なので、
そこら辺は住み方次第。


トータルで考えると、
セブの方がマカティより1割〜2割程度、
生活費が安いのではないかと思う。



秘密の話

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

そこで無料で学べる場を作ったので、
詳しくは以下の案内をどうぞ。

メールアドレス

よく読まれている記事

1位:パワハラ・リストラからの人生逆転

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:お茶会・食事会のお知らせ















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ