他の店に比べると安価で、なおかつ肉やレタス、オニオンや玉ねぎ、トマト等の野菜が入っているし、ファラフェルの場合であれば、そこに豆をすり潰したものも入っていて、栄養のバランスもいい。
ファーストフード感覚で食べられる上、マクドナルドやバーガーキングよりもずっとヘルシーなので、重宝していた。
フィリピンにおいては、ドナーケバブがシャワルマと呼ばれている店もあれば、なぜかそれぞれ別メニューとして出されていることもある。
一応シャワルマは英語圏での名称で、ドナーケバブと同一のものだと思うが、そこら辺の扱いがフィリピンでどうなっているのかはいまいちよく理解できない。
とりあえずこれまで2ヶ所でシャワルマを食べてきたが、セブ島においてはあまりレベルが高いとは言えない。
本格的なシャワルマの見分け方
分かりやすい特長としては、マヨネーズを使っているのか、ヨーグルトソースを使っているのかが、本格的かどうかの1つの目安にはなる。例えばルーマニアで食べたドナーケバブはマヨネーズを使っていたが、ブダペストに1ヶ月滞在している中で10回以上は食べたドナーケバブの中に、マヨネーズが使われているものは1つもなく、全てヨーグルトソースだった。
ドナーケバブにおけるマヨネーズは、ヨーグルトソースの代用品で、コストを安く抑えたい思いが見え隠れする。
当然ながら、マヨネーズとヨーグルトソースで同じ味になるわけもなく、そこはある意味の手抜きと言えるが、残念ながらセブ島 で食べたシャワルマは、2つともマヨネーズを使っていた。
さらに言うと、片方の店はアルミホイルではなく紙に包んであるのだが、ラップの部分が油に浸された状態で破れやすくなっていたり、ラップの長さが足りなくてうまく巻けておらず、食べているとどんどん型崩れしてきて、中身が飛び出してくる粗末なものだった。
金額的に言うと、フィリピンのシャワルマも、ハンガリーのドナーケバブも、ほとんど変わりはない。
フィリピンでは300円ほどで、ハンガリーでは400円ほどだが、大きさが違うので、その部分を考慮して基準をそろえるのであれば、フィリピンもハンガリーも同じ量に対する価格はほぼ同じなうえ、質のことを考えると明らかにフィリピンは劣っている。
ヨーロッパはトルコと地理的に近接しており、トルコ人が住み付いてトルコ人街を作ったり、ケバブ屋をやっていたりすることがよくある。
それに対して、フィリピンにおいてトルコ人を見かけることはほぼなく、当然ながら本場の味が伝わってくるには、環境的にかなり厳しい。
トルコからは12時間〜13時間飛行機に乗らなければセブ島まで来れないわけで、そうなってくると本格的なシャワルマを食べようという発想にそもそも無理があった。
やはりセブ島での食事は、和食やイタリアンを中心にしていくのが、とりあえず無難なところだと今の段階では感じている。
マクタン島まで足を伸ばせば、ラプラプにThe Oriental Spice GourmetやGiuseppe Pizzeria & Sicilian Roast、Scape Skydeckもあるし、セブのロングステイをしている間、食事には困らないだろう。
探せば美味しいトルコ料理を食べられる店もあるかもしれないが、アヤラセンターにはそれらしい店も見当たらないし、その周りにも今のところ心当たりがない。
ケバブはまたヨーロッパに行った時にでも食べればいいので、それ以外でそこそこのレベルの店を開拓していくのが、直近の課題となっている。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
電子書籍のプレゼントページへ