アメリカの食事についてニューヨーク移住者が語るジャンクな現実

ホットドッグ
※以下はニューヨーク在住の鈴本さんからの投稿

ニューヨークでの食事はですね、よく日本でもテレビとかで、アメリカ人の食事といえば貧困層の場合を中心に、健康的ではないという話がたまに取り上げられると思うんですけれども、本当に日本人が思い描いている通りに、健康と程遠いジャンクフードがメインです。

私は今、アメリカの大学に通っているんですが、カフェテリア(食堂)で3食食事を摂っているんですね。

まだ、ニューヨークの私の大学は良い方で、一応健康的にサラダバーがあったり、野菜中心のものを置いてくれているので、まだ体に良い食材がある方なんですけれども、それでも、ハンバーガーだけを作っている場所があって、ハンバーガーの隣りにハムとか8枚、9枚ぐらい入れて作るサンドイッチのコーナーもあるんですね。

他のメインの所でも、ふんだんにチーズとか油を使った料理が並んでいて、見るからに油が浮いている。

これが基本的にアメリカで食べられている食事ですね。

日本ではよく生魚を食べたり、魚を塩焼きで食べるすごくあっさりなものが多いんですけれども、そういう調理をされたものは、まずほとんどないです。

ニューヨークでは肉に関してもすごく脂身が多いですし、その脂身が多いところにさらに大量な油で焼いていたりもしてますね。

前に、実際調理しているところを少し見てたんですけれども、アメリカの料理ってほとんどが多くの砂糖が使われているんですね。

すごい量の砂糖を入れるんです、普通の料理にでも。

肉とかのメインの食事の上に、あまりにも砂糖を摂っていたらきついなと思って、健康のことを考えてベジタリアン用のごはんを一時食べていたんですけれども、それをアメリカの人に言わせると、肉とか魚を使っていない分、もっと砂糖と色々な化学調味料を使っているという話を聞きました。

なので、野菜が多く使われているから健康的な食事というのも、アメリカでは決して言い切れないものです。

本当にオーガニックとか体に良い野菜とかを食べようと思うと、ニューヨークではすごく値段が高いんですね。

貧困層はもちろん、中流層でも日常的に買うのは厳しいです。

スーパーに行っても、値段が倍ぐらい違うので、そう思うと安い野菜っていうのは、腐りにくいために農薬がたくさん使われていることになります。

ですので、決して健康的で体に良いとは言えないですね。

アメリカでは防腐剤もたくさん使われています。

実際に、食事に関しては、大きなスーパーに行くと、安い食べ物ももちろん売っているんですね。

冷凍食品とかも意外と安いんですけれども、基本的に基準は体に悪い食べ物ほど安くて、体に良い健康な食べ物ほど高いです。

よくアメリカは肥満大国と言われるんですけれども、貧困層ほど肥満な人が多いんです。

金持ち層、上流階級になればなるほど、意外と痩せている人が多いんです。

贅沢な暮らしが出来るにもかかわらず。

でも、それはやっぱり、それだけ野菜とか良い物にお金をかけられるから、体型を維持できる。

でも、貧困層は少ないお金でごはんを食べなくちゃいけないので、健康とか無視してどうしてもジャンクフードとか、安い食べ物になるんですね。

大量に肉とかが使われたホットドッグがニューヨークでは1ドル、2ドルで売っているので、やっぱりそういうものを食べないと生きていけない。

なので、アメリカで健康的な生活をしようと思ったらお金が必要ですし、もし大学のカフェテリアで食事を摂ろうと思うのであれば、よっぽど気を付けてコントロールしないと、すごく砂糖とか油が使われたものばかりの食事になります。

だからといって、サラダばかり食べていても絶対に栄養的にも足りないので、アメリカの食事に関しては、外国人にとって難しい課題ではないかと思いますね。


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