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トルコは意外な輸出品で世界第2位の座を築いていた


トルコという国についてイメージするのは、ヨーロッパ各国にトルコ人が住んでいることや、北米やヨーロッパの各都市にケバブやファラフェルといったトルコ料理が根付いているということ。



現地の食事より比較的安価で食べることができるので、ファーストフードに近い位置づけとなっている。

その一方で、ヨーロッパの中でトルコ人の評判が悪いという話もしばしば耳にするところ。

旅行者として嫌われている相手として、トルコ人とロシア人が挙げられているということも聞くし、ヨーロッパの中においては、この2国以外にあまり目立った声は聞かない。

トルコ人の場合、数が多いのと、もともとヨーロッパなのか、アジアなのかよくわからない地理的要素と文化を持っているので、摩擦が起こりやすいのもある意味で当然のこと。

そういった意味で言うと、あまり好まれていないのではないかという印象もあったが、実を言うと、テレビドラマの輸出においては、トルコが世界の中でも第2位の座を占める。

アメリカやインドは映画の輸出産業に熱心なイメージがあるが、トルコを思い浮かべる日本人はなかなかいないだろう。

もっとも、これはあくまでもテレビドラマの話であって、映画はまた別。

とは言っても、これはかな意外な結果ではないかと思う。

そして、このテレビドラマは、主にソープオペラと呼ばれているもので、日本で言うと、昼ドラのようなイメージだという。

どうしてもトルコで作られたドラマというのが、世界基準というか、アメリカを中心とした価値観の国と、相容れるものであるということが想像できないが、実を言うと、インドの映画も興行数自体は多いことを考えれば、似たような感じなのかもしれない。

さらに言うと、他国から見た印象というのも、トルコとインドというのは、かなり似通ったものがある。

以前にどこかの書店でちらっと見た眞鍋かおりさんの本に、トルコを歩いている時は一時も気を抜けないぐらいにとにかく声をかけられたという話も出ていたが、確かに友人達の体験としても、トルコというのは非常に雑然としていて、かなり落ち着かないという話を聞く。

最近はそういったところに行きたいという気持ちもどんどんなくなってきているので、今のところトルコには行っていないが、最近東欧に興味をそそられているし、近々ポーランドとルーマニア、ブルガリアの3ヶ国にも行くので、いずれその足でトルコに行くこともあるのではないかと思う。


ドラマ以外でも世界トップクラスの実績が

WTO(世界貿易機関)の発表によると、トルコを訪れる観光客の人数が世界で6位になっている。

このインバウンドの旅行者数は年々増えているということで、日本は世界で27位なので、はるかにトルコの方が上ということになる。

ちなみに、1位はフランスで、2位はアメリカという結果。

もちろんトルコの場合は陸続きでヨーロッパや中東と繋がっているので、日本と比べるとそこから人が来やすいということがあるが、それにしても世界6位という順位なので、相当高い順位であることは間違いない。


なお、トルコの輸出品目で大きな割合を占めているものとしては、貴金属、自動車および部品、一般機械がトップ3。

輸出相手としては、ドイツ、イラク、イランの順となっている。

逆に輸入品目としては、鉱物性燃料、一般機械、鉄鋼が多く、相手としてはロシア、ドイツ、中国の順になっている。

輸出額と輸入額を比較すると、輸出額の1570億ドルに対し、輸入額が2380億ドルと貿易赤字の状態。

国内の状況を見ても、失業率が10%を超え、政治的にも不安定な部分が否めない。



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執筆者、伊田武蔵
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