Le Petit Souffleから帰ってきて、
コンドミニアムのエレベーターに乗ろうとしたら、
誰も乗っていない。
周りには誰もいないし、
話し声が聞こえたはずなのに。
てっきりエレベーターに先客がいるのかと思ったら、
そうではなかった。
エレベーターにのって1階ボタンを押した後、
再び声が聞こえてきた。
怪談のような話か?心霊現象か?
どうもそんな怪奇現象ではなく、
ただ単にどうやら受付とつながっている
非常用の音声のスイッチが
ONのままになっているらしい。
鼻歌が聞こえてくる(苦笑)。
こちらの声も向こうに聞こえるはずなので
指摘すべきかどうか迷っていたら、
「ブツッ」と音がして音声は切れた。
フィリピン人自由過ぎる・・・。
ちなみにフィリピン人が仕事中に歌っていることは珍しくなく、
コンビニでも歌いながら仕事をしている店員は多いし、
工事をしながら歌っていることもある。
日本人の労働観とは根本的に違うというのが
それを見ているだけでも分かる。
特殊な一部の人だけがそういうわけではなく、
かなり色々な場所で見かける風景なので。
フィリピンで店舗ビジネスをしようとしたら、
このへんで悩まされることは多いのだと思う。
仕事中に鼻歌というのは
さすがに日本人の感覚としてはまずいし、
しかもお客の前でもその調子なので。
ただ、それが許容されてる社会であることを考えると、
変に制限を付けるとフィリピン人の労働意欲が下がりかねない。
それで勤務態度が悪くなったり、
辞めてしまっても問題になる。
店舗型のビジネスはやはり大変だと思う。
日本人経営の店でもサービスレベルが微妙なのは、
こうした背景を考えれば致し方ないような・・・。
マニラでもグロリエッタ等の店頭で
カラオケを熱唱している店員を見かける。
仕事をさぼって歌っているわけではなく、
あくまで仕事の一環として。
特に歌唱力があるわけではなかったりもするので、
わざわざ店員に歌わせなくても
音楽をかければよさそうな気もするが、
このあたりはフィリピンらしさなのだろう。
とは言え、セブのローカルな道端の店頭ならともかく、
グロリエッタのようなショッピングモールでまで
店員が熱唱しているのは不思議な光景。
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