約1300万人が住むマニラ地区には
数多くの大型ショッピングモールがある。
その反面、郊外になると買い物に困るエリアも。
大型ショッピングモールとはいかなくても、
10から数十の店が入る商業物件があれば
劇的に利便性が向上するエリアがフィリピンにはまだまだある。
人口が急激に伸びている新興国なので、
住宅が増えているエリアでも
レストランや買い物をするところが
十分に整備されていなかったりするのだ。
何しろ一家庭の平均の子供の数が7人近い国。
人口の増え方が並大抵ではない。
どうしてもひずみが生じてしまう。
そのため、フィリピンでの商業物件投資にも注目している。
友人のファルコンがすでに複数で投資した物件を
今回は一緒に視察させてもらった。
マニラ・マカティから南へ1時間程の場所に、
その商業物件はあった。
約1年前に投資をしてから、
すでに建物は完成に近づいている。
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すでに入居しているテナントも。
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プレビルドのコンドミニアム等に比べると
完成までの時間が短い上、
賃貸付けも素早く行われている。
この点は資金効率の点から考えて好材料。
完成前にして、ほとんどテナントが埋まったらしい。
少し行けばロビンソンという
大型ショッピングモールがあるにも関わらず、
この商業物件には入居者が集まっている。
しかも、銀行等の長期契約をしてくれるテナントも入り、
長期的に安定した収益を期待できる。
家賃は年々上がっていくことも契約に織り込み済み。
好材料が出揃っている。
さらに、今後の開発を予定しているエリアも見てきた。
![](https://ijuusya.com/th_IMG_7051.jpg)
現在はモトクロス場として使われているため
地面がデコボコになっているが、
ここを平地にして商業物件を建てることに。
この案件は熱い。
近くの立地も見てきたのだが、
ライバルとなる店が住宅に対して少ない。
もしこのエリアに住んでいたら、
もっと多くの店ができることを望むだろう。
決して交通が便利な国ではないのだし、
近場に店があれば優先的に使いたくなるのは当然のこと。
しかも、ここには大きなメリットがある。
というのも、約10店舗ほどのテナントが入る商業物件を、
フィリピンでは3,000万円程度で作れてしまう。
土地代は含まないが、それでも圧倒的にコストが安い。
実際に建物を見ると出来は悪くないのだが、
人件費が安いためにこうしたことが可能となる。
ファルコンの話では、彼が投資した物件については
年に15%以上の利回りを想定しているといっていた。
しかも、20年の継続を見越しているという。
数字を見ていると、
あながち甘い目測ではないことが分かる。
元々、このファルコンは数字に強い理論派。
徹底的に調べあげて不動産投資をするタイプ。
そんな彼が投資しただけのことはある。
マニラ中心部にも投資チャンスはあるが、
郊外もまた熱いことが今回の視察で明らかに。
やはり実態の伴う経済成長をしている国には
多くのチャンスが眠っている。
このフィリピンにひそむチャンスを
住んでいる利も活かして見極めていかなくては。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
![](https://ijuusya.com/wp-content/uploads/m12_142017.jpg)
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