セブのアヤラセンターから徒歩3分のところに住み、通ってみた

スポンサーリンク

セブシティで借りたコンドミニアムは、アヤラセンターから歩いて2分から3分くらいの距離にあり、ほとんど毎日のように食事に通っていた。

セブは世界的なリゾート地ということもあって、高級な店からローカルなところまで含めて様々な店があるが、もともと私は車酔いが嫌なのと、セブシティ内は渋滞していることが多いので、タクシーに乗って移動するのは好きではない。

そのため徒歩圏内で食事に行くことが多かったが、アヤラセンターはまさに絶好の場所だった。

何しろこのショッピングモール内に無数のレストランが入っているわけなので、毎日通っても飽きることがない。

朝食だけは自宅でマンゴーを切って食べたりしていたが、昼と夜は基本的に外なので、平均すると1日のうち1食から2食の間くらいはアヤラセンターで食べていたことになる。

フードコートやファーストフードなどを除けば、おそらくここに入っているレストランの7割ぐらいにはすでに行っていると思う。

マニラに住んでいる時もグリーンベルトの近くに住んでいたが、そちらに比べるとアヤラセンターの方が入っているレストランの価格帯が圧倒的に安く、半額ぐらいの印象がある。

もっともグリーンベルトもかなりピンキリで、ウェンディーズのようなファーストフードもあったので、そういったところを除いてある程度本格的なレストランに限定した場合だが、グリーンベルトはディナーであれば一人当たり3〜4000円かかる印象。

いっぽうで、アヤラセンターの場合は千円から2千円以内で大抵は収まる。

一部グリーンベルトとかぶっている店もあり、たとえばギリシャ料理のCYMAなどはアヤラセンターの中では高級店という位置づけにはなるが、それ以外の多くの店はかなり安価に美味しいものを食べられる印象がある。

アヤラセンターの場合、レストラン以外にもショッピングで利用する人も老いが、私自身はあまり買い物をするのが好きではなかったので頻繁に使ったわけではないが、一度日本に一時帰国をするためジャケットがないとかなり肌寒くなることが予想されたので、いろいろとアヤラセンターの中の店を見て回ったりもした。

ZARAのメンズとかH&Mのようなファストファッションも入っているし、独自の店も色々とあるので、こういったところを回ってみるのもなかなか面白い。

セブの他のショッピングモールに比べると、やはりきれいな店が多いので安心して買い物ができる。

また、BDO銀行をはじめとしていくつかの銀行も入っているので、ATMや通帳の記帳も行うことができたり、スパも入っているので旅の疲れをいやしたり、スコールが来た時に避難する先としてもアヤラセンターは重宝する。

せっかくなのでここに入っているレストランをいくつか紹介しておこうかと思う。


スポンサーリンク

ラテゴラ(LATEGOLA)



LATEGOLAはアヤラセンターの地上階にあり、スターバックスや本屋の近くにある。

イタリアンの店で金額はリーズナブルだが、本格的なピザやパスタを食べることができ、私としてもお気に入りの店の一つとなっている。

特にパスタに関しては日本以外の国で食べると麺がふにゃふにゃとしていてアルデンテとは程遠かったりして、日本人の海外移住者仲間と話していると、かなり鬼門という扱いになることも多いのだが、LATEGOLAに関しては比較的美味しいパスタを食べることができる。

また、肉料理もおいしく、鶏肉や牛肉をハムやチーズと一緒にトマトで煮込んだものとか、オリーブオイル系のリゾットなどもなかなかレベルが高かった。

なお4階のザ・テラスというエリアにある、IDEA ITALIAはここと同系列の店。

雰囲気はLATEGOLAの方がいいのだが、IDEA ITALIAの場合、Wi-Fiに繋がりやすいので、ネットに繋いで仕事をしたいときにはそちらの方が重宝する。

なお、この店で唯一はずれだったのはブルーベリーチーズケーキで、これについてはIDEA ITALIAも同じことが言える。


IDEA ITALIA(イデア・イタリア)


リーズナブルな価格のイタリアンの店。

なぜか写真映えしないメニューが多いが(笑)、
味は美味しい。

鶏肉料理が特にお勧め。


TONKATSU


こちらは店名の通りとんかつ専門店で、どうやら日本人がオーナーらしい。

この「TONKATSU」という店はグリーンベルトにも入っていて、時期によってはレベルが高く、また行ったタイミングによっては味が酷かったりといまいち安定感がなかったが、セブのアヤラセンターの方が安定した味を保っているように感じる。

普通のとんかつ以外にも味噌カツやカツカレーといったバリエーションもある。

特に味噌カツを海外で食べられる機会はなかなかないので、そこはうれしいところ。

アヤラセンターの場合、美味しい和食レストランがほとんどなく、来々軒やトーキョートーキョー、レッドキモノのような現地のフィリピン人向けに誤魔化して作っているようなものしか他には見当たらず、おいしいコメを食べたいという時は「TONKATSU」に行っていた。

もちろんアヤラセンターから出れば、セブでもおいしい和食を食べることはできるのだが、わざわざタクシーで移動したり、ある程度の距離を歩きたくない時は、迷わずここを選んでいる。


ギリシャ料理CYMA

グリーンベルトでも何度か行っていた店だったが、アヤラセンターでも人と会う時を含め時々訪れているのがこのCYMA。

私が知る限り、セブでギリシャ料理を食べられるのはここぐらいで、食のバリエーションの幅を広げてくれるという意味でも重宝している。

特にアジアのエスニックな料理はマレーシアに住んでいるときに嫌というほど、というよりも実際に嫌になったのだが、それだけたくさん食べたのでタイ料理やベトナム料理の店は滅多に行くことがない。

そうなってくるとかなり食べられるものが限られてくるが、このCYMAはギリシャ料理ということでイタリアンともかなり共通する部分はあるものの、チーズを使った料理などはかなり独特なものがある。

ちなみにこの店はさきほどの「TONKATSU」のすぐそばにある。

アヤラセンターの地上階に入っている店。


UCCカフェ


こちらはその名の通り上島コーヒーのUCCで、特に日本風の店内の内装というわけではないが、店に入ると「いらっしゃいませ」と日本語で出迎えてくれる。

一応日本を意識したメニューもあって、たとえば抹茶パフェなどもあるのだが、なぜか必ず抹茶アイスが品切れになっていて他のアイスで代用している。

そうすると抹茶の要素がどこにもなくなり、ただのあんこが入っているパフェになってしまって、いまいち何のことかよくわからなくなってしまうのが玉にきず。

他にもシーフードカレーやハンバーグカレーなどもあるが、ドンピシャの日本の味付けというわけではなく、かと言って本格的なインド系というわけでもなくて、海外のカレーとしてはかなり食べやすいが、海外在住者が日本のカレーを食べたいと思った時のニーズにこたえてくれるものではない。

どちらかというと、あまりにもローカルな雰囲気の食べ物は苦手だが、ちょっとエスニックなものに挑戦してみたいという旅行者にオススメ。

カレー以外にもクラブハウスサンドイッチとか、食べやすいメニューはいろいろとあるので、ここも頻繁に利用している店。

こちらも独自のWi-Fiを提供しているので、特に人が少ない時間帯だとさくさくと仕事をすることができる。

投資仲間と会う時にも頻繁に利用していた。


ザ・ソーシャル(The Social)


4階のルーフトップになっているところにある雰囲気のいいレストラン兼バー。

昼夜を問わず欧米人が集まりビールを飲んでいるが、食事のレベルもそれなりに高い。

ただしピザだけは微妙なので、他の店で食べることをお勧めする。

私が食べた時がたまたま外れだったのかもしれないが、生焼けのような状態で出てきて、味も悪いし、お腹を壊すのではないかという不安にも駆られた。

またデザートが比較的充実しているのだが、どういうわけか普段は4種類くらいあるケーキが一種類しかなかったこともあり、そこら辺の運用はよくわからない。

しかしながら店内は広々としていて、内装もセブの中ではかなり凝っており、居心地のいいスペースという意味ではアヤラセンターの中でもトップ3に入る。


ブリーク(BRIQUE)


こちらはザ・ソーシャルの隣にあるイタリアンで、どちらかというと日本人や外国人よりもフィリピン人向けにアレンジされている印象がある。

店内は常ににぎわっていて、ザ・ソーシャルやイデアイタリアのような同じく4階にある店よりも空席率は常に低く、時には待たないと中に入れないこともある。

量は少なめなので軽めに食べたい時にも役に立つ店。

フィリピン人の知人と話していた時には、アヤラセンターにあるこのBRIQUEが一番好きだと言っていた。


アイスキャッスル(ice castle)のハロハロ

セブでナンバーワンと称えられることもあるアイスキャッスルのハロハロだが、実際に食べてみると確かにこの街の中では美味しい部類には入るが、店内も何だか貧相だし、味も特別秀でている感じはしなかった。

良い点といえば、空いていることが多いのでのんびりと食べられること。

そして味も特別感はなかったものの、それなりに美味しく、他にもパフェやサンデーなどのメニューもあって、涼みたいときにはちょうどいいメニューがそろっている。

逆に言うと、他のレストランで食事をして十分に体が冷えた後だと、冷たいメニューばかりなのであまり向いていない。

たとえばセブの他の場所を観光して汗をかいているとか、スコールにふられて時間をつぶしたいという時であれば、アイスキャッスルでハロハロを食べるのはセブらしい時間の過ごし方だと思う。


Casa Verde(カサヴェルデ)


ハンバーガーやポークリブ、アイスケーキが有名な店。

12時前に行かないと
店の前で待たずに入れないほどに人気。

肉料理は日によって冷めたものが出てくることもあるが、
アイスケーキは失敗がない。



暑いセブでは貴重な店。


MAITRE CHOCOLATIER(ショコラティエ)

こちらはチョコレート専門店で、ケーキ類が充実しているだけではなく、料理のメニューにもビターチョコレートやホワイトチョコレートなどを練りこんでいる。

パンプキンスープは隠し味どころか完全に甘かったし、小さな器で出てくるがそれでちょうどいい量だった。

というのも、かなり甘さが強いので通常のパンプキンスープぐらいの量が出てくると、もうその段階で飽きてしまうだろうから。

パスタについてもとても甘いものが出てきたが、これらの料理を食べた後でさらにチョコレートケーキを食べようとはとても思えなかった。

個人的には料理を食べるよりも、MAITRE CHOCOLATIERではスイーツを頼んでおくのが妥当だと思って利用している。

ケーキ類は濃厚で、セブの中でもレベルが高い。


ザ・ファッジ(THE FUDGE)


THE FUDGEも基本的にはスイーツがメインのお店で、それ以外にも料理を出しているものの、メニューを見る限りフィリピン人向けのもので、一度も料理についてはオーダーしたことがない。

ここに来るときはもっぱらケーキを食べに来ているのだが、セブナビサクラ(咲楽)というフィリピンのフリーペーパーでも、スイーツランキングでここが1位にランクインしていた。

そのときのメニューは熱々のチョコレートムースを中に閉じ込めたケーキの上にバニラアイスクリームが乗っているもので、このメニューも確かに絶品だった。

個人的に癖になっているのは、キットカットのちりばめられたケーキで中がクリーム状になっており、さらに底の部分はあまじょっぱいビスケットとなっていて、全体が調和している。

かなり甘みが強いのだが、癖になる味で、しばらくするとまた食べに行きたくなるのがこの「ザ・ファッジ」のケーキ。

こちらはイデアイタリアの向かいにあって、4階に位置している。


Persian Palete


セブのアヤラセンターでは珍しい
ペルシャ料理の店。

たまには普段と違うものを食べたい時に重宝する。

ただし、頻繁に行きたいというほどの味ではない。

Casa Verdeと同じフロアで、
すぐ近くに位置している。


Canvas


オーストラリアやニュージーランド料理を出すのが
このCanvas。

フィリピンの洋食といえば
イタリアンとスペイン料理が突出しているが、
珍しいオーストラリア料理の店となっている。




スイートルーム


肉料理を中心にした店。

ワインも充実している。

ルーフトップの中にあり、
こじんまりとした落ち着いた店内は居心地がいい。


鉄板焼きのミスムクノ(Mismukuno)


マジンガーZやガンダム等のイラストが
壁にデカデカと描かれた鉄板焼きの店。

味は良くも悪くも、いたって平凡。




MOON CAFE


メキシコ料理の店で、カクテルも美味しい。

個人的には食事に行くよりも、
カクテルが飲みたい時にアヤラセンターの中で
使うことがある店。

店内はかなりにぎやか。


アヤラセンターはカジュアルなモール

一通り見てきたが、アヤラセンターの場合、セブの中でも高級ショッピングモールという位置づけにはなるものの、それはただ単に対抗馬になるようなモールがうす暗かったり、見る影もなく貧相だったりするだけで、特別ここのレストランや入っている店舗が高級というわけではない。

どちらかというとカジュアルな金額で楽しむことができるので、本格的に贅沢気分を味わいたいときには、高級ホテルを利用する方が妥当。

たとえば宿泊をしていなくても食事だけはホテルのレストランにするとか、そういったことをした方が非日常感を味わえる。

もっと気楽に安めで済ませたい時に役に立つのがアヤラセンターなので、そこら辺の使い分けを上手にできるとセブでの滞在をより楽しむことができるだろう。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



よく読まれている記事