ポーランドの古都の一つ、ブロツワフにやってきたので、どのくらいの時間が観光に必要であるかを計ってみることにした。
到着した日は、午後6時前に着いてから、ホテルの住所の表示が間違っていたため、探すのに手間取り、町を見て周ることはできなかったので、翌日になってから一通りの観光をすることにした。
と言っても、決して大きな町ではないので、明らかに丸一日もかからないことは、事前に予測できていた。
ブロツワフは水の都とも表現され、中心部は辺りを川で囲まれている。
そして、ブロツワフ観光はまず、市内中心部である旧市街の広場からスタートすることにした。
町の象徴になっているのは中央市場広場で、おとぎの世界のような建物が並んでいる。
とても可愛らしい場所。
ここら辺は常時祭りのような出店が出ていて、ビールやソーセージ、チョコレートや飴細工等を買うことができる。
さらにちょっとしたビーチを思わせるような砂場があって、そこにデッキチェアが敷かれているので、座るというよりは寝るようにして、寛ぐこともできるようになっている。
ブロツワフの観光スポットとしては他に、パプティスマのヨハネ大聖堂や、ドゥニコフスキ大通り、ガルニゾン教会等がある。
さすがに東欧の町だけあって、ブロツワフにも教会が多く、かなり見応えもあった。
他にヤシとマウゴシャの家という独特な建物もある。
ヤトキ通りという通りは、決して華やかではないし、つい通り過ぎてしまいそうなものの、たまたまその前にあるレストランで食事をしていたら、妙に団体客が次々に入っていくのが目に入った。
しかも小学生の遠足のような集団もあれば、大学生ぐらいの団体もいて、みんな一心不乱にヤトキ通りに入って行く。
気になったので、食事の後でヤトキ通りにいってみると、ヤギや七面鳥等が銅像として飾られていたり、伝統工芸が売られていたり、ガラス細工の店があったりと、ちょっとした小路ながらも観光客の気を引く場所になっていた。
他にも、聖女マグダラノマリア教会とか、ラツワヴィツェの展望美術館といったものもある。
このラツワヴィツェの展望美術館は、筒状の絵を中からぐるっと一周回って鑑賞できる一風変わったものとなっている。
赤い建物が特徴的なオソリネウム図書館や、北部の川沿いにはブロツワフ大学もある。
金曜の館、映画でも頻繁に登場するというブロツワフ中央駅、そして町の至るところで見かけるブロツワフドワーフと呼ばれる小さな小人の銅像も見逃せない。
オストルブツムスキというエリアは、ブロツワフの中でも歴史がある地区なので、ここら辺も見ておきたいところ。
Slodowa島、トゥムスキ島、Grunwaldzki橋のように、川を渡る時にも見所となっている場所がある。
それ以外にも、郊外を含めれば植物園や動物園があったり、100周年記念ホールがあったりもするが、こういったところまでは、足をのばさなかった。
観光にかかった時間
それでは実際に、ブロツワフの観光に要した時間はどれくらいかというと、だいたい3時間弱だった。私の場合は、特に急ぐ予定もなかったので、ブロツワフで6泊をすることにし、ホテルで仕事をしたり、Stary KlasztorやMarynka Piwo i Aperitivoのようなバーでビールを飲んだり、のんびりする時間が長かった。
また、川沿いの道が、ウォーキングコースになっていたので、そういったところを歩いたりもしていた。
今回行った3時間弱というのは、あくまでも主要観光地を巡るための時間であって、のんびりと過ごすのであれば、もっと長い時間を過ごしてもブロツワフは飽きない町。
ただし、個人的にブロツワフは、ポーランドの中でも歩くのにいまいち道が整備されていない上、空気もきれいではなかった。
そういった意味で言うと、それほどウォーキングに向いている町という印象は持たなかったので、その点については一応断っておく。
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