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次の海外移住先として南米を候補から外した理由


サンパウロ
ブラジルやアルゼンチンを中心に、
南米への海外移住も検討はしてみた。

これまではマレーシアとフィリピンで暮らし、
3ヶ月後には台湾で1年暮らす予定になっている。

最初の2カ国は東南アジア、
次の台湾は東アジアだが、
そろそろ他のエリアの可能性も探ってみたいと思い、
視察のために世界一周の旅をしてみたりもした。


その結果として、
北米ではビザの条件もゆるいカナダが候補になり、
ヨーロッパではチェコ、ハンガリー、ポーランド、
クロアチア、ポルトガル等の複数の候補を見つけられた。

カナダはモントリオールやトロント、オタワ、バンクーバー等の
主要都市を周りながら横断し、
それぞれの街の様子も見てきた。

ポルトガルもリスボン、ナザレ、コインブラ、ポルト等を
国を縦断しながら視察した。

その他の国も気になる街を周ってきたが、
南米で移住先の有力な候補になっている国がない。

ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、チリ・・・。

今後も海外生活を続ける予定だが、
どこも住もうとは思っていないのが実情。

実は以前にブラジルの大使館に
ビザについて質問のメールを送ったこともある。

返信は来なかったが。

ただ、これもビザの条件を明らかにしたかっただけで、
実際に住む可能性が低いことは当時も認識していたし、
様々な国を知った今となってはなおさら。


ついでに言えば、
中米のメキシコ等も候補に入ってはいない。

その理由はいくつかある。



南米は危険な場所が多すぎる

ブエノス・アイレス
やはり南米の問題点としては、
治安が悪いということが第一に挙げられる。

もちろんウルグアイやチリのように
比較的安全な国もあれば、
ベネズエラのように治安の荒れている国もある。

それをひとまとめにして論じるのもあまり適切ではないが、
大まかな地域の概観として見た時に
荒んだ環境であることは否めない。

外国人が海外移住先として選ぶには、
南米はなかなかハードルが高い。

犯罪発生率が高い都市を見ても、
上位に南米の街がいくつも入っている。

たとえば、メキシコのCitizens' Council for Public Securityによる
治安が悪い都市ランキングの上位50のうち、
なんと42が中南米の都市という結果に。

上位の街だけ見てみるとしても、
1位:ロスカボス、メキシコ
2位:カラカス、ベネズエラ
3位:アカプルコ、メキシコ
4位:ナタール、ブラジル
5位:ティフアナ、メキシコ
6位:ラパス、メキシコ
7位:フォルタレザ、ブラジル
8位:シウダービクトリア、メキシコ
9位:シウダーグアヤナ、ベネズエラ
10位:ベレン、ブラジル

メキシコの街が目立つものの、
ブラジルから3都市、
ベネズエラから2都市が選出されている。

もちろん南米に移住するにしても、
カラカスやナタールに住むわけではないが、
国内にこれだけ危険なエリアを抱えた国で
安心して暮らせるかは疑問。

東南アジアと比べても、
やはり安心して暮らせる環境ではないし、
わざわざ犯罪に巻き込まれかねない国、
まして命を落としかねない国に住みたいとは思わない。



日本やアジアとの距離

飛行機の翼
日本への一時帰国の頻度はまちまちで、
3年以上戻らなかったこともあれば、
年に2回足を運んだこともある。

それほど頻繁に日本へ行く用事もないが、
何か用があった時に南米だと遠いのは事実。

マニラからロンドンまでの14時間ですら遠いのに、
片道24時間ほどかけて東京まで行く気になれない。

バンコクのようにくつろげる街へ行くにも、
より長い時間をかけることになる。


こうなると、移住してからの生活範囲が限られる。

ボリビアのウユニ塩湖やペルーのマチュピチュのように
見てみたい場所はあるにしても、
旅行にはいずれ飽きる。

そうなった時、
南米から行きやすいのはせいぜい北中米ぐらいで、
個人的にはあまり魅力を感じないエリア。

アジアは遠く、
ヨーロッパもそれなりに距離がある。

この環境は息が詰まりそう。



物価面でのメリットの薄さ

シェラスコ
ブラジルやアルゼンチンに注目すると、
特別物価が安いわけでもない。

治安が悪くて危険な上、
特に生活費が大きく下がるわけではないというのも
メリットがどこに存在するのか理解しがたい。

次に住む予定の台湾と比較しても、
特にブラジルの方が物価が安いわけでもなく、
治安は明らかに悪い。

台湾だと台北だけは家賃が高いが、
それ以外の街は家賃も食費も高くない。

そうした場所の方が
住環境として適していると思わざるをえない。



ただし、南米にはメリットも

これまでフィリピンで永住権を取ったり、
マレーシアでもリタイアメントビザを取得したりしてきた。

これは将来の安心のためという側面が多分にある。

どちらも実際に住んだ国だが、
ビザを取れたのは次の国へ移住する直前だったり、
一度生活を終えた後だったりするので。


仮に日本が東京の地震等で大きなダメージを受け、
住む場所として魅力を感じなくなった時に
住める場所を確保しておくのがビザの目的。

そうなると、地政学的に性質が違う場所の方が好ましく、
比較的距離が近いフィリピンよりも
南米の方が日本と地政学リスクを共有していない。

そういった意味で考えると、
パラグアイで永住権を取り、
その後セドラという身分証明を取ることによって
南米各国に住める。

つまり、パラグアイのセドラさえあれば、
ブラジルもアルゼンチンもペルーも住める。

地球儀を見れば、
南米は日本の反対側にある。

地政学リスクの上でも切り離された場所に避難先を確保でき、
かつ南米という広大なフィールドが対象となる。

これはフィリピンやマレーシアにはないメリット。

とは言え、ここまで見てきたとおり、
いざという時ならともかく、
平時に南米に住みたいとは思っていない。


現状として、台湾の台中で1年暮らした後、
また海外のどこかで生活する予定でいる。

しかし、どこに移住するのか、
具体的には決まっていない。

1年の猶予はあるわけなので、
その間に考えるつもり。


もしかすると、台湾生活を終えてから
もう1度世界一周の旅に出て、
その後でタイの5年のビザを取得できる
タイランドイージーアクセスを購入するかもしれない。

そうなると、世界一周後はとりあえずバンコク暮らしが
とうとうスタートすることになる。

そして、世界を周る中で南米も旅行として巡りたいと思っているが、
やはり1年後も移住先としてはなしかと。

向こう数年で劇的に治安が改善するとも思えないし、
まして地理上の位置が変動したら世界的な大問題。

こうしたデメリットがぬぐえない以上、
あえて選択する意味を見いだせずにいる。


本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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