海外在住者にとってマイナンバーは悪夢の制度?


マイナンバーは日本居住者にのみ発行されるため、
日本人でも海外在住者には付与されない。

つまり、外国暮らしをしていると
マイナンバーがない状態になる。

これ自体は特に問題なさそうに見える。

しかし、そうとも言えない部分も。


たとえば、銀行の口座開設。

元々日本の銀行は原則として
日本居住者のみを対象にしている。

みずほ銀行等では海外在住者向けの無利息口座があるが、
海外に住んでいると口座開設が不可なのが大原則。

ただし、今まではこのルールは有名無実で、
パスポートや運転免許のような身分証明書があれば
特にチェックを受けることなく口座が開けた。

しかし、マイナンバーの提出を求められると、
海外在住者は本格的に締め出される。


この件は元々のルールが厳格に運用されるようになっただけで、
新しく規制がされたわけではないので、まだいい。

問題は新しい規制まで生まれていること。

海外送金がそれにあたり、
日本の銀行から他国の銀行への送金には
マイナンバーが求められるようになった。

2018年1月1日までは時限的な措置として
これまで使っていた送金方法については
マイナンバーなしでの送金が可能とされているが、
それ以降は不可。


つまり、海外在住者としては、
2017年の大晦日までは
すでに口座がある銀行や申し込み済みの送金サービスは
継続して利用することが可能。

2018年に切り替わった途端、
それらの方法すら使えなくなる。


2017年であっても、
新しく海外送金サービスに申し込むには
マイナンバーがないと受け付けてもらえない。

これは厳しい。


では、2018年以降はハンドキャリーで
いちいち日本から持ち出すことになるのか?

あるいはビットコインのような仮想通貨で
国際送金をすることになるのか?

こういった悩ましい問題が頭を悩ませる。


海外在住者がマイナンバーを取るには

国籍が日本であっても、
日本のどこかの地方自治体に住民票がなければ
マイナンバーは付与されない。

通常、海外在住者は住民票を抜いているはずだが、
移転の手続きをして住民票を入れれば
マイナンバーをもらうことができる。

ただし、移転の実態がない場合、
これはこれで手続きの公正さという意味で問題があるように思う。

役所で問題ないと言われたという話も聞くが、
少なくとも日本に戻ったという実態がない以上、
不正とまでは言わないにしても
正しい手続きなのかは疑問が残る。


また、マイナンバーが導入される3年ほど前に
移住仲間が日本から車を輸入するための書類作りのため、
一時的に住民票を日本に戻したことがある。

手続き終了後、
すぐに住民票を抜こうとしたら却下されたらしい。

住民票を日本に戻した日に
再び海外在住者に戻る手続きは不可と宣告され、
いつならいいのかと尋ねたら
具体的な期間は回答されなかったとのこと。

彼は翌日に再び市役所に行ったら
問題なく受理されたと言っていた。


海外在住者がマイナンバーを取得する場合、
もう少し長い期間が必要という話もある。

大体半月ぐらいは
住民票を残して置かなければいけないとか、
マイナンバーカードは受取に3ヶ月かかる上に
本人限定で受け取れるとか。

つまり、一時的に日本に住民票を戻す行為が
手続きとして公正かどうかはともかくとして、
他国で働いていて半月も休むのが難しいなら
マイナンバーはもらえないことに。

そうすると、送金ができないといった問題も出てくる。


納税者番号を採用している国は多く、
アメリカの社会保障番号(SSN)、
イギリスの国民保険番号(NINO)、
中国の公民身分番号等がある。

別に日本だけが規制が厳しいわけではないが、
なんだか海外在住者にとっては窮屈な話。


日本大使館や領事館に行けば話が終わるわけでもなく、
自分の国なのにどんどん不便になっている印象を受けてしまう。

ただでさえ、日本は街中のwifi環境等が
ガラパゴス化しているのを一時帰国のたびに感じる。

自分の国に安心より面倒くささを感じさせる制度というのは
どうしたものなのだろう。


マイナンバーと銀行・クレジットカードの現実

既存の銀行口座にマイナンバーを紐付けないと
口座が凍結されるリスクがあるのでは?

そんな疑問は海外在住者に限らず、
日本居住者でもあるのではないかと思う。

これについては、
銀行員に質問したところ
特別な条件がない限り不要と言われたという情報がある。

たとえば高額の海外送金をするような場合には
マイナンバーによる紐づけが必要でも、
それ以外の場合は口座を今ままでのままにしておいていいと。


また、クレジットカードを新規で発行して貰う場合、
申し込みにマイナンバーが必要かという問題もある。

これについては、
先日新しくクレジットカードを申し込んだ友人曰く、
マイナンバーを記入する欄はなかったし、
問題なく審査にも通ったとのこと。

このあたりも徐々に変化していくのか、
このままでいくのか分からないが、
海外在住者にとって注意が必要な制度なのは間違いないだろう。



本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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