セブ島で借りたコンドミニアムはアヤラモールの近くにあるが、そこから徒歩圏内の和食レストランを求めていた。
セブポットやナビセブというフリーペーパーによると、Fカバハグストリート(F. Cabahug St)を北東に進んでいくと、いくつかの店があることが判明した。
最初に出てくるのが琴という店で、さらにそこを進んでいくと、キャッスルピークホテルがあり、その先の右手に、夢屋と若松という二つの店が同じ建物の中に入っている。
この建物はコの字型になっているのだが、反対のサイドには和食ストアという日本の食材店が入っていて、例えば納豆が1パック37ペソで売られていた。
この納豆はどうやら冷凍されている模様。
和食ストアのコンセプトは、コンビニのような雰囲気を目指しているということだったが、どういうわけなのか、マレーシアやフィリピンの多くの和食食材店というのは、非常に薄暗く、地方の町の廃れた雑貨屋という印象を受けることが多い。
そういったことへのカウンターカルチャー的な意味合いを込めたのが和食ストアという店なのかと思っていたが、店内に入ってまず気付いたのは、狭いということと、品揃えがかなり限られていることだった。
一般的な和食食材店と比べると、敷地面積が半分ぐらいしかない印象。
しかもセブ島の場合、例えばアヤラモールの中に入っているメトロというスーパーであったり、あるいはその隣にあるルスタンというスーパでも、それなりに日本の調味料やお菓子等がそろっていたりするので、個人的には納豆が売られている以外には、あまり使い道がなさそうだった。
和食ストアを後にしてから、焼肉屋の若松か、和食レストランである夢屋のどちらに行くか考えたが、当初の目的通り夢屋に入ることにした。
ちなみにこの焼肉屋の若松は、昼であれば500ペソ弱、夜であれば600ペソ弱で食べ放題になるらしい。
夢屋へ
夢屋は、近くにある琴という店と比べると、だいぶ価格帯が上がり、居酒屋のんきよりも少々割高な印象。例えばすき焼き定食が、470ペソぐらい。
メニューはかなり豊富で、一般的な和食レストランといった感じで、寿司から蕎麦、天丼、かつ丼、鉄板焼き等、一通りそろえている。
メニューを見ていたら、最後の方に納豆とオクラとすりおろした山芋のトロトロ蕎麦があったので、これを食べたくなって、トロトロ蕎麦とニラレバ炒めを頼むことにした。
味も美味しかったし、夢屋はセブ島在住の日本人としては、なかなか魅力的な店だと感じた。
ただし、ここの1つの問題は、店内の喫煙が可能なので、煙たいということ。
私は早めに夕食を取りにいったので、まだ他のお客さんが少なかったため、そこまで喫煙している人は多くなかったが、これが混んでくる時間帯になると、かなり居心地が悪くなることが予想される。
どうやら二階席もあるようなので、禁煙席も用意されている可能性もあるが、今回は特に確認しなかったので、そこら辺については何とも言えない。
このFカバハグストリートには、さらに先まで進んでいくとラーメン亀吉や、悟空という和食レストランもあるらしいが、これらの店については行ったことがないので、何とも言えない。
悟空に関しては、バニラッドタウンセンターの中に入っている方の店舗には何度か行っているが、こちらの店は中途半端に自宅から距離が空いてしまっているので、なかなか訪れる機会がなさそう。
それと、Fカバハグストリートの中には、琴と夢屋の間ぐらいに、さくらデンタルクリニックという歯医者があった。
日本人の歯科医師も常駐しているということなので、セブに住んでいる間に、何か歯の問題があったら、ここに行ってみようかと思う。
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